まずはじめに(陳謝)
アドベントカレンダーの担当日を盛大に勘違いしておりました...!!!
「12月20日だから、余裕余裕!」と思っていたら、14日が担当日でした...
楽しみにしていた方、運営の方、本当にすみませんでした🙏
(次からはカレンダーに3回マーカー引きます)
記事の背景
なんと、弊社の社長(非ITバックグラウンド)がVibeCodingを始めました👏👏👏
先日社長から、下記のようなLINEが来ました
バイブコーディングしとって、議事録アプリを作り中で、どこかでのタイミングで簡単なレビューと今後の運用のアドバイスくれんかね!
うん、簡単なレビューで済むはずはない😇
記事の目的
「他の人がVibeCodingしたコードを修正することになった💧」
このような人は今後より一層増えてくると思います。
あなたが、他者のVibeCodingしたコードをリファクタすることになってしまった際に、
「観点チェックリスト」としてぜひご活用いただければ嬉しいです
これは社長ではありません。
議事録アプリとは
※このあとの工程でソースコードを読み込ませてAIに生成してもらった「議事録アプリ」の概要文です
会議議事録アシスタント(賃貸営業向け)
会議の議事録から課題・アクションを自動的に抽出し、追跡・管理するためのウェブアプリケーションです。
AI(OpenAI)を活用して、議事録テキストから会議の要点、課題、アクションアイテムを構造化して保存します。
機能概要
・議事録解析: 会議の議事録テキストからAIが自動的に要点を抽出
・課題管理: 会議から抽出された課題の優先度・ステータス管理
・アクション追跡: アクションアイテムの担当者割り当てと期限管理
・履歴管理: 過去の会議、課題、アクションの履歴を一元管理
・ダッシュボード: 重要な課題やアクションの一覧表示
・高度な分析: 過去の課題からロードマップ生成や自由質問機能
まずやったこと
ヒアリング
まずは社長に「想い」を聞いてみよう!
「議事録アプリ」をつくることにした理由は?
- 別事業(賃貸不動産)で、日々社員と対面/オンライン会議をするが、内容が「点」で終わってしまう
- 話した内容が「線」でつながるような「議事録アプリ」が必要と感じ自ら着手した
- 過去の会話や営業実績を踏まえて、瞬時にサマリや課題の解決策の提案してくれるようなツールが欲しいと思った
開発する上で困っている点は?
- ローカルではある程度、動くようになったけど、どうやってみんなに共有できるのか
- データはどう保存するのが適切か
- GitHubは必須なのか
現状のソースコードの把握
私の場合はVSCodeにClineを導入しています。
ゼロからリバースエンジニアリングしたいので、以下のようにClineにプロンプトを投げてみました。
このコードベースの概要とローカルで動かすためのステップを記載したREADMEを作成して
ローカル実行(CLI版)
まずは、ローカルで立ち上げてみる、話はそこからだ。
READMEに書いてあった通り、pip install と python app.py を実行!
意外と動きました
meeting-assistant % python3 app.py
==== 会議議事録 → 課題&アクション抽出ツール ====
会議の議事録テキストをそのまま貼り付けてください。
入力を終えたら、空行でEnterを押すと実行されます。
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今日の晩御飯は?おにぎり、おすし、カツ丼どれがいいか。結論、全部です。宿題は来週の献立の検討。
AIが議事録を解析中です...
以下の内容でCSVに保存しました。
meeting_id: 20251216-014908
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【会議サマリ】
日付: 2024-06-06
タイトル: 定例会議
要約: 本日の会議では夕食の選択肢としておにぎり、すし、カツ丼が挙がり、結論として全てを採用することとした。宿題については今後の検討課題とされた。
【課題一覧】
- (Medium) 宿題の検討 [未着手] / カテゴリ: その他
【アクション一覧】
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meetings.csv, issues.csv, actions.csv をExcelで開くと、年間の課題・アクションの蓄積が確認できます。
meeting-assistant %
ローカル実行(Webアプリケーション版)
どうやら先ほどのはCLI版だったようです
Webアプリケーション版を試したいので、READMEの更新を依頼します
あれ、GUIもあるはずだけど、それはどうやって立ち上げるの?
READMEに沿って、python3 web_app.py を実行します
またしても、ちゃんと起動しました!
次に、
「履歴に対してAIに聞く」機能を実際に動かしてみました!
営業の佐藤が抱える課題とアプローチは?
と、自然言語で質問を投げると・・・
どうやらちゃんと、AIが議事録解析と課題の解決に向けた具体的なアプローチを提案してくれました!!
AIからの回答(全文)
AiryHomeの課題一覧において、「営業の佐藤が抱える課題」という直接の記述はありません。しかし、営業全体の課題やチーム別の課題(鈴木チーム、初村チーム、伊藤チーム)が挙げられており、これらを踏まえ推測すると、佐藤さんの課題とアプローチの方向性は以下のように考えられます。
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### 佐藤営業の可能性が高い課題(推測)
- 高頻度で指摘されている「反響数不足」による営業機会損失およびアポイント獲得低迷
- 売上の大幅減少や売上低迷の課題
- SUUMOの締め付けによる反響数減少
- 申込後キャンセルの多発や申込後のグリップ不足
- 追客不足(鈴木チーム・伊藤チームでの指摘があるため、佐藤チームも似た傾向が懸念される)
- 繁忙期対策の不足
### 佐藤営業向けのアプローチ例
1. **反響数の増加に向けた対策強化**
- SUUMOや他の媒体対応策の見直し、代替広告チャネルの開拓
- 反響獲得に向けた物件掲載内容の改善(写真の質向上も含む)
2. **追客活動の強化**
- 追客メールのテンプレートやタイミングを効果的に設計し、反響からのアポイント取得率アップを目指す
- 追客工数管理や標準化、チーム内ノウハウ共有を促進する
3. **申込後のフォローアップ・来店率の向上**
- 申込後キャンセル率減少施策(顧客心理の把握、丁寧なコミュニケーション)
- 来店前のリマインドやフォロー仕組みの強化
4. **売上向上策の企画と実行**
- 各チームの成果分析をもとに効果的施策を企画し、繁忙期に向けた準備を推進
- チームメンバーのモチベーション維持・向上施策(組織課題にも関連)
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### ご提案
- 佐藤さんのチームの具体的な課題と現状の営業状況を詳細にヒアリングし、優先課題の明確化
- 追客強化や反響数確保などの成功事例を他チームと共有し、横展開を促す
- SUUMOをはじめとした媒体への対応策の社内での検討と実践状況のフォロー
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ご不明点や追加情報があればお知らせください。より具体的な対応案もご提供いたします。
では、目が霞んできたので、「前編」はここまでにします!
残課題
- 環境変数の扱い(いまはENVに直接OpenAIのAPIキーが入ってるのでインターネットにあげられない)
- データ保持方法の変更(いまはローカルのCSVに挿入されていく方式なので改善したい)
- デザイン
- コードのリファクタリング(書き方的にまずところ、セキュリティホールはないか、etc)
おわりに・感想
- 他人がバイブコーディングしたソースコードを動かすのは初めてだったので、まずちゃんと動いたことに驚きました(地味にこれがすごいと思う。笑)
- 非ITエンジニアでも、ここまで形にしてプロトタイプを作成できるのは、かなりの衝撃
- 一方で「資源をどこのサーバーにどうやってアップするか」「セキュリティの考慮」「データの保管の仕方」といった直接コーディングではない作業は、VibeCodingで代替されづらい作業なのかなと感じました





