みなさん、Seeed製品はどこから買っていますか?
通販だとスイッチサイエンスや秋月電子通商、チップワンストップなど、リアル店舗だとマルツや千石電商、シリコンハウスなどをご利用いただいているかと思います。
リアル店舗の秋葉原エリアの様子については、asagiさんが記事を書いてくださっていました。(Seeed UG Advent Calendar 2018の3日目)
今回は、Seeed製品を国内販売店から買う場合と、Bazaarから買う場合の違いを考えてみたいと思います。
Bazaarって何?
Seeedが運営している、通信販売サイトのことをBazaarと呼んでいます。
具体的には**www.seeedstudio.com**。
URLが**www.seeedstudio.com**なので、Seeed本社=通信販売と思ってしまいますが、、、
Seeed本社のサイトは別でして、**www.seeed.cc**なんです。
Seeed本社のサイトを見ると、Online StoreやPrototype Servicesといったものがあり、このOnline Storeが通信販売サイトBazaarにあたります。
Bazaarは中国で運営していますが、日本から利用することも可能です。
一般的な通信販売と同様に、ユーザー登録して商品をポチって、クレジットカードの番号を入れれば、DHLやFedExといった国際便で商品が手元に届きます。いやー、ほんと便利な世の中になりましたね。
ちょっと余談ですが、このBazaarのWebサイト、12月にリニューアルしたようで、見た目が変わりました。
リニューアル直後、製品ページから詳細情報(Wiki)へのリンクが見つからず、ちょっと戸惑い...。
製品ページのLEARNタブをクリックしたところにリンクがありますのでご安心を。
ここからは、わたしがBazaarから購入したときに良かったこと、悪かったことを紹介したいと思います。
あ、ちなみにBazaarの社内事情詳しくないので、完全に利用者目線ですw
(Bazaarチームや販売店から刺されないかドキドキ)
Bazaarから購入すると、、、
◎ 商品が豊富
当たり前のことではありますが、Seeed製品の取扱商品が豊富です。
新商品も取り扱っています。(当たり前や!)
◎ 数量割引
たくさん買うと安くなります。
このように、各製品ページに何個以上買ったらいくらになるか表示があります。
ただ、これちょっと難しくて、数量増えると
× 日本の法律に適さない商品
日本で使ってはいけない商品が届いてしまう危険性があります。
PSEとか、、、TELECとか、、、。
× 手元に届くのが遅い
海外から送ってくるので、届くのに時間がかかります。
これが結構読めなくて、、、
物流が混んでいたりするとプラス数日、
通関で引っかかるとプラス数日、
日曜日に引っかかるとプラス数日。(←たいていの国際便業者は日曜日は非稼働です)
さらに、中国の春節・国慶節と重なって、プラス1週間なんてこともあります。
以前に、国慶節に重ならないよう早めに手配したにもかかわらず、物流混雑で遅延して国慶節に重なってプラス2週間なんてことがありました(涙
× パッケージ破損
海外から送ってくるので、パッケージが破損しているときがあります。
× サポートが英語
日本にSeeed株式会社がありますが、この日本法人は海外から直接購入しているものは原則サポートしていません。
商品が届かないとか、故障していた、、、といったトラブルは、Bazaarチームと英語メールでやりとりしなければいけません。
消費税等+手数料
日本に輸入する際に消費税等が課税されることがあります。(場合によっては課税されません。)
消費税等の支払いが発生したときは、さらに国際便業者の代行手数料が発生します。
国内販売店から購入すると、、、
◎ 手元に届くのが早い
リアル店舗に行けば、即ゲットできます。
通信販売の場合でも、たいていの国内販売店は国内に在庫を持っていますので、数日で手元に届きます。
◎ 安心サポート
商品に初期不良があったときでも、日本語で対応してもらえます。
これはウレシイ。
× 商品が無い
販売店が仕入れていないと、、、無いです。
雑記
Bazaarの商品でも、日本へ発送できないものがあります。MT3620 DevKit US Versionとか。
一方、国内でしか買えないものもチラホラ見かけます。Wio 3G, Wio LTE M1/NB1(BG96),Seeeduino Storage for Flashair。
一長一短ですが、、、
通常は、国内販売店から購入したほうがいいでしょう。