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デバイスとAzure IoT Hub間の通信をのぞき見するツール

Last updated at Posted at 2021-09-26

通信を見る記事一覧


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上図は、デバイスとAzure IoT Hubの間をモニタリングしている風に書きましたが、実際のツールは、Azure IoT Hubに接続してAzure IoT Hubから情報を取得しています。

Azure IoTデバイスを開発しているときに、Azure IoT Hubへ送信したメッセージを見たいとか、今のデバイスツインの値を知りたいとか、普通にありますよね。
このようなニーズに応えるツールがいくつかあります。言い方をかえると、いくつもあって、どれを使えば良いのか迷ってしまいますw

ここでは、わたしのオススメ順に、いくつか紹介します。

Azure IoT Explorer (★★★)

オススメ度、星3つ(★★★)

Windowsにインストールして、スタンドアロンで動くツールです。
スタンドアロンなので、サクサク感が良いです。GUIなのも嬉しい。
IoT Plug and Playデバイス向けの機能があるので、IoT Plug and Play対応デバイスを開発する際は、利用必須です。
名称にpreviewと付いているので若干不安になりますが、わたしが普段使いしている範囲では、問題は出ていないです。(ソース開示されているので、問題が出た時は自ら直すことも!?)

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Azure IoT Hub extension for Visual Studio Code (★★☆)

オススメ度、星2つ(★★☆)

みんな大好き、Visual Studio Codeに入れて使うツールです。
コンテキストメニュー(右クリック)による操作なので、Azure IoT Hubの仕組み的なものが頭に入っていないと、ちょっと操作しにくいと感じます。(が、慣れれば大丈夫)
メニューが日本語なので、「英語はちょっと...」な方には良いかも。

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Cloud Explorer for Visual Studio (★★☆)

オススメ度、星2つ(★★☆)

わたし大好き、Visual Studioに入れて使うツールです。
コンテキストメニュー(右クリック)による操作なので、Azure IoT Hubの仕組み的なものが頭に入っていないと、ちょっと操作しにくいと感じます。(が、慣れれば大丈夫)
こちらも、メニューは日本語化されています。ありがたい。

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Azure IoT extension for Azure CLI (★☆☆)

オススメ度、星1つ(★☆☆)

コマンドライン(黒画面)でAzureを操作するAzure CLIのAzure IoT拡張です。
とにかく機能が豊富。
AzureポータルにあるAzure Cloud Shellでも使うことができるので、パソコンにアプリをインストールできないときに利用します。
ガチ攻めたい方向け。

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Azureポータル (☆☆☆)

オススメ度、星ゼロ(☆☆☆)

Azureポータルにも、デバイスをモニタリングする機能があります。

image.png

が!!
なんと、一番良く使うであろうD2Cメッセージのモニタリングが無いです。
(発見した方は、編集リクエストやコメントもらえると大変嬉しいです。)

Device Explorer (☆☆☆)

オススメ度、星ゼロ(☆☆☆)

昔はDevice Explorerを一番使っていました。
今はAzure IoT Explorer使用が推奨です。このDevice Explorerはディスコンです。(GitHub上のmasterブランチからは削除されました。)

参考リンク

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