🌐はじめに
目まぐるしく進化する現代のデジタル経済でて、通信事業者(Telco)やマネージドサービスプロバイダー(MSP)が必要としているのは、単なるインフラではなく「エコシステム」です。
Zadara はこの変化を深く認識しています。パートナーの皆様が変化に対応して素早く市場へ参入し、効率的に事業を運営し、グローバルに規模を拡大できるよう戦略的アライアンスを構築してきました。
このブログ記事では、Zadaraのアライアンス・エコシステムを紹介します。これが、いかに通信事業者およびMSPパートナーを強力にし、実績あるテクノロジーと地域に根差した市場展開とを連携させ、フルマネージドのクラウドサービスを提供可能にするのかを説明します。
🏗️ クラウド時代において重要なのは戦略的なアライアンス
クラウドインフラが断片化されているため、ストレージ、コンピュート、オーケストレーション、そしてサービス提供ツールを統合する必要が生じています。
通信事業者やMSPが求めるターンキー(すぐに利用できる)サービスは、テスト済みで、サポートがあり、相互運用されているものです。
Zadaraのエッジクラウド・プラットフォームは、信頼できるエコシステムのパートナーと連携することで、パワーアップします。
🔑 戦略的アライアンスの5つの鍵
1 株式会社ブロードバンドタワー(BBT) – 地域に根差したクラウドの専門知識
ZadaraはBBTと提携し、日本国内で地域密着型の、セキュアで柔軟なエッジクラウドプラットフォーム「c9 Flex-N」クラウドサービスを提供しています。
BBTは、コロケーション、サポートサービス、そして日本市場に関する深い専門知識を提供します。
その結果、日本企業向けの緊密に統合されたソリューションが生まれました。OPEX(運用コスト)ベースの課金モデルと、国内でのデータ保管(データレジデンシー)です。
BBTからの声:
自社では実装が難しかったであろうマネージドデータベース、コンテナオーケストレーション基盤などのオプションサービスを、Zadaraのアライアンスネットワークと提携することで、提供できるようになりました。
栗山 翼
2 Veeam – 統合バックアップ&リカバリ
ZadaraはVeeam認定パートナーとして、エッジクラウド間のバックアップとレプリケーション連携を、標準でネイティブにサポートします。
Zadara のオブジェクトストレージや VPSA を Veeam のバックアップリポジトリとして使うことで、完全に管理されたセキュアなマルチテナンシー環境が手に入ります。
3 VMware互換の移行ツール
ZadaraはVMwareの代替ソリューションとして位置づけられていますが、次のような移行ツールとも統合できます:
virt-v2v, Veeam, Zerto
このパートナーシップによって段階的な移行ができるので、既存のVMwareベースのワークロードのサービス中断を最小限にすることができます。
4 AWS、Azureとの相互接続
Zadaraは、AWS Direct Connect や Azure ExpressRoute などのピアリング・プロバイダーと連携し、ハイブリッド構成をサポートします。
パートナーは、ベンダーロックインや複雑な再設計なしで、Zadara ベースのサービスをパブリッククラウドへ拡張できます。
5 インフラストラクチャ&ハードウェアベンダー
Zadara は Intel や Western Digital と長期的な関係を築いており、あらゆる環境で高性能なエンタープライズグレードのインフラを保証します。
このアライアンスにより、オンプレミス、コロケーション、エッジのどこでも、SLAに裏付けられた一貫性のあるサービスが保証されます。
📈 通信事業者・MSPにとってのビジネスメリット
| メリット | 詳細 |
|---|---|
| 共同ブランドによる市場展開 | BBTのようなパートナーとの共同ソリューションブランド化により、顧客導入を迅速化。 |
| ローカルサポート | 戦略的アライアンスにより、地域のMSPがグローバルSLAおよび現地チームの支援を受けられる体制を確保。 |
| 柔軟なデプロイメントモデル | パートナーはユースケースに応じて、パブリック、プライベート、ハイブリッド、オンプレミス専用などのモデルを選択可能。 |
| TCO(総所有コスト)の削減 | エコシステムの統合により、ベンダーやライセンス、保守契約を個別に管理する必要がなく、運用負荷を軽減。 |
🚀 こんな成果を上げています
・c9 Flex-N クラウドサービス(日本):BBTと共同開発し2024年にサービスを開始。日本のSMB、大企業向けに、データ主権、迅速なプロビジョニング、従量課金制を提供しています。
・グローバルな Edge-as-a-Service:パートナーは、Zadaraが提供する世界50以上のPoP(接続拠点)を利用して、自社のサービスを展開することができます。
🧭 今後の展望
Zadaraのアライアンス戦略は、単なるテクノロジーではなく、価値を一緒に創りあげることを重視しています。
MSP や通信事業者が、クラウドサービス・プロバイダーへと進化して成功するためには、プラットフォーム、ツール、地域からの信頼が不可欠です。Zadaraのエコシステムはそのすべてを提供します。
💬 手を取り合って前進しましょう
御社が、通信事業者またはMSPとしてクラウド戦略のモダナイゼーションを目指しておられるなら、Zadaraとアライアンスパートナーは必ず力になれます。どのような形で実現できるか、変革をどれほど加速できるか、具体的にお話しさせてください。