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【 baserCMS 】Advent Calendar 2021

Day 12

[baserCMS]データベース内に専用のテーブルを持たないラクして作るプラグイン

Last updated at Posted at 2021-12-12

昨年の baserCMS Advent Calendar 2020に続き、今年もbaserCMS Advent Calendar 2021が始まってます。
さてその12日担当です。=[ 'ω' ] トウフー

baserCMS4のご紹介

baserCMSとは、CMS(Contents Management System)です。
世の中には、WordpressとかMovableTypeとかSHIRASAGIなどいろんなCMSがありまして、その中で、PHPのフレームワークであるCakePHPを用いてできてるCMSです。

Webサイトを自由にカスタマイズできるCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)です。

です。
baserCMS - 国産オープンソース!フリー(無料)でコンテンツ管理に強いCMS

プラグインとかテーマの配布・販売やってます。
baserマーケット

導入事例いっぱいあります。着々と増加中です。
baserCMS導入事例 | baser CMS』

それから、記事をブロック単位で作ることができる、ハンバーガみたいに積み上げていく感覚で簡単に記事作成ができるBurgerEditorというプラグインがあります。
BurgerEditor(baserCMS3対応)(baserCMS4対応) ダウンロード | baserマーケット

この記事で紹介すること

プラグインを作るときに、データベース内に専用のテーブルまでもないなぁ、というときに、既存のsite_configsを使って設定値を保存しておくとラクですよ、というサンプルの紹介です。

想定している対象者

  • baserCMSでウェブサイトを制作をしている方

環境

  • baserCMS 4.5.4以下

やること

以下の4つのファイルを作ります。

ExamplePluginを有効化します。
おわり。

できあがるサンプルの画面

sc_admin_example_plugins.png

保存された値の状態

sc_db_example_plugins.png

ExamplePluginsController.php

1つのフィールド内に収めるため、json化してまとめちゃってるのがポイントです。
まとめちゃったあとは、site_configsテーブル内にキー(name)を指定して1レコード内に入れ込みます。
SiteConfigモデルからは、findByNameでキーを指定して保存値を取ってきます。
取ってきたときはjsonなので、decodeで連想配列化します。

ExamplePlugin.php

専用テーブルは持たないので $useTable = false 指定がポイントです。
バリデーション(入力チェック)情報はbaser流儀でそのまま書いて使うことができます。

admin/form.php

専用テーブルを利用しないからといって、特別なことは何もなく、通常の管理側フォーム画面を作るだけです。
みなさん、admin-thirdには慣れましたか?

VERSION.txt

せっかくなので置く。

サンプルファイル一覧

こっちにまとめて置いてあります。
https://github.com/materializing/example-bc-advent-2021
フォルダ名を「ExamplePlugin」としてプラグインとして設置すると動作できます。

特徴

  • 専用のテーブルを準備するまでもないのでラク
  • 入力したいフィールドを増やすときはビューファイルで入力欄を増やすだけなのでラク
  • 入力フィールドが減るときはビューファイルで入力欄を減らすだけなのでラク
  • site_configs内に持っているので、使いたいところでの呼び出しがラク

欠点としては、site_configs内のvalueフィールドはTEXT(or MEDIUMTEXT)なので、無制限じゃないので、大量のデータをあまりにも入れすぎないようにしないと事故ることですかね。
ご利用は計画的に。

あとがき

次の方は rabbitchangTESTさんです。
どんなお話が出るのか楽しみです。よろしくお願いしまーす。

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