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はじめに

tsuzuki(@melktzk)です。

タイトルのとおりですが、AWS Summit Japan 2026に久しぶりに現地参加をした結果、ものすごくモチベをいただけたのでどこかにこの想いをぶつけたいと思い、そのままの勢いで記事を書くことにしました。

特に刺さったのがAWS Builders’ Fair。生成AIやMRなどを使った遊び心あふれる体験型展示で、この記事ではそこを中心に紹介します。


正直、行く前はあまり乗り気じゃありませんでした。興味のあったGameDayは早々にいっぱいになって予約取れないし、今やセッションはオンラインで見ることができるようにしていただけているし、海浜幕張は若干遠いし、例年激混みなので居るだけで体力を使うし……

なので数年ぶりの参加ではあったものの、2日目の午後のみの参加としていました。結果としては、時間が足りず後悔する羽目に。

AWS Builders’ Fair がとにかく良かった

言いたいことはこれに尽きます。

もちろん、各セッションやその他ブースもどれも面白い内容ばかりで目移りするほどでしたが、この取り組みについて知れたことが今回の参加で一番の収穫でした。

AWS Builders’ Fair とは?

AWS Builders’ Fair
エンジニアがAI、IoT、サーバーレスなどを使って構築した革新的なAWSプロジェクトを紹介する、遊び心あふれるテクノロジーフェスティバル。
引用:イベントの見どころ

上記のとおり、最新の技術を使いながらも遊び心のある展示・体験エリアとなっています。説明対応いただいたエンジニアの方は、「自由研究みたいなもの」とおっしゃっており、言い得て妙だなと。それくらい、いろんな視点の様々なアプリ・アイディアであふれていて楽しいとともに、とても熱量を感じるエリアでした。

どこも人気で時間の都合上すべてはまわれなかったのですが、実際に体験できたものなどを少しだけご紹介します。

Physical Hands-on Blocks ~組んで守れ!AWSアーキテクチャ~

Physical Hands-on Blocks ~組んで守れ!AWSアーキテクチャ~のブース看板

ここでは、AWSのアーキテクチャをブロック単位で組み合わせながら、AIが適宜仕掛けてくる攻撃を防いでいき、最終的なスコアを競うという体験型の学習コンテンツとなっていました。

ユーザはMRヘッドギアを被って盤面を見ながら、AWSの各コンポーネントであるコマを移動させてアーキテクチャを作成していくのですが、このゲーム体験がとにかく素晴らしく、感動しました。

ブロックのコマと盤面、画面に映し出されたアーキテクチャ

うまく写真撮れてなくて申し訳ないですが、カメラで盤面(画像左下)をキャプチャすると、リアルタイムにMR画面に各コマのアーキテクチャが立体で浮かび、接続状況も動的に表現されます。AIからの攻撃(DDoS、SQLインジェクションなど)の際には、アドバイザAIの守り用ブロックの提案などが、音声とともに画面に立体的な説明として流れたりもします。コマの物理的な移動から画面への反映にも、ほとんどラグを感じませんでした。

ログからの推論部分は、専用に学習させた軽めのモデルを利用していたり、応答部分はBedrock経由でClaude Haikuを利用していたりと、とにかく処理を軽くするための工夫がされているようでした。

そして何より、楽しくアーキテクチャを学ぶことができるのが良かったです。

AI Agentでゲーム実況

AI Agentでゲーム実況のブース。サッカーゲームをAIがリアルタイムに実況

プレイしているゲームをリアルタイムに実況してくれるという体験です。ローカルに出力されるゲームに関するテキスト・ログを取得して、AIが状況を判断し、コメントをテキストで起こしてから音声読み上げさせる仕組みになっています。

画像認識を挟まずとも実現可能な方式とすることで、実況がユーザに届くまでの遅延を小さくするというものでした。
実際に、リアルタイムでログ取得・推論・音声変換などしているのに、ほとんどラグを感じませんでした。
構成もシンプルなようで、インスタンス上にゲームや推論実行させるためのロジックなどを配置しているようでした。

AIがテンション高めに実況してくれて楽しさを増幅するとともに、エンターテインメント分野へのAI活用の可能性を感じることができる体験でした。
また、"ログを実況して人間に伝える"という観点について、運用監視やオブザーバビリティの分野でも何か活用できそうなイメージを持ちました。

トップアスリートとの"差"を体感せよ

トップアスリートとの“差”を体感せよ のブース看板

こちらは直接体験したわけではなかったのですが、カメラで体の状態をリアルタイムにとりこみつつ、体幹や柔軟性、ジャンプ力などを計測できるというものでした。計測結果はAIにより採点されて、"トップアスリート"と比べてどのくらいの位置にいるかを教えてくれます。アーキテクチャはサーバーレスな構成で、Bedrock AgentCoreを利用したAIエージェントが稼働していました。

計測体験を支えるAWSアーキテクチャ図

この展示に限った話ではないのですが、とにかくアプリとしての完成度がとても高く、見ているだけでもとても楽しくて、わくわくさせてくれるような展示でした。

その他にもたくさん

他にも、AI採点の大喜利やAI相手に営業ロールプレイなどができる体験など、いくつもおもしろい展示がたくさんありました。近くにはAI採点するカラオケゾーンもあり、常に誰かしらが熱唱していたり……笑

また、AWS ExpoゾーンとしてはPhysical AIをテーマとしたハードウェアとAIが連携する実機を伴ったデモがいくつも展示されており見ごたえがありました。

Physical AI ~AIエージェントとロボットが自律的に協調する世界~のロボットアームのデモ

おわりに

今回、記事では触れませんでしたが、もともと目的としていたAIエージェントとオブザーバビリティに関連する新技術について、いろんなお話を直接聞けて多くの知見を得られて業務としての目的を果たしつつ、現地参加特有のメリットを実感することができました。説明ご対応いただいた各エンジニア・ご担当の方には、この場を借りて感謝を申し上げます。

特にBuilders’ Fairの展示は、AWSやAIを「説明として理解する」だけでなく、「触って、試して、遊びながら理解する」体験になっていたのが印象的でした。

最近、こういったイベントはオンラインでしか参加してないな、という方も次回は現地に行ってみてはいかがでしょうか。私のように、時間が取れず記事執筆が滞っていた方でも、「また記事を書いてみようかな」と思えるくらいの刺激は得られるかもしれません。

品切れもあったが目的の一つだったステッカーももらえた

いくつか品切れでしたが目的の一つであったステッカーももらえて満足

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