Snapdragon X Eliteを搭載したLenovo Yoga Slim 7x Gen 9にDocker Desktopをインストールしてみました。他のSnapdragon X Eliteを搭載したCopilot+ PCでも大きな違いはないかと思います。
インストール
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現時点ではDocker DesktopのWindows版を普通にダウンロードするとx64版がダウンロードされてしまいます。
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リリースノート(Docker Desktop release notes)のページ(https://docs.docker.com/desktop/release-notes/ )からWindows ARM Beta版のDocker Desktopのインストーラー(
Docker Desktop Installer.exe
)をダウンロードします。
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ダウンロードの際、「ダウンロードできませんでした - ウイルス スキャンに失敗しました」と表示される場合、「マカフィーが提供するウェブアドバイザー」をアンインストールする。マカフィー(McAfee)はアンインストールしていても、(ライセンス費用不要な)ウェブアドバイザーが残っている場合があるので、アンインストールしておく。
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ダウンロードできたのを確認して、インストーラーを起動する。インストールが完了すると、Windowsの再起動を要求されるので、再起動するようにする。
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Windowsの再起動後、Docker Desktopが自動起動する。起動時に、「クラスが登録されていません」(Wsl/CallMsi/Install/REGDB_E_CLASSNOTREG)が表示されて、Docker Desktopが起動できない場合(WSL update failed)、Windows 11 on ARMにWSL2をインストールを参考にして、WSL2をインストールした後、(Windowsの再起動後)Docker Desktopが問題なく起動することを確認する。
動作確認
- コマンドプロンプトから
docker run -d -p 8080:80 docker/welcome-to-docker
を実行し、ブラウザ上で http://localhost:8080/ にアクセスし、Congraturations! 画面が表示されることを確認する。