#前回までの流れ
前回、「データベースとはなんぞや??」といった部分をまとめました。
→ データベース基礎まとめ
今回は、データベースを操作する「SQL」について書いていきます。
#1. SQLとは?
データベース言語(の1つ)。
###1.1 プログラミング言語とデータベース言語
データベース言語はプログラミング言語ではないのでシステム開発はできない。
この2つがどう違うのか先にざっくり理解しておきましょう。
■データベース言語・・・データベース(正確には、DBMS)とやりとりをするための言語。
■プログラミング言語・・・プログラム本体を作る言語。
#2. SQLの分類
###■ 大きく3つに分類
SQLはデータを扱う上で分類が分かれている。
「SQLをつかって、DBにする命令」は大きく3つに分類できる。ということ。
すごく簡単に言えば、
1.DML・・・データをあれこれするときに使う命令
2.DDL・・・データの格納場所をあれこれするときに使う命令
3.DCL・・・データベースに対する権限周りをあれこれするときに使う命令
引用元:「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
↑↑こちらのサイトの説明がイメージしやすいと思います。
###2.1 DML (Data Manipulation Language)
DMLは、テーブルに対し、格納されているデータの
「取得」「登録」「修正」「削除」などを行う命令。
4つの文は非常によく使い、「SQLの四大命令文」と呼ばれるほど特に重要なSQL文です。
■SELECT (取得) ・・・ テーブル内のデータを取得する
■INSERT (登録) ・・・ テーブル内にデータを登録する
■UPDATE (修正) ・・・ テーブル内のデータを修正する
■DELETE (削除) ・・・ テーブル内のデータを削除する
###2.2 DDL (Data Definition Language)
DMLは、テーブルに格納されているデータをあれこれしますが、
DDLは、テーブルを「作成」「修正」「削除」したりする命令。
■CREATE (作成) ・・・ 新しくテーブルを作成する
■ALTER (修正) ・・・ 既存のテーブルなどを修正する(変更を加える)
■DROP (削除) ・・・ 既存のテーブルなどを削除する
#まとめ
以上、SQLの分類についてまとめました。
それぞれの文の書き方などは別途作成します。
→DMLの文法
間違っている箇所があればご指摘いただけると幸いです。