ECSや他のコンテナオーケストレーションツールを使っているとKubernetesの基礎を忘れがちなのでメモとして残します。
コンポーネント
マスターノードとワーカーノードでクラスタが構成される。
コンテナをワーカーノードのコンテナランタイムで動かす。
大きく分けてコントロールプレーンとノードがある。
| 名前 | 役割 |
|---|---|
| ControlPlanes | Masterノードとも呼ばれる。クラスタ全体の動作を担う。 |
| Nodes | Workerノード。実際にコンテナが動作する環境。 |
Control Plane
- kube-api-server
- API server。KubernetesのクラスターはAPIを介して動作する
- kube-scheduler
- Podをワーカーノードに割り当てる
- cloud-controller-manager
- クラウド(AWS/GCP)の機能と連携
- kube-controller-manager
- クラスタの操作全般を担当する
- Pod起動、障害検知など
- etcd
- クラスタ情報の保存場所。
- key/valueストア
Nodes
- kubelet
- 各ノードで実行されるエージェント
- マスターノードと通信する
- kube-proxy
- NodeのNetworkルールを追加・削除・変更
- コンテナランタイム
- コンテナを実行するためのソフトウェア