導入
社内外でのオンライン勉強会は当たり前になってきましたね。よく社内で勉強会を開催しているとき、「どなたか質問ありますか?」といってもだれも返答がないことってよくありませんか。そのとき発表者も少し悲しくなってしまいます。もちろん発表内容が難しくて理解できなかった"発表の質"の場合もありますが、(それもフィードバックしてほしい)どう工夫してもなかなか質問がないとときがあります。しかしそこには共通している部分があり、それは質問しづらい環境が必ずあることが1つ原因にあるのではないかと思っています。
そこであえてみんなが感じているその雰囲気をいじることを考えてみました。
「参加者から質問者をランダムに選出する」
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>勉強会や会議で質問する人がいない場合に使う強硬手段アプリ</title>
</head>
<body>
<h1>勉強会や会議で質問する人がいない場合に使う強硬手段アプリ</h1>
<button id="speakButton">質問者抽選</button>
<ul id="attendeesList"></ul>
<form id="addAttendeeForm">
<label for="attendeeName">参加者名:</label>
<input type="text" id="attendeeName" name="attendeeName">
<button type="submit">追加</button>
</form>
<script>
document.getElementById("speakButton").addEventListener("click", function() {
// 参加者リスト
const attendees = Array.from(document.querySelectorAll("#attendeesList li")).map(li => li.textContent);
const randomIndex = Math.floor(Math.random() * attendees.length);
const selectedAttendee = attendees[randomIndex];
const message = `ちょっと質問しずらい雰囲気ですよね。では、いったん私が決めます。抽選中です。${selectedAttendee}さん、いかがですか?`;
let utterance = new SpeechSynthesisUtterance(message);
speechSynthesis.speak(utterance);
});
document.getElementById("addAttendeeForm").addEventListener("submit", function(event) {
event.preventDefault(); // デフォルトのフォーム送信を防止
const attendeeNameInput = document.getElementById("attendeeName");
const attendeeName = attendeeNameInput.value.trim();
if (attendeeName !== "") {
const listElement = document.getElementById("attendeesList");
const listItem = document.createElement("li");
listItem.textContent = attendeeName;
listElement.appendChild(listItem);
attendeeNameInput.value = ""; // 入力欄をクリア
}
});
</script>
</body>
</html>
コピペしてそのまま任意の参加者を追加してボタンクリックすると無料のWeb Speech API(SpeechSynthesisUtteranceクラスを使用)がランダム抽選した質問者を読み上げてくれます。
他の音声のほうがいいかもしれません。こちらが参考になります。
ほんとはteamsやzoomの参加者からリアルタイムで取得するつもりでしたがプライバシーや権限の制限があったのでやめました
※ 重要なのは、このアプリを質問させるツールとしてではなく、ジョークやアイスブレーカーとして利用することです。
勉強会をしているときに質問しづらい雰囲気がでてくる時があります。そこでこれを投下します。発表者のキャラによって扱い方や、タイミングが大事ですので取扱注意です。
※タイミングや用途を間違えるとどぎつい空気になりますので自己責任となります。うまくいけば雰囲気を和らげることができ、自発的に質問が増えていくと期待しています。
自発性の重要性
なんせ質問者を強制的に選ぶので質問させるという目的では絶対に適切ではありません。実際には、参加者の自発性を尊重し、気軽に意見が交わせる環境を整えることが目的です。このアプリはその雰囲気自体の、芸人さんでいうところの"愛のあるいじり"としての手段と考えます
まとめ
とにかく勉強会をもっと楽しく、オンラインでもコミュニケーションを円滑にして意見交換ができるきっかけづくりをする手段で考えてみました。このアプリはあくまでジョークとしての使用を前提としているため、参加者の自発性や快適さを最優先に考え、適切な運用を心がけてください。