緒言
"SharePointリストはCopilot Studioのナレッジにならない"と聞いて悲しんでおりましたが、これまで既定の環境で山のようにため込んできたリストのデータをなんとか活用したく検証したら良い感じの結果が得られました。
最近はじめたコミュニティ(部活)の一発目のネタとして取り上げました。
概要
全体像
Listsのフォームを使っているがアドレスからデータソースがばれたくなかったらFormsを使った方が良いかも。
Listsの例
Listsのフォームの例
ポイント
ListsをPDFに変換するフロー
ごくシンプルにいったんOneDriveにHTMLファイルを作って、PDFに変換してドキュメントライブラリに保存する。非プレミアムでPDFに変換するアクションがOneDriveしかないので。。。
Copilot StudioのApp登録
前述のPDFが保存されたドキュメントライブラリをナレッジに指定して終わったと思ったらそうじゃありませんでした。。。Azureでやらないといけないことがありました。下図のようにGraph APIのアクセス許可を付与する必要あり。1
※ Copilot Studio側のSecurityのAuthenticationのScopeの設定も忘れずに・・・
結言
超お手軽に生成AIを使った問い合わせ管理システムが組めて他にもいろいろ応用できそうで満足しております。SharePointリストも救えた!
動作↓