1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

YAMAHAルーターで自前でDaaSしてみる

Last updated at Posted at 2019-08-09

tl;dr

  • 家のYAMAHAのルーターに設定を入れて、会社(固定IP)から家のPCに(比較的安全に)リモートデスクトップ接続ができるようにする。

機器

  • ルーター:YAMAHA RTX810。ヤフオクで5000円でした。NVRシリーズ系でもRT/RTAシリーズでもできそう。
  • パソコン(192.168.100.2)。

設定方針

リモートデスクトップのポートは 3389。標準のポートは使わないのが望ましい。
Windowsのターミナルサービス/リモートデスクトップ接続のポート番号を変更する によるとRDPのポートも変えられるらしいけど、今回はルーターで変換することにする。今回外側のポートは 9091 にした。(適当)

  • ルーターの 9091 に着た通信をLAN側の 192.168.100.2:3389 に転送する。
  • リモートデスクトップの接続先は example.auto.netvolante.jp:9091 を指定する。

ルータの設定

  • pp 1が接続に使っているppと仮定。
  • フィルタのポートはNAT変換後のポートを指定するらしい。(9091じゃなくて3389)
nat descriptor type 1 masquerade ←たぶん既に入ってる
nat descriptor masquerade static 1 1 192.168.100.2 tcp 9091=3389
ip filter 300001 pass 接続元固定IPアドレス 192.168.100.2 tcp * 3389
pp select 1
  ip pp secure filter in ~既存の設定~ 300001

DDNS(Netvolante DNS)

Netvolante DNSのホスト名を決めるのにいつも困る・・・と思っていたら、ホスト名を勝手に決めてくれる__auto__というのを最近知ったので使ってみる

pp select 1
netvolante-dns auto hostname pp server=1 on
netvolante-dns go pp 1
  • この場合configにホスト名が表示されないので show status netvolante-dns pp 1 コマンドで確認する。

課題・その他

  • 接続元のIPアドレスが固定できない場合はL2TP/IPSEC VPNで接続してからRDPで接続しよう。
  • 家側でVLAN設定してDaaS用のPCだけVLAN分けるとさらに安全かな。
  • 社内ネットワーク管理者様に叱られないようにお願いします;)
  • http revision-up go コマンドでリビジョンアップできるのすごく簡単。
  • ポートを変えていてもリモートデスクトップを狙ったログイン試行(攻撃)がかなりある。UTMで検知されるまで気づきませんでした。
    • パスワードは強固なものにする。
    • できれば接続元のIPアドレスを絞る。
    • UTMはantangleという、家庭用年5000円くらいのを使っているが、Sophos UTM Home Editionなど無償のものもあるので余裕があれば入れるのおすすめです。
1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?