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Z世代(主に10代)とネット利用

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今回、「令和6年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動調査」や LINE NEWSを参考に、10代〜20代で増えている“不正ログイン遊び”の背景と問題点を整理しました。

主な機器によるネット利用

令和6年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(概要)」を参考に見ていきたいと思います。

10代・20代のネット利用の特徴

この表を見ると10代・20代ともに平日は3時間以上、休日は4時間以上ネットを使用していることがわかります。
SNS・ゲーム・動画から 1日中アカウントに触れているというのがわかります。

スクリーンショット 2025-12-08 15.10.15.png
スクリーンショット 2025-12-08 15.10.22.png

主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の使用率

You Tubeは数年前から大人気ですね。
どこからその情報知ったの?と聞くと「You Tube」と言われることも多いので納得です。

順位 10代 20代
1位 YouTube(95.7%) LINE(97.7%)
2位 LINE(93.6%) YouTube(97.2%)
3位 Instagram(75.0%) Instagram、X(78.0%)
4位 Tik Tok(65.7%) (上記と同じ)
5位 X(62.1%) Tik Tok(58.7%)

10代に増える“不正ログイン遊び”

近年、10代の一部で「友達のアカウントに不正ログインする」行為が“遊び”として広がっています。
例えば、友達のスマホを勝手に操作してSNSにログインしたり、誕生日など推測しやすいパスワードを当ててログインし、勝手に投稿したりするケースがあります。

本人たちは軽いノリや悪ふざけのつもりですが、法律上は不正アクセス禁止法に完全に違反する犯罪行為です。
しかし「友達同士だから大丈夫」という誤った感覚や、SNS文化の中で“アカウントいじりが面白い”と思う風潮から、問題が拡大しています。

(LINE NEWS)

なぜ若者が「犯罪と知らずに」やってしまうのか

① 犯罪の自覚がない

「パスワードを当てただけ」「スマホ触っただけ」という軽い気持ちが多く、“ログインした時点で犯罪”という理解が不足。

② SNS中心のコミュニケーション文化

アカウントを見せ合う・操作し合う習慣が他世代より強く、「境界線が曖昧」になりがち。

③ 認証の大切さを知らない

二段階認証、パスワード管理などを“面倒なもの”と捉えがち。

④ TikTokやXで誤った情報が拡散

「友達のアカウントを乗っ取ってみた」「ログインしてドッキリしてみた」などがバズり、真似する若者が一定数存在。

セキュリティ意識のギャップ(若者と大人)

若者の特徴

  • パスワードは「推し名」「誕生日」など簡単なもの
  • 同じパスワードを複数サービスで使い回す
  • 二段階認証を設定しない
  • SNS中心でアカウントへの依存が強い

大人(企業・親)の特徴

  • セキュリティ知識はあるが“若者特有の行動”が理解できない
  • 「当たり前のルール」が若者には浸透していない
  • スマホ利用の監督が追いついていない

➡ 価値観と知識の差分が、大きな事故につながる構造。

アカウント価値が高いのに扱いが軽い

10代にとってアカウントは以下が集約されているため、アカウントを乗っ取られると“個人の人生を壊すレベル”の大きな被害につながる。

  • 写真・動画
  • DM
  • 友達とのつながり
  • ゲームデータ
  • 推し活の記録

しかし同時に、SNSを共有したり、スマホを貸し借りしたりする文化も強いため、「アカウントの価値」と「扱い方の軽さ」がアンバランスになっている。

親・学校・企業がすべき対策

1. 不正ログインは犯罪だと“具体的に”伝える

抽象的な注意ではなく「パスワードを当てても犯罪」「友達でも犯罪」と明確に説明することが重要。

2. 二段階認証(MFA)の徹底

SNS・ゲーム・メールすべてで必須。

3. 強力なパスワードの作り方を教える

以下は絶対NGと具体例を示す。

  • 推し名
  • 誕生日
  • 電話番号
  • ニックネーム
  • ペットの名前

4. 学校でSNS・セキュリティ教育を行う

“情報モラル”ではなく“実際に危険なこと”を具体的に教える必要がある。

5. 企業は若者アルバイト・新人向けに特別教育

コンビニ、飲食店、IT企業など「業務アカウントの取り扱い」の教育が必須。
若者のSNS感覚のまま会社アカウントを触ると情報漏えい・不正アクセスの重大事故につながるため。

最後に

今回調べてみて、10代のネット利用の身近さやSNS文化が、不正ログイン遊びの背景に直結していることがよく分かりました。
世代ごとの感覚の違いが“ちょっとした遊び”を大きな犯罪にしてしまう危険もあります。

学校によってはSNSやネットとの関わり方や対策について教えているようですが、高校生たちは軽く捉えているそうです。
犯罪にあってからや、捕まってからだと遅いので、大人は子ども達に繰り返し伝えていくことが大切ですね。

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