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SQLの四大命令文まとめ

Last updated at Posted at 2019-10-06

SQL文法まとめ

前提

前回、SQL概要と分類についてまとめました。
SQLまとめ(分類まで)

今回はDMLの文法についてまとめます。

おさらい

1.SQL分類

「SQLをつかって、DBにする命令」は大きく分けて3種類。 

DML ・・・ データ操作
DDL ・・・ データ定義
DCL ・・・ データ制御

DDLとDCLは管理者寄りのコマンドなので、
DML > DDL > DCLの順番で覚えるのがいいかと。

2.DMLとDDLで使うSQL文

 
DML
・SELECT (取得)
・INSERT (登録)
・UPDATE (修正)
・DERETE (削除) 

DDL
・CREATE (作成)
・ALTER  (修正)
・DROP  (削除) 

DMLのものは「SQL四大命令文」と呼ばれるほど重要です。
※または「CRUD(クラッド)」とも呼ばれる。

1.DML

基本となる四大命令文の文法。

1.1 SELECT文

以下が、基本の文法。

テーブルを指定し、列名を指定することで、
指定した列(カラム)の全行(レコード)のデータを取得できる。

SELECT 列名 FROM テーブル名 

また、複数列の指定も可能。

SELECT 列1, 列2, FROM テーブル名 

全ての列を指定したい場合は列の箇所に「*」を使えば良い。

SELECT * FROM テーブル名 

1.2 INSERT文

テーブルの指定した列に、データを追加する。

INSERT INTO テーブル名 (列名1, 列名2, ...) VALUES (値1, 値2, ...)

テーブル名の後に列名を指定しないなら、全ての列の値を入力。
↓ ※列が3つの場合の例 

INSERT INTO テーブル名 VALUES (値1, 値2, 値3)

1.3 UPDATE文

テーブルを指定し、更新したい列名に更新したい値を入れると、
その列の全行データを更新出来る。 ←※「してしまう」と言うべきでしょうか・・(^_^;)
WHERE句で特定の行を指定できる。 

複数列も指定可能。

UPDATE テーブル名 SET 列名1=値1, 列名2=値2, ... (WHERE 条件式)

1.4 DELETE文

テーブル内のデータを削除する。
WHERE句がない場合、全レコードのデータが削除されるので注意。

DELETE FROM テーブル名 (WHERE 条件式)

WHERE句について

上記の通り、WHEREを使わない場合は
・全データを更新
・全データを削除
など、使うのに不便なので「WHERE」を使い、指定した条件に当てはまるデータだけを操作する。
つまり、条件式を設定するので結果は必ず真(true) ,偽(false)となる必要がある。

使い方は以下。

WHERE 条件式

INSERT文にはWHEREを使うことは出来ない。

比較演算子

image.png

※注 : NULLは「=」では判定できない!
NULLであることを判定する => 式 is null
NULLでないことを判定する => 式 is not null

論理演算子

複数条件で指定したいときに使う。

「条件A かつ 条件B] => 条件A AND 条件B

「条件A もしくは 条件B] => 条件A OR 条件B

使用例:

user_name = '山田' AND user_tel = '0300001111

まとめ

ざっくり「SQL四大命令文」についてまとめました。

次回は「SQLの制約と指定方法まとめ 」です。

修正点があればご指摘ください(^ ^)

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