AITRIOS AIH-IVRW2 チートシート（Console Developer Edition）

AITRIOS対応Wi-Fiカメラ、AIH-IVRW2をAITRIOS Console Developer Editionで使用するチートシートです。

初期セットアップ

プロジェクトとConsole

1. AITRIOS Portalにユーザー登録 doc
2. プロジェクトを申請 doc
3. Console Developer Editionを購入 doc

カメラをプロジェクトに登録

Wi-Fi接続情報やNTPサーバーといったネットワーク設定も同時に設定します。

1. QR Codeを生成 Enroll Device > Setup Enrollment doc
2. カメラでQR Codeを読み取り doc TIPS

プロジェクト登録は済んでいて、ネットワーク設定のみを再設定するときは次のとおりです。 TIPS

1. QR Codeを生成 Manage Deivce > Setup Device doc
2. カメラでQR Codeを読み取り doc TIPS

ファームウェアをデプロイ

ファームウェアは次の3ファイルがあります。

• Sensor chip FW(loader) ... loader.fpk
• Sensor chip FW ... firmware.fpk
• Main chip FW ... ota.bin

1. ダウンロードページからファームウェアをダウンロード doc
2. ファームウェアをConsoleへインポート Settings > Firmware > Import doc
   3ファイルを一括してインポートはできません。1つずつインポートします。
3. ファームウェアをデプロイするためのConfigを作成 Deploy to Device > New Config doc
   AI ModelはNoneにします。
4. ファームウェアをデプロイ Deploy to Device > Config > <Config> > Deploy doc
   デプロイには時間がかかります。Manage Device > <Device> の Status > Deploymentでデプロイ状況が確認できます。
   カメラにデプロイされたファームウェアのバージョンはManaga Device > <Device> の Status > Deviceで確認します。

カメラのリアルタイム画像表示

1. リアルタイム画像表示 Manage Device > <Device> の Preview
   推論実行中は表示できません。

AI ModelとEdge Applicationのデプロイ

AI Modelのデプロイ

(WIP)

Edge Applicationのデプロイ

1. Edge ApplicationをConsoleへインポート Settings > Edge App > Import doc
2. Edge Applicationをデプロイ Deploy to Device > Edge App > <Edge App> > Deploy doc
   デプロイには時間がかかります。Manage Device > <Device> の Status > Deploymentでデプロイ状況が確認できます。
   カメラにデプロイされたファームウェアのバージョンはManaga Device > <Device> の Status > Edge Applicationで確認します。

Command Parameterの設定

1. Command ParameterをConsoleへインポート Settings > Command Parameter > Import doc
2. Command Parameterをカメラに設定 Manage Device > <Device> の Settings > Command Parameter File > <Command Parameter> > Bind doc

Settings > Command Parameter > <Command Parameter> > Updateで既存のCommand Parameterを更新（Update）することができます。

推論の実行と停止

1. 推論を実行/停止 Manage Device > <Device> の Settings > Inference Control > Get Inference Data

Consoleに保存されている画像と推論結果の表示

方法A. Check Data画面で表示

• Consoleに保存されている画像を表示 Check Data > <Device> > Image

  推論開始時に<yyyyMMddHHmmssfff>ディレクトリが作成されて、その配下にyyyyMMddHHmmssfff.jpgファイルで保存されているようです。
  クリックすると拡大表示できるのでブラウザの機能でローカルに保存できます。

• Consoleに保存されている推論結果を表示 Check Data > <Device> > Meta Data

  名前は<GUID>です。
  クリックするとJSONが表示できます。推論結果オブジェクトの箇所はデコードされていません。（意味を知るにはBASE64デコードとFlatBuffersデコードします。）

方法B. Data Hub画面で表示

1. 検索画面を表示 Data Hub
2. 検索条件を入力してSearchをクリック

AnnotationのON/OFFで画像に推論結果を重ねて表示できます。（バウンディングボックス）
LabelをクリックするとオブジェクトのIDが一覧表示できます。ラベル名に変換はできません。
Jsonをクリックすると推論結果のJSONが表示できます。
表示されている画像やSave Imageで保存した画像のサイズがカメラの入力画像サイズと一致しないので、ここの画像を学習には使わないほうが良いかも？

参考リンク

• AITRIOS デバイス登録時のQRcode読取りのコツ
• AITRIOS | AIH-IVRW2を別のアクセスポイントに接続する方法