設定後の見た目
背景の画像は、「ぼっち・ざ・ろっく!」の公式サイトから拝借しています。
環境
Arch Linux(カーネルバージョン:6.13.5.arch1-1)
SDDM 0.21.0-6
sddm-eucalyptus-drop 2.0.0-1
今回使うテーマ
eucalyptus-dropという名前のテーマです。「drop」という名前から連想できるように、eye candy(目の保養)を重視したテーマです。
環境構築
# pacman -S sddm
$ git clone https://aur.archlinux.org/sddm-eucalyptus-drop.git
$ cd sddm-eucalyptus-drop
$ makepkg -sirc
AURのビルドも一瞬で終わります。特に詰まるところはないと思います。
レポジトリを見れば分かるように、デフォルトでは、森林の画像が背景になっていて、画面左側に入力欄があり、色はシンプルな組み合わせになっています。きれいですね。
設定
テーマの変更は、ArchWikiを参照してください。
テーマ自体の設定は、/usr/share/sddm/theme/eucalyptus-drop/theme.conf
を書き換えることで行います。
背景画像をダウンロードしたら、画像を/usr/share/sddm/theme/eucalyptus-drop/Background
ディレクトリに移動します。その後、theme.conf
を編集して背景画像を変えます。
Background="Backgrounds/dcep12_pc.png"
パスワード等を入力する位置を左から右に変更して、虹夏ちゃんとぼっちちゃんが隠れないようにします。
FormPosition="right"
デザインには疎いので、以下のサイトを参考にして配色を決めていってみます。
テキストなどの色を変更します。
MainColour="#D980FF"
ボタンにカーソルを合わせたときなど、ハイライトされたときの色を変更します。
AccentColour="#B35794"
年月日の表示形式を変更します。
DateFormat="yyyy/M/d (ddd)"
以上で設定完了です。
おわりに
めちゃめちゃきれいなテーマなので、ぜひ試してみてください。