初歩的なことが意外と説明できないと気づいたので復習。
プログラミング問題基礎(Swift)
(1)オブジェクト指向とは、データや動作の塊をオブジェクトとして考える方法のこと。
そのオブジェクトにどんなデータと動作があるか定義した設計図となるものをクラスという。
その設計図から作られた実態をインスタンスという。
インスタンスの持っているデータや、動作を表すメソッドにアクセスするときはドット(.)という記号を用いる。
例えば、UILabelのインスタンスをlabelという名前で作成したとき、labelに文字を表示させたいときは textというプロパティに値を代入する。
(2)「処理Aを150回繰り返す」というプログラムを完成させろ。
(for文の場合)
func loop(){
for _ in..<150{
//処理A
}
(while文の場合)
func loop(){
var number : Int = 0
while number <=150{
//処理A
number += 1
}
for 文では条件を記述する代わりに、繰り返しの元となる範囲や配列を in の後に記述します。
範囲は 0…10 や 0..<10 のように 「…」「..<」を使った記法を利用できます。
前…後 : 「前」で始まり「後」まで続く範囲を指定します。「後」も範囲に含まれます。
前..<後 : 「前」で始まり「後」のひとつ前まで続く範囲を指定します。「後」は範囲に含まれません。
範囲や配列から元になる値が生成されて、それが for の後ろに記述した定数に代入されます。
while に続けて、条件式を記述して、 { } で繰り返し行う実行プログラムを記述します。
while の後の条件が満たされる限り、 { } 中のコードが繰り返し実行されます。
(3)変数の中身をコンソールと言われる部分に出力するためのコードを書け。
変数名をtext、String型と仮定する。
print("String")
(4)float型とDouble型の違いは?
浮動小数点型は、小数点以下の値を持つ数値(実数)を表すための型です。SwiftではDouble型とFloat型の2種類の構造体が用意されています
・Float ..32bit
・Double..64bit
型アノテーションなしで宣言するとDouble型になります
var number = 3,14 //Double型
Float型の変数を宣言するには、明示的に型を指定する必要があります。
var number : Float = 3,14
swift は型に厳格な厳格な言語なため型の違うもの同士で計算するとコンパイルエラーを起こしてしまいます。Int型の値をDouble型の変数に入れたい場合は、次のようにDouble型のイニシャライザを使用して、Int型をDouble型に変換してから代入する必要があります。
b = Double(a)
(5)nilとは何?
nilは「何もない」ことを表す特別な値です。
nilを日本語に訳すと「無』という意味になります。整数や文字列と同じ「値」です。
var <変数名>:<型名>? = nil
ex)変数ageにnilを代入
var age : Int? = nil
年齢を表すageの型は整数型です。整数型の変数にはnilという値を代入できませんが、「Int」の後に「?」を付け足すと、−1、0、1、2といった整数値の他にnilも格納できるようになります。
この「Int?」はオプショナル整数型と呼ばれます。
「nilを取りうる整数型」という意味です。
(補講)テーブルビューまとめ
TableViewを使うためにはUITableViewもしくはUITableViewControllerを使用していく。
TableViewを使う際必ず実装しなければならない2つのDatasourceメソッドがある。
また、TableViewが持っているDelegateメソッドを実装するとTableViewを削除したりアクションを起こすことができるようになる。
TableViewにはCellの個数とCellに乗せる情報が必要。
このようなCellが持つ情報に関するメソッドをデータソース(Datasource)メソッドという。
TableViewのCellと配列は順番どうりに連動させることができるので配列のcountメソッドや何列目かを格納したindexPath.rowなどもよく使われます。