はじめに
こんにちわ、タイランド大好きまとっちです。
CybozuDaysの中で個人的に興味があった海外事業でのkintone活用についてのセッションを聞いてきたので、自分の覚え書き用としてレポートを残しておきます。
参加したセッション
セッション内容レポート ~成功事例で学ぶ!海外事業を強化するkintone活用の秘訣~
kintoneは日本向けっていうイメージが強いけど、海外事業でも輝けるっていうのを事例と共に紹介してくれました。
グローバルの導入/対応状況
タイの拠点は今年3月に出来たばかりで、僕がよくワーケーションしてるコワーキングスペースがあるSamyan Mitrtown内にあります
海外事業での問題
日本と同じような問題ではあるが、特に海外ではその問題が顕著。
海外事業での解決方法
上記問題は、日本と同じようにkintoneを導入して解決することができるが、日本本社と現地法人どちらが主導するかによって導入パターンが変わってくる。
現地法人主導の事例
これは日本でもよくあるような話だと思います。
- 各店舗でバラバラだった顧客情報やトラブル報告を集約し、サービス/品質向上を実現
- Excelでやり取り+案件毎に異なる複雑な申請フローを、kintoneに集約して分かりやすく
- 社外や現場とのやり取りをスマホで行い、状況のリアルタイム通知やグラフ確認
日本本社主導の事例
大阪に本社がある不二製油さんでは海外駐在員用のポータルとしてkintoneを活用しており、約30個のアプリを活用している。
僕も以前勤めていた会社で海外駐在を経験したのですが、この不二製油さんの話がとても"あるある"で共感しました。なので、海外拠点の駐在員向けにkintoneを導入して成功する再現性は高いんじゃないかなと思います。
kintoneをおすすめする理由
- 海外駐在員・現地社員などのアクセス権を分けて管理可能
- kintone上で自己解決できるので、時差があってもすぐに対応可能
- ペーパーレスで申請ワークフローが完了、過去事例を参照しやすい
- 進捗確認が可能(駐在員、現地担当者、海外人事部、代行業者が連携)
- 言語設定可能で、日本人は日本語、現地担当者は英語で入力できる
- 数年に一度の業務も手順が残るので、別駐在員に引き継ぎが簡単
- セキュリティが理由で国内ポータルが使えないのでkintoneが代理になる
具体的なkintone導入結果
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現地でのスムーズな導入
説明会やマニュアル作成、徐々に導入+要望にすぐ対応、コロナ禍によるデジタル要請などもあり、スムーズに受け入れられた。今まで見えていなかった全体が見えるようになり、特に現地担当者に好評。 -
やり取り電子化で負担軽減
年間350件の申請がペーパーレス化。駐在員とのやり取りもスムーズになり、休日出勤するレベルで忙しかった給与改定作業も負担が軽減され、個人情報の誤送信リスクも減少で心的負担も無くなった。 -
海外と日本のチームワーク向上
駐在員が本社とつながりを感じることができ、孤独感が軽減。kintoneに本社のバックアップが集約されているので、現地と本社の連携強化できた。 -
海外に合わせた柔軟な調整が可能
異なる法令や慣習、資本関係や現地情勢に合わせて、人事担当者がkintone上で簡単にアプリを微修正し、日々環境が変わりやすい海外にも追随して対応できる。
おわりに
セッション後には、登壇されていたKintone Southeast Asiaの中澤さんや、視聴されていたKintone ThailandのNamyaさんにも、ご挨拶させて頂けて大々々々々満足でした。
タイに進出するぞーーー!おーーーーーーー!!💪🎉