PostgreSQLにprismaで接続できなかった時の対処法

はじめに

Next.jsでPrismaを使ってPostgreSQLに接続する際にハマったポイントと、その解決法について紹介します。

環境

• Next.js v14
• Prisma 5.16.0
• PostgreSQL

問題の概要

以下の通り、Prismaを使ってPostgreSQLに接続しようとしたところ、接続エラーが発生してしました。

schema.prisma

datasource db {
  provider = "postgresql"
  url      = env("DATABASE_URL")
}

generator client {
  provider = "prisma-client-js"
}

// その他のスキーマ定義...

.env

DATABASE_URL='postgresql://postgres.*******:P@ssword@aws-0-ap-northeast-1.***.***:****/***'

エラーメッセージ

PS C:\Users\USER\Dev\*****\*****> npx prisma db push
Environment variables loaded from .env
Prisma schema loaded from prisma\schema.prisma
Datasource "db": PostgreSQL database "postgres", schema "public" at "*****.********.***:****"

Error: P1001: Can't reach database server at `*****.********.***:****`

Please make sure your database server is running at `*****.********.***:****`.

対処

エラーコードをGithub Copilotに投げる

指示に従って設定を確認するも効果なし

パスワードを変更したら治った＜＜なぜ？

今回の原因と解決方法

今回の問題は、パスワードに@が含まれていたために発生しました。この場合、接続文字列が正しく解析されずにエラーが起こります。
URLエンコードでこの問題を解決しようとしましたが@のエンコード値である%25はそのまま認識されてしまうので、この問題をURLエンコードで解決することはできません。
唯一の解決策(多分)は、データベースのパスワードを変更することです。