GitHub にチャット機能が追加
コレのことです
Why comment when you can discuss? Now there's more space to talk through your projects with team discussions. https://t.co/Nn1Pe2MVzl pic.twitter.com/2KurmTXwNM
— GitHub (@github) 2017年11月20日
GitHub の組織アカウントには Team という単位でメンバーをまとめられます。
その Team 単位でチャットのようなことを行う機能(team discussions)が追加されました。
正確な情報は以下の公式サイトを参照してください。
使い方
GitHub の組織アカウントに行くと Teams
というタブがあります(おそらく、組織アカウントのメンバーじゃないと見れないと思います)。
既に Team があるならいずれかをクリックすれば、Team 固有のページに飛んで、チャットを始めることが出来るでしょう。
Team が無ければ、右上の New team
をクリックして新しく Team を作ります。
できること
- GFM 記法による所謂チャットを行える
- Issue や PR のような絵文字のリアクション
- ピン止め
- Public/Private なチャット
- 但し途中で切り替えることはできないみたい
- ちなみにいずれにしてもチームのメンバーしか閲覧できない
- Issue や PR のように一つのチャットに対し一つの URL が割り当てられる
- 例:
https://github.com/orgs/{組織名}/teams/{チーム名}/discussions/1
- 例:
逆に、Issue や PR と違い、ラベル付けや Open/Close は無い。
また、検索機能も微妙な気がする(そもそも出来なそう...)。
あと、GitHub API にはまだ対応していないようだが Comming Soon... と書いてあった。
何がうれしいのか
公式ブログの方では、ユニークな URL が手に入るのはうれしいと書いてあった。
確かに、Slack では一連の会話を共有するのは難しい(スレッドを使えば何とか...)。
あと(個人的な意見だが)、無理やり Issue や PR で議論していたモノも、Team Discussions にした方が自然かもしれない。
現に、ぼくが所属している部活は、Slack で重要な会話も流れてしまうことを危惧して、management
というリポジトリを作って、残しておくべき議論をそのリポジトリの Issue で行っている。
GitHub API や Open/Close が出来るようになれば移行してもいいかもしれない。
なかなか使いどころは難しいが、外に公開しないでかつ、(Slackのように)流れてしまっては困るような議論は、この機能を使うと良いみたいだ。
おしまい
ブログの最後に、「今後も機能を増やしてくので乞うご期待!」的なことが書いてあった。
なので期待して待っていましょ。