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devsumi2019【15-C-1】OSS活動のやりがいとそれから得たもの - PostgreSQLコミュニティにて -(澤田 雅彦[NTT])

Last updated at Posted at 2019-02-15

デブサミ2019のメモです

澤田さん

  • NTTデータからNTT
  • PostgreSQL本体開発
  • 1週間PostgreSQL
  • NTTグループがユーザとなっている
  • OSSが当たり前に使われる、業務としてOSSのお仕事がある

PostgreSQL

  • オープンな開発体制
  • MLで意思決定(機能追加とかも)、githubとかじゃない
  • NTT OSSセンタとしては8名、うち1人はコミッター(100%PostgreSQLコミュニティ)

OSS活動って?

  • ミートアップ・カンファレンスへの登壇・参加
  • ドキュメント改善
  • バグ報告・修正
  • パッチレビュー・テスト
  • 新機能開発、など

澤田さんのお仕事、バグ修正・軽微な機能改善

  • 使っている上で困ったことをコミュニティで報告、同じような困っている人がいたりして追加されることが多い。

PostgreSQLのOSS活動は大きく分けて

  • 今の機能改善
  • 未来のユースケースに向けて

未来のユースケース

  • シャーディング(大規模データを複数ノードにデータを分散して性能向上を図る機能)をPostgreSQLの本体だけ(Build-in)でやってしまおう
  • 透過的暗号化を入れる、PCI-DSSなどに対応しやすく

OSS活動のやりがい

  • 自分の書いたコードがマージされるのが嬉しい
  • 海外の凄腕ハッカーたちに「+1」(いいね的なもの)されるのが嬉しい
  • 社外発表ができるのが嬉しい、準備段階で自分の知識の棚卸。エンジニアとしての対外的なアピールの機会
  • 製品の開発動向に詳しくなった、目利き力
  • 英語が少し上手になった

辛いこと

  • 英語でのコミュニケーション、まだまだわからないことが多い
  • 評価してもらう仕組み?ぜひ仕事して取り組んでもらいたい。パッチの件数?パッチサイズ?レビューは成果に入る?(深刻なレビューワ不足、パッチが溜まって埋もれる)
  • 会社・上司の理解が不可欠、欧米時間帯

OSS活動の勧め

  • 初心者向け(やったことない):ミートアップ参加、バグレポート、開発中の機能のテスト
  • 中級者向け(バグレポート送ったことある):バグ修正、開発中の機能のテスト
  • 上級者向け(がっつりコードを触りたい):新機能の開発、開発中の機能のレビュー

シフト

  • 独自(秘蔵)パッチ、眠っていませんか?長い目で見ると本体にマージしたほうが良い。
  • 秘伝pgbenchかを防げた。同プロジェクトにも他プロジェクトにもメリットあるし、秘伝になっていたら誰がメンテする?という話にになりそう。

Qita上にやり方書いてあるらしい

  • 見つからん

モチベーション

  • コミッターを目指すのが一つの目標(必ずしも目指す必要がない)
  • Postgresでは7〜8年活動している人がなることがある
  • 早い人で2〜3年、長い人で10年
  • コミッターになってからもいかに活動を継続できるか

感想

  • とりあえず大好きなSeleiumでプルリクを出してみる目標を立てる(今年の目標)
  • OSS活動を始める敷居を下げる、きっかけになりそうな発表。
  • 仕事でやれるの純粋にうらやまし。(仕事にしようよって話もあったな、、、)
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