この記事は私が所属しているプロジェクト団体の初学者向けに書いた記事です。
Hello!
今回の記事も前回の記事と同様にカジュアルに文章を認めました。
はじめに
この記事ではチーム開発におけるもっとも使うコマンドについてご説明します。
図付きで書いたのでぜひ最後までお読みください!
今回は主にGitHubを一人で使うときや、複数人で使うときでも要となるコマンドをご紹介します。
- Gitの初期設定(必要な人のみ)
- GitからGitHubにファイルを送信する方法(
git push
)
の2点でお話します。
今回の記事を読む前の前提事項
- GitHubのアカウントは作成済み
- WindowsPCでGitの環境は整っている。MacやUbuntuの人は対象外(→まだ未インストールの方はこちら)
- 私のGit入門の記事の#1を読んでいる(GitとGitHubの違いが分かればOK)
Gitの初期設定
まず初めにGitを初めて使う方ならGit
の初期設定が必要になります。
Windowsの人はコマンドプロンプト、MacやUbuntuの人はターミナルを開きましょう。
いろいろな設定をする必要がありますが、個人情報を入力するのは以下の二点だけで問題ないです。
ダブルクォーテーション
のところに自分の情報を入力
$ git config --global user.name "あなたのGitHubのユーザー名"
$ git config --global user.email "GitHubに登録しているメアド"
次に、大学や会社でGitを使う場合にプロキシ
というサーバーを経由して外部ネットワークにアクセスしている場合があると思います。
その場合に特別な設定をしないとプロキシサーバー
を経由してGitHubにGitからアクセスすることはできません。
以下の設定は必要な方のみ行ってください。家で使う場合は基本的にプロキシ
のことを考える必要はありません。
$ git config --global http.proxy wwwproxy.hogehoge.com:8080
$ git config --global --unset http.proxy
となるわけです。
用語:プロキシ
通信を中継し、安全性や匿名性を高めるサーバー。
GitからGitHubにファイルを送信する方法(git push
)
まず、初めにGitHubにファイルを送信する流れについて図で表してみました。
感覚的には世界旅行の段取りに近いです。
それでは上の図に書かれているコマンドも一つ一つ解き明かしていきましょう!
GitHubにファイルを送信する基本的な流れは以下の通りです。
- コンピュータに保存されているプロジェクトファイルの保存場所に
ターミナル
で移動 - GitHubにアップロードしたいファイルを追加 (
git add
) - 準備したファイルがどのようなものなのか記載する(
git commit
) - GitHubに向かってアップロード(
git push
)
以下に例を挙げます。
cd ~/Desktop/TestPy
git add main.py
git add sample.py
git add . # このコマンドは`TestPy`というフォルダーにあるすべてのファイルを`add`します。
git commit -m "メインプログラムでsample.pyを呼び出したプログラムです。"
次にアップロードするための 目的地を設定します。
その場所はコマンドで行うのではなく、実際に GitHub
で行う必要があります。
GitHubのリポジトリの作り方
こちらの記事を参考にして作成してください。⑩までやれば問題ありません。
そして、リポジトリを作ったら、そのGitHubのリポジトリサーバーに向けてデータを送信します。その目的地を設定します。
git remote add origin https://www.github.com/hogehoge/... .git
リンクは例です。URLのところは自信で作成したリポジトリのURLを貼り付けて下さい。ただし、アドレスの末尾は .git
で終わります。
そして最後にその場所にめがけてファイルやフォルダーを発射します!
git push origin main
そして、ご自身が作られたGitHubのリポジトリのサイトを見てみると、、、
データがありますよね!
基本的に main
ブランチにデータが送信されます。
ブランチ。。。?と思われたかもしれません。それは次の章で解き明かしていきましょう!