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メルカリに初めてバグ報告してみた結果と報告の作法

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Last updated at Posted at 2026-04-27

はじめに

こんにちは。普段はITエンジニアとして働きつつ、プライベートではリセール(二次流通)の世界に長年身を置いています。
毎日メルカリを使っていると、稀に「あれ、これバグかな?」と思う挙動に遭遇することがあります。

先日、実際にメルカリへバグ報告を行いました。その際の体験を通じて感じた、「単なる不具合指摘」で終わらせないためのコツと、より良いサービス作りに協力するためのコミュニケーションについてまとめます。

1. なぜ「報告」が必要なのか

バグを見つけたとき、「面倒だから放置しよう」と思うかもしれません。また開発側が気づかないケースもあります。エンジニアとして、プラットフォームの不備は「機会損失」や「不満」に直結することも知っています。

ユーザー:使いにくい、売買の機会を逃す、不満が溜まる

運営側:不具合による離脱、CSへの問い合わせ増加

これらを防ぐため、エンジニアの端くれとして「建設的なフィードバック」を送ることにしました。

2. 実際に報告してみたプロセス

今回は、特定の操作フローで発生する表示上の不整合(レイアウト崩れ等)と閉じるボタン後の挙動の不備を見つけました。

調査したこと

エンジニアとしては、ただ「動かない」と言うのではなく、できるだけ絞り込みを行いました。

別の端末でも再現するか?

特定のOSバージョンやブラウザ固有のものか?

(Web版であれば)デベロッパーツールでエラーが出ていないか?

報告のルート

メルカリ内の「マイページ > お問い合わせ」から、該当するカテゴリーを選択して詳細を送りました。 問い合わせ先:https://help.jp.mercari.com/cases/

以下のような項目を記入する必要があります。※画像を添付するとより伝わりやすいかと思います。

[19048] 不具合が発生した

確認|ページの再読み込みは実施済みですか?ページの再読み込み(更新)を実施しても解決しませんでした: はい

確認|端末の再起動は実施済みですか?端末の再起動を実施しても解決しませんでした: はい

確認|アップデートは実施済みですか?アプリまたはWebブラウザ、OSのアップデートを実施しても解決しませんでした: はい

確認|特定の通信環境でのみ問題が発生しますか?・商品編集ページで「変更する」ボタンを押すと発生する。

発生日時2026/03/23

発生頻度毎回

ご利用端末のOSMacBook Air 2022, OS:14.6.1, ディスプレイサイズ:13.6インチ

ご利用の「ブラウザとバージョン」または「アプリのバージョン」Firefox148.0.2 (aarch64), Chromeバージョン 145.0.7632.160(公式ビルド) (arm64)

エラーメッセージや画面の状況画像を添付しましたのでご確認いただけますと幸いです。

お問い合わせ本文
【不具合報告】Web版の商品編集保存後の画面遷移不良

(ケースはそれぞれ分けた方がいいと思います。今回は画面遷移不良とCSS表示崩れで分けました。)

3. エンジニア・CSに喜ばれる「質の高い」報告の書き方

自分が開発者だったらどういう情報が欲しいか、という視点で構成するのがポイントです。
① 再現手順を明確に(Step-by-Step)

「〇〇」の画面を開く

「△△」ボタンをタップする

入力フォームに「××」と入力して決定する
このように箇条書きにすることで、検証担当者がすぐに再現を確認できます。

② 「期待値」と「実測値」を分ける

期待される挙動: 〇〇が保存され、元の画面に戻る

実際の挙動: 画面が真っ白になり、アプリが強制終了する

③ 環境情報を添える

「最新版です」ではなく、具体的な数値を書きましょう。

デバイス:iPhone 15 Pro

OS:iOS 17.x

アプリバージョン:vX.X.X

④ ビジュアル情報の活用

レイアウト崩れなどは、言葉で説明するよりスクリーンショット1枚の方が100倍伝わります。
02.png

4. 運営側とより良い関係を築くための「3つの心得」

その1:感情的にならない

不具合でイライラしていても、文面は淡々と。相手も人間です。攻撃的な言葉ではなく、事実を伝えることに徹します。

その2:感謝を添える

「いつも便利に使わせていただいています」という一言があるだけで、受け取り手の心理的ハードルは下がります。私たちは「敵」ではなく、サービスを良くするための「パートナー」であるというスタンスが大切です。

その3:見返りを求めない

「報告したからすぐに直せ」「お礼にポイントをくれ」といった期待は持たないようにしましょう。修正の優先順位は運営側が判断することです。

5. 報告してみた結果

報告後、CS担当の方から非常に丁寧な返信をいただきました。
詳細は伏せますが、「専門部署に共有し、今後の改善の参考にする」という旨の回答をいただき、自分の声が届いたという実感を得られました。

その後、実際にアップデートで修正を確認できたときは、自分のフィードバックがサービスの一部を変えたという小さな達成感がありました。

01.png

スクリーンショット 2026-04-27 14.00.08.png

バグ見つけ方

CSS編

Chrome→開発者ツール・検証→要素から該当の箇所を探す
02.png

通信関連

コンソールやネットワーク上でエラー(赤)警告が出ていないか、出ているとしたらどんなファイルかをちゃんと確認する。例えばTiktokやmeta関連は今回の件には関係ないので無視する。
03.png

まとめ

バグ報告は、ユーザーができる「最も直接的な貢献」のひとつです。
特にお世話になっているサービスであれば、不満をSNSで呟く前に、まずは開発者に届く形でフィードバックを送ってみるのも1つの手だと思いました。案外開発者側で見落とすことはありますし、それを見つけるのが上手いのもユーザー側だったりします。

この記事が、誰かの「初めてのバグ報告」のハードルを下げてより良い関係構築のきっかけになれば幸いです。

お知らせ

メルカリの拡張版を使ってフィードバックしてくれるユーザーを募集しています。
興味のある方は以下のフォームよりご連絡ください。
👉 メルプロ ベータ版応募フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdJgPjVqALnbF0-9tLFu_tevYIC6vF6pUNB3Y59SDGVVLebIg/viewform

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