概要
毎回やり方忘れるので自分用メモ。
ラズパイにケーブルでキーボードやモニタと繋げて使うことができるけど、結構かさばるし面倒。
自分のPCからリモート接続(SSH接続/VNC接続)する方法について記載する。
動作環境
Raspberry Pi 3 Model B+
MacOS Mojave
ネットワーク設定
まずはラズパイのネットワークを接続するPCと同じルータに接続して、同じプライベートネットワーク内にする。
確認
とりあえずpingで疎通確認
$ ping raspberrypi.local
出力結果
PING raspberrypi.local (192.168.2.103): 56 data bytes
64 bytes from 192.168.2.103: icmp_seq=0 ttl=64 time=2.206 ms
64 bytes from 192.168.2.103: icmp_seq=1 ttl=64 time=3.783 ms
64 bytes from 192.168.2.103: icmp_seq=2 ttl=64 time=2.889 ms
...
OK。
SSH接続
ラズパイのターミナルだけ使いたい場合はこちらを使用。
事前準備
(初回のみ)
ラズパイの初期設定はSSH接続が無効になっているため有効にする。
左上のメニューアイコン > 設定 > Raspberry Piの設置 > インターフェース に設定画面がある。
接続する
ラズパイの初期設定において
ユーザー名は pi
ホスト名は raspberrypi
そのため以下のコマンドで接続することができる。
$ ssh pi@raspberrypi.local
IPアドレスを指定して接続することも可能。
$ ssh pi@xxx.xxx.xxx.xxx
IPアドレスが分からない場合、$ arp -a
のコマンド打った中にあるリストのどれかなので、全部↑に当てはめて接続できるか試してみる。
パスワードを求められるので、入力すれば接続は完了。
ユーザー名がraspberrypiになっていることを確認する。
pi@raspberrypi:~ $
VNC接続
VNC(Virtual Network Computing)。
ラズパイのOSの画面(GUI)も使いたい場合はこちらを使用する。
事前準備
(初回のみ)
ラズパイ側でVNCサーバーのソフトをインストールする。
今回はtightvncserverを利用。やり方はググると出てくるはず。
mac側では システム環境設定 > 共有 > 画面共有 にチェックをつけ、有効にする。
また、 アクセスを許可:全てのユーザ に設定を変更する。
接続する
ラズパイ側で
$ tightvncserver
のコマンドでVNCサーバーを立ち上げる。
ラズパイ起動時にtightvncserverが立ち上がるように設定することも可能らしい。やったことないけど。
mac側ではVNCクライアントソフトはデフォルトで入っている。
macのFinderを起動してメニューから 移動 > サーバーへ接続
サーバアドレスの欄に
vnc://raspberrypi.local:5901
またはIPアドレスを用いて
vnc://xxx.xxx.xxx.xxx:5901
を入力。
パスワードを求められるので、入力すれば接続は完了。
ラズパイの画面が表示される。
とりあえず本題はここまで。
余談
電源はコンピュータからでも問題ないので、PCとラズパイつなぐ電源用のUSBケーブルさえ持っておけば、あとはSSH接続&VNC接続してラズパイの画面を開くことができる。
今回はLANケーブルが家にあったので、ルータとラズパイを繋いでネットワークに繋げた。
Wifi設定は初回のみしてしまえば次からは無線で繋げられる。
LANケーブルがない場合でも、microSDをPCにさすことができれば直接設定を書き込む方法はあるっぽい。
Raspberry Piの無線LANをmicroSDで設定する - Qiita
Raspberry Pi3(ラズパイ3)をキーボードなし/LANケーブルなしで初期設定する - Qiita
以下はワイヤレス(Bluetooth)キーボードつなげる場合のメモ。
- キーボードの電源ON
- Fnキー+Bluetooth(*)キー を押下
- ラズパイ画面右上の Bluetoothアイコン > Add Device > 該当のデバイスを選択 > Pair
おしまい。