#はじめに
この記事は以下の人を対象にしています
・vscodeはある程度わかるがsetting.jsonの書き方がわからない人
・LaTexの事がよくわからない人
それ以外の人は下記の記事を読んだ方が詳しく書いてあります。
最速で最小構成のLaTeX環境をVSCodeに構築する
とりあえずVisual Studio CodeでLaTeXを書く
#導入環境
MacOS Mojave バージョン10.14.2
Visual Studio Code バージョン1.30.1 (1.30.1)
Tex Live バージョン1.35 (1.35)
Tex shop バージョン4.21 (4.21)
LaTeX Workshop
#各種インストール
公式Wikiを見るとわかりますが、様々な導入方法があります。
自分は下記のリンク先でpkgファイルをダウンロードし、インストールをおこないました。
https://tug.org/mactex/mactex-download.html
vscodeのプラグインはLateX Workshopのみインストールで十分です。(LateX Previewは不要です)
#vscodeの設定変更
vscodeのメニューバーのcode>基本設定>設定を開くとユーザー設定とワークスペース設定のタブが表示されます。
ユーザー設定のタブを選び、setting.jsonで編集をクリックし下記のコードを{}内にコピペしてください。
"latex-workshop.latex.tools": [{
"name": "ptex2pdf (platex)",
"command": "ptex2pdf",
"args": [
"-l",
"-ot",
"-kanji=utf8 -synctex=1",
"%DOC%"
]
},
],
"latex-workshop.latex.recipes": [
{
"name": "ptex2pdf (platex) * 1",
"tools": [
"ptex2pdf (platex)"
]
},
],
"latex-workshop.synctex.afterBuild.enabled": true,
"latex-workshop.view.pdf.viewer": "tab"
#ビルド実行
vscodeでtexファイルを開くと、vscodeのアクティビティバーにTeXのアイコンが出ます。
選択するとCOMMANDSタブにBuild LaTeX projectがあるのでそこを選択するとビルド(多分コンパイルしてPDF化)が始まります。
ステータスバーにBuildと出てチェックマークが出たら成功です。
その後View LaTex PDFを選択すればリアルタイムに変更が表示されるPDFが見れます。
#ビルドエラーが出るときや中々終わらないときは
vscodeの出力で出るエラーを読んでください
自分の場合はuptexのパッケージが不足してたので、LaTex Workshopで導入しました。
###platexできない(command not found)
Tex shopやTex Liveのバージョンアップを行ってください
メニューバーから行えます
Tex shop:Texshop>アップデート確認
Tex Live:Tex Liveユーティリティー>更新があるか確認