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Claude Code Agent Teamsに恋リアさせてみた

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はじめに

最近話題のClaude CodeのAgent Teamsが面白そうだったので、
「複数のエージェントを協調させて何か作れないかな?」と思い、ふと思いつきました。

恋愛リアリティーショー、やらせたら面白くない?

ということで、Claude Code Agent Teamsに
男女6人+スタジオ3人で恋リア番組を生成させてみました。

結論から言うと、かなりそれっぽいものができました。
完成物はこちら:
https://github.com/math-hiyoko/dating-reality-show/tree/case1
(casting, showディレクトリ以下が本質的な内容です。)

やりたかったこと

今回やりたかったのは、単に台本を作らせるのではなく、

  • 登場人物それぞれを独立したエージェントとして動かす
  • そのエージェントが「自分の口調」「価値観」「恋愛観」で話す
  • さらに スタジオのコメント役もエージェントにする
  • 最後にディレクターが全体を統合して番組っぽい台本にする

という、かなり番組制作っぽい構成です。

今回は、よくありそうな以下の設定での恋愛リアリティーショーとしました。

  • 見知らぬ男女3人ずつが同じ家で5日間寝泊まり
  • Day1:みんなでバーベキュー
  • Day2:気になる相手を誘ってデート
  • Day3:全員でドライブ
  • Day4:再び気になる相手を誘ってデート
  • Day5:男の子から女の子に告白

また、それぞれが各日の日記を書いて内面を表現できるようにしました。

これを実現するために、制作を2段階に分けて行います。

生成のための設定をした雛形:
https://github.com/math-hiyoko/dating-reality-show/tree/main

1. キャスティングフェーズ

claude /castingで生成
まず最初に、番組の土台となるキャストを生成します。

ここでは単に「名前と性格」を作るのではなく、後続の生成でエージェントとして機能するように、以下のような情報を人物ごとに定義します。

  • 一人称、口癖、語尾などの話し方
  • 恋愛観(好きになる条件、理想の距離感)
  • 共同生活での振る舞い
  • 地雷や苦手なタイプ
  • Day2/Day4で誰を誘いそうか(行動予測)
  • カメラ前の顔(建前)と日記の顔(本音)

生成されたキャスト資料は casting/ ディレクトリ以下に出力し、人間が読んで確認・調整できるようにします。

また、このフェーズは気に入らなければ何度でも実行し直せるようにしており、/casting を再実行するとキャスト情報が上書きされます。

2. 番組生成フェーズ

claude /generateで生成
キャストが決まったら、次に番組本編の生成を行います。

このフェーズでは、参加者6人とスタジオ3人をそれぞれ独立したエージェントとして動かし、各エージェントが以下のような素材を出力します。

  • その日の行動方針
  • 言いそうなセリフ案
  • 心情(嫉妬、迷い、期待など)
  • 日記の内容
  • スタジオ視点でのリアクションコメント

最後に、ディレクターがそれらの素材を統合し、番組として成立するように台本・日記を整形して出力します。

完了後のディレクトリ構成

casting/
  overview.md
  relationship_seeds.md
  boys/
    boy1.md
    boy2.md
    boy3.md
  girls/
    girl1.md
    girl2.md
    girl3.md
studio/
  overview.md
  mc.md
  tsukkomi.md
  empathy.md

show/
  episodes/
    day1_bbq.md
    day2_dates.md
    day3_drive.md
    day4_dates.md
    day5_confession.md
  diaries/
    boy1.md
    boy2.md
    boy3.md
    girl1.md
    girl2.md
    girl3.md

Agent Teamsの使い方

今回の面白ポイントはここです。

参加者6人を「役割」ではなく、人物そのものを agent として扱うようにしました。

  • boy1 / boy2 / boy3
  • girl1 / girl2 / girl3
  • studio_mc / studio_tsukkomi / studio_empathy
  • director(統合担当)

/generate 内で「この10人を独立エージェントとして動かす」ことを明示し、

各人物が

  • 今日の行動方針
  • 言いそうな台詞
  • 心の中(本音)
  • 日記素材

をそれぞれ出力します。

最後にdirectorがそれらを統合して、番組の台本と日記に落とし込みます。

Continuityによる自動検証

生成物が増えると、

  • 台本と日記が矛盾する
  • 誰が誰を誘ったのかズレる

などが起きがちです。

そこで /generate の最後に

  • Continuity(整合性)
  • Safety(倫理・炎上防止)

を自動検証し、問題があれば show/QA_REPORT.md を出すようにしました。

人間が全部チェックしなくてもよくなるので、運用がかなり楽です。

実際どうだった?

一度実行したところ、全員が何の被りもなく好きになって告白して全カップルが成立しました。
これではなんか面白くないということで、ちょっと波風立てせるようにcastingの設定などを修正しました。
何回か修正したところ、それっぽい内容のものが出来上がりました。

  • 三角関係が発生する
  • 最終的に告白が失敗するパターンも発生する
  • 日記にだけ本音が書かれる
  • スタジオがそれっぽく盛り上げる

など、普通に番組になってしまい驚きました。

https://github.com/math-hiyoko/dating-reality-show/tree/case1
(casting, showディレクトリ以下が本質的な内容です。)

まとめ

Claude Code Agent Teamsは、単なるタスク分業だけでなく、

複数人格を同時に動かして物語を生成する

という使い方ができて面白いです。

今回のように

  • 登場人物=agent
  • ディレクターが統合

という形にすると、かなり「それっぽい作品」が作れます。

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