Microsoft 365管理センターのメッセージで公開されていた、MC186732(Outlook on the Webから、Boxなどサードパーティーへのストレージ接続) の件です。
標準リリースでも2019/8/30に このパラメーターがTrue (デフォルト有効)にセットされるとあります。
BoxやDropbox、個人用OneDriveなど会社が許可していないオンライン ストレージに保存させたくないケースがあると思います。
有効になっているとこのように接続できてしまいます。
無効にするには以下のPowerShellコマンドレットを実行します。
Set-OwaMailboxPolicy -Identity OwaMailboxPolicy-Default -AdditionalStorageProvidersAvailable $false
※OWAポリシーを別途作っている場合は、-Identity の後ろはOwaMailboxPolicy-Default ではなく、そのポリシー名に変える必要があるかもしれません。
Set-OwaMailboxPolicy の構文はここにリファレンスがありますので、参考にしてください。
https://docs.microsoft.com/en-us/powershell/module/exchange/client-access/set-owamailboxpolicy?view=exchange-ps
結果の確認はGet-OwaMailboxPolicy を実行すれば分かります。
AdditionalStorageProvidersAvailable がFalse になっていればOKです。
※すぐ上に似たパラメーターがありますが、リファレンスによるこれは以前あったもので既に廃止されているようです