docker-composeとは
複数のコンテナを使用する場合にコンテナ同士を繋いだり、ボリュームのマウント、環境変数の設定など手順が多く時間がかかったりミスが発生することを防げるもの
docker-compose.ymlのあるディレクトリでdocker-compose up
のみでイメージの作成からコンテナの起動まで完了できる
docker compose(Compose V2)と docker-compose(V1)の違い
2021年6月にリリースされたDockerDesktop3.4でdocker composeV2がサポートされるようになり、その後V2 が一般提供開始になった為V1 はDeprecatedになりました。
現在はdocker-compose
コマンドがdocker compose
のエイリアスになっています
コンテナ名
アンダーバー(_)区切り文字からハイフン(-)単語区切り文字に
サポートされていない
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docker-compose scale
- 代わりにこちらを使用
docker compose up --scale
- 代わりにこちらを使用
docker-compose rm --all
V1とV2の変更点
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–compatibility
- コンテナ名の単語区切りに-ではなく_を使用
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ps --filter KEY-VALUE
- 特定のプロパティ(例:–filter=status=running)のみでフィルタリングできます
- 環境変数:
- 環境変数の優先順位と.envファイルの補間が両方ともカバーされています
参考: