すでにフリーランスでお仕事している方も、これからフリーランスになろうとする方も
お仕事の探し方で参考になればいいなと思い、書いてみました。
「フリーランス」という職業にはいくつかのタイプがあると思います。
そのタイプによってお仕事の探し方も変わってくるかと思うので、
そのタイプごとにお仕事の探し方を並べてみます。
元の会社から仕事を貰うタイプ
フリーランスの入門編で一番多いタイプ。前の会社の同僚から仕事を貰ったり、昔の取引先からお仕事を貰ったりする。
これが一番楽ですよ。マジでw
だって、自分で取引先を探さなくて良いから、開発系やデザイン系は作業に専念できます。
ただ、これだけだと一つの会社に依存したりして、それって「フリーランス」って言えるの?
と言う疑問が付きまといます。
SESの派遣企業に登録して仕事をするタイプ
今までの職務経験や実績をPRして、人材派遣会社から派遣(SES)として仕事をするタイプ。
SIerのサラリーマン生活が長かった人にはオススメ。Web系のエンジニアは辛いかもw
大手だたL社とかが良くバナー広告で目にします。(あれって「フリーランス 案件」って検索してしまうと、GoogleAdsに付きまとわれるゾ!)
週五日の月〜金で客先常駐の案件がほとんど。フリーランスと言うより将来が保証されない有期派遣労働者だよ!
ただ、その常駐先の正社員と違うことは、残業があっても「私はお金で動く」な人材なので、残業をしなくても帰して貰えたりする。残業をさせればさせるほど常駐先は派遣会社にお金を払わないといけないからね。
あと、作業費(お金)が入金されるのが、月末締め翌々月10日払いという、仕事をした月の末日から70日後という鬼の入金タイムラグ地獄があるから要注意!!
クラウドソーシングで仕事を受注するタイプ
今、話題のクラウドソーシング。有名どころだとC社とかL社とかがありますね。
仕事は沢山掲載されていますが、応募しても契約まで辿り着けるのは、超氷河期時代の四流文系大学の新卒採用並なので、修羅の道です。
「クラウドソーシングだから安くできる」みたいな間違った認識が世間に広がっているので、作業単価が1ヶ月あたり30万円を切るのは当たり前の世界。数多く効率よくこなせる人なら良いのですが、一つのことにじっくり取り組みたい人は、頑張っても生活苦に陥ります。
見ず知らずの取引先を自己責任で切り開かないといけないので、取引条件や契約書は慎重に!
勉強会やユーザグループで仕事を貰うタイプ
目立ちたがり屋や芸人になれるなら、勉強会やユーザグループに参加して、LTをバシバシやって目立って「LT芸人」になると、不思議と仕事が舞い込むらしい。
同じ興味を持っているエンジニアが集まるので、同じ分野の業種やお仕事に繋がりやすいのは確かだ。
まあ、そんなこと言っても、LT芸人やオタサーの姫以外のコミュ障や普通の野郎にとってはハードルが高い。懇親会になってもボッチ飲みになって、お仕事にはありつけることは無い。
ただ、野郎だらけのエンジニア系勉強会にいくと、チヤホヤされているオタサーの姫が見られるから要必見!
・・・もとい、孤独に仕事をしているフリーランスには、唯一同好の仲間と出会えるチャンスなので、勉強会やユーザグループのイベントには参加を推奨します。参加しただけで勉強した気分になれるしね!
業務委託という求人を見つける
意外と知られていないのが、「業務委託」という求人。実は探すとあるのです。
有名どころだとW社やM社ですね。求人サイトの。
就職活動と同じように苦労もありますが、完全に新規の取引先を見つけるには、営業開拓するよりはハードルが低いです。
ただ、求人を出している会社の一部にはヤバイ事情で求人を出している、ブラック求人もあるので、要注意。
フリーランスのはずが、ズルズルとその取引先の会社の社員になっていることも。
深入りはせず、いつでも逃げ出せるようにしておこう!
ひたすら営業をする
営業が得意な人しかオススメしません。
ハッキリ言って、時間がかかるし非効率的。
受託開発をしなくて、完全にオリジナル自社サービス(コンテンツ)勝負するタイプ
フリーランスというよりは、起業家に近いけど、自社サービスを持っていると、収入先の多様化が出来るのでオススメ。
受託開発や派遣をやるよりは、自社サービスを極めたいよね。
フリーランスというよりは、もう起業しちゃえYO!
フリーランスと自営業は紙一重なので、境界があいまいですが、自社サービスが軌道に乗れば最強!もう勝ち組だよおっかさん。
とりあえず「フリーランス」と言っても様々なタイプがあるので、自分の適性にあったタイプでお仕事探しのお役に立てれば嬉しいです。
自分は元の会社からお仕事貰っていたけど、気がつけば完全に見ず知らずの取引先を開拓していた感じ。
ただ、世の中善人ばかりではないので、怖い思いもしたことがあります。