#基本的な事
httpのアクセスログを取るためにはmitmproxyやFiddlerなどのhttp proxyを使うのが一般的ですが、中にはproxyを検知してアクセスを拒否するものがあります.
そのようなサイトのアクセスログを取るためにはブラウザのデバッグツールを使うのが一番ラクですが、その情報は他に転用出来ません.
Chromeでは拡張機能(extension)でデバッグツールの拡張が可能です.デバッグツールでの拡張はプロクシを通さないので、サイトで弾かれる事は無いです.
#メリット
・プロクシを検知して弾かれる事がない
#デメリット
・デバッグツールを開く必要がある
・サイトごとの処理が出来ない
・chrome.devtools.*とchrome.runtime.*しかAPIを使えないので、background.jsにpostMessageをして処理をbackground.js内で処理する必要がある.
#ツリー構成
├── devtools.html
├── devtools.js
└── manifest.json
{ "name": "DevtoolTest",
"manifest_version": 2,
"version": "1",
"devtools_page": "devtools.html"
}
<html>
<head>
<script src="devtools.js"></script>
</head>
<body></body>
</html>
chrome.devtools.network.onRequestFinished.addListener(
function(request) {
chrome.devtools.inspectedWindow.eval( 'console.log("' + request.request.url + '")');
});
#ハマる事
・devtools.htmlが必要
・consoleに出力するためにはchrome.devtools.inspectedWindow.evalする必要がある.
・jsを更新した時は拡張機能をリロードし、デバッグウィンドウを閉じ、再び起動しないといけない
http://feiz.hateblo.jp/entry/2013/11/27/203704
http://qiita.com/torini/items/321d1744d77f023e80b5