WindowsでElixirやるならWSL2+Docker+VSCode

@takasehideki さんに触発されて、Elixir/Nervesなんもわからんけど触り始めたわけですが、Ubuntuで開発されているようで、、、Windowsユーザーにはあまり優しくない感じ。
色々入れてWindowsの中を荒らしたくないなーと思っていたわけですが、WSL2が正式リリースされてWSL2 + Docker + VSCodeでステキ環境が作れるようだったので、試してみました。

大まかな流れ

1. WSL2を使えるようにする
2. Dockerを使えるようにする
3. Elixirのdevcontainerを用意する
4. VSCodeでdevcontainerを起動する

レッツ・トライ！

WSL2を使えるようにする

Windows 10をバージョン2004にアップグレードしてから、WSL2を有効にしてください。

Windows 10 バージョン2004

ネットにたくさん情報があるので、ググってやってください。
わたしはここの今すぐアップデートでやりました。

winverコマンドで、バージョン 2004と表示されればOKです。

WSL2

ネットにたくさん情報があるので、ググってやってください。
わたしはここの、
Windows Subsystem for Linux のインストール
WSL 2 に更新する
をやりました。

Dockerを使えるようにする

Docker Desktopをインストールしてください。
わたしはここのGet Docker Desktop for Windows(stable)でやりました。インストール画面のEnable WSL 2 Windows Featuresのチェックを忘れずに。

Docker Desktopを起動しておき、wsl -l -vコマンドでdocker-desktopがVERSION 2と表示されればOKです。

Elixirのdevcontainerを用意する

.devcontainerフォルダを作って、そこにDockerfileとdevcontainer.jsonを作成してください。

Dockerfile

FROM elixir:1.9.4

devcontainer.json

{
    "name": "Elixir",
    "dockerFile": "Dockerfile",
    "settings": {
        "terminal.integrated.shell.linux": "bash"
    }
}

VSCodeでdevcontainerを起動する

Remote Development拡張を入れたVSCodeのRemote-Container: Open Folder in Containerで、.devcontainerのあるフォルダを開いてください。

すると、Docker Hubからコンテナをわさわさとダウンロードして、、、

DockerでElixir環境が起動して、VSCodeから操作できるようになります！！

最後に

VSCodeでなんとなく使えてしまう快適環境ではありますが、、、Dockerについてはちゃんと理解しておかないと痛い目にあう可能性があると思う。
やりたいのはサクっとElixir/Nerves開発環境なので、Dockerfileを書かねばー。

おしまい