遭遇した問題
AmazonLinux 2022 のイメージ上で、 asdf を導入して yarn をインストールしようとしたところ、 gpg-agent がないよと怒られた。
対処法
デフォルトのイメージに導入済みのパッケージを調べたところ、 gnupg2-minimal.x86_64 が有効になっていた。が、こちらのパッケージには gpg-agent が同包されていない模様。
> dnf list | grep gnupg
gnupg2-minimal.x86_64 2.3.7-1.amzn2022.0.1 @System
gnupg2.x86_64 2.3.7-1.amzn2022.0.1 amazonlinux
gnupg2-smime.x86_64 2.3.7-1.amzn2022.0.1 amazonlinux
以下のコマンドで gnupg2.x86_64 を導入し直すと、 gpg-agent も使用できるようになるが、普通に導入しようとすると導入済みパッケージとコンフリクトを起こしてしまうので、 --allowerasing オプションをつけてインストールする。
> dnf -y install gnupg2 --allowerasing
すると、 gnupg2.x86_64 が有効化され、 gpg-agent が使用できるようになる。
> dnf list | grep gnupg
gnupg2.x86_64 2.3.7-1.amzn2022.0.1 @amazonlinux
gnupg2-minimal.x86_64 2.3.7-1.amzn2022.0.1 amazonlinux
gnupg2-smime.x86_64 2.3.7-1.amzn2022.0.1 amazonlinux