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上図は、デバイスとAzure IoT Hubの間をモニタリングしている風に書きましたが、実際のツールは、Azure IoT Hubに接続してAzure IoT Hubから情報を取得しています。
Azure IoTデバイスを開発しているときに、Azure IoT Hubへ送信したメッセージを見たいとか、今のデバイスツインの値を知りたいとか、普通にありますよね。
このようなニーズに応えるツールがいくつかあります。言い方をかえると、いくつもあって、どれを使えば良いのか迷ってしまいますw
ここでは、わたしのオススメ順に、いくつか紹介します。
Azure IoT Explorer (★★★)
オススメ度、星3つ(★★★)
Windowsにインストールして、スタンドアロンで動くツールです。
スタンドアロンなので、サクサク感が良いです。GUIなのも嬉しい。
IoT Plug and Playデバイス向けの機能があるので、IoT Plug and Play対応デバイスを開発する際は、利用必須です。
名称にpreview
と付いているので若干不安になりますが、わたしが普段使いしている範囲では、問題は出ていないです。(ソース開示されているので、問題が出た時は自ら直すことも!?)
- インストールファイル @ GitHub
- [公式ドキュメント @ Microsoft Docs](https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/iot-fundamentals/howto-use-iot-explorer
?WT.mc_id=IoT-MVP-5002686) - 分かりやすいドキュメント @ CP-Tech Web
Azure IoT Hub extension for Visual Studio Code (★★☆)
オススメ度、星2つ(★★☆)
みんな大好き、Visual Studio Codeに入れて使うツールです。
コンテキストメニュー(右クリック)による操作なので、Azure IoT Hubの仕組み的なものが頭に入っていないと、ちょっと操作しにくいと感じます。(が、慣れれば大丈夫)
メニューが日本語なので、「英語はちょっと...」な方には良いかも。
Cloud Explorer for Visual Studio (★★☆)
オススメ度、星2つ(★★☆)
わたし大好き、Visual Studioに入れて使うツールです。
コンテキストメニュー(右クリック)による操作なので、Azure IoT Hubの仕組み的なものが頭に入っていないと、ちょっと操作しにくいと感じます。(が、慣れれば大丈夫)
こちらも、メニューは日本語化されています。ありがたい。
Azure IoT extension for Azure CLI (★☆☆)
オススメ度、星1つ(★☆☆)
コマンドライン(黒画面)でAzureを操作するAzure CLIのAzure IoT拡張です。
とにかく機能が豊富。
AzureポータルにあるAzure Cloud Shellでも使うことができるので、パソコンにアプリをインストールできないときに利用します。
ガチ攻めたい方向け。
Azureポータル (☆☆☆)
オススメ度、星ゼロ(☆☆☆)
Azureポータルにも、デバイスをモニタリングする機能があります。
が!!
なんと、一番良く使うであろうD2Cメッセージのモニタリングが無いです。
(発見した方は、編集リクエストやコメントもらえると大変嬉しいです。)
Device Explorer (☆☆☆)
オススメ度、星ゼロ(☆☆☆)
昔はDevice Explorerを一番使っていました。
今はAzure IoT Explorer使用が推奨です。このDevice Explorerはディスコンです。(GitHub上のmasterブランチからは削除されました。)