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ArduinoIDE、Arduino for VSCode、PlafromIO を M5StickC の開発環境として比較検討してみた

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M5StickC の開発をし始めたので、3つの開発環境を比較検討してみました。

TL;DR

  • VSCode + PlatformIO が一押し
  • ただし開発初心者だったら、VSCode + Arduino for VSCode がお勧めです

それでは比較検討へ

比較対象 3 つ

No 開発環境 Version
1 Arduino IDE 1.8.13
2 VSCode + Arduino for VSCode 0.3.4 (VSCode 1.52.1)
3 VSCode + PlatformIO 5.1.0 (VSCode 1.52.1)

Arduino IDE と VSCode + Arduino for VSCode の比較

結論

VSCode + Arduino for VSCode がおすすめ。

理由

  • コード書くなら VSCode が便利
    • 補完が効く
    • 見た目の変更ができる
    • 設定変更できる要素が多い
  • ctrl + shift + p の便利さ
  • Arduino IDE は簡素過ぎて痒いところに全然手が届いていない印象
    • hello world するだけなら十分だけど・・・

Arduino for VSCode と PlatformIO の比較

結論

私は PlatformIO を選びましたが、人に依存するところがあるなと思いました。

Arudino for VSCode のメリット

Simple is Best な感じ。

  • 比較的 Arduino SDK に似ている
    • 簡素だが使いやすい感じ
  • デフォルトで構成されるフォルダなどは ほぼ なくシンプル
    • それでいて必要な機能がある
    • 軽めのコードを書いていくならこっちのほうがいい
  • ctrl + shift + p の便利さ

PlatformIO のメリット

使い込むほど味が出そうな感じ。

  • 高機能でかつ使いやすい
    • 各ボタンが簡素にまとまっている
    • フォルダ階層が最初から分割されている
    • 設定項目 plafromio.ini にまとまっている
  • VSCode 内で完結できる
    • シリアルモニタもビルドターミナルも切り替えが楽で見やすい
    • 作ったプロジェクト一覧も見れて便利
  • ここ数年で伸びてきているようで、今後の見込みがありそう
    • GitHub のリポジトリでも使っている人が多そうだったので、見慣れる意味でこちらを取りました

全体考察

開発初心者は Arduino for VSCode がお勧め

少し触ってみようとか、開発初心者は Arduino for VSCode のほうがいいかなと思います。
開発自体がよくわからないで PlatformIO を入ると、
ファイルもフォルダも多くて、何をしたらよいか迷ってしまうかと思います。
テストコードとか書かないだろうし。

Arduino for VSCode でも十分高機能ですし、
親切心はこっちのほうが上かもと思うので、
初心者でよくわからん人はこっちを選ぶのがよいでしょう。

ではなぜ PlatformIO を選ぶのか

開発量が上がってくるとこっちのほうが生産性が高い気がするからです。
最初から量の多い開発をすることを前提とされている感じがするフォルダ構成といい、
開発してきた人が作っている感じがするので、
慣れてくるとこっちのほうがやれることが増えて便利そうだと思ったからです。

もう一つは今後の伸び率が高そうだからです。
のっているプロダクトを使っていると、おのずとトレンドを知ることもできたり、
GitHub のリポジトリも PlatformIO で開発されたものがあったりするのが増えていくと思うので、
そういうときに理解が早くなると思ったからです。

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