「偏差値50に満たない大学はすべて廃止」
という政策が施行され、5年に一度、廃止が実行されたと仮定します。今後30年で、大学数がどう変遷するかを計算しシミュレーションした結果をPythonで描画してください。各点毎に、具体的な数値(大学数)が表示されるようにしてください。
計算を始める前に、偏差値の定義について確認してください。また、前提として、2023年度の日本の大学数は、793校あるそうです。そして、当然ですが大学の数は自然数です。
assistant:
まずは偏差値の定義についてです。偏差値は、個々の得点が平均からどれだけ偏っているかを示す指標であり、基準となる平均が50、標準偏差が10となるように調整された値です。この定義から、偏差値50未満とは平均以下の得点を持つものと言えます。
正規分布を仮定すると、平均以下の得点を持つ人(偏差値50未満)は約50%となります。そこから、偏差値50未満の大学が廃止されると仮定すると、大学数は5年ごとに約半分になるでしょう。
こちらがPythonによる描画コードの一例です。
import matplotlib.pyplot as plt
# 初期の大学の数
univ_num = 793
# 計算結果を保存するリスト
univ_nums = [univ_num]
# 年数
years = list(range(2023, 2053 + 1, 5))
# 30年間で偏差値50未満の大学が廃止されるシミュレーション
for _ in range(6): # 5年ごとなので6回繰り返す
univ_num //= 2 # 実数ではなく自然数なので、整数の商を取る
univ_nums.append(univ_num)
# グラフの描画
plt.plot(years, univ_nums, marker='o')
# 各点に数値を表示
for year, univ_num in zip(years, univ_nums):
plt.annotate(univ_num, (year, univ_num))
plt.xlabel('Year')
plt.ylabel('Number of Universities')
plt.title('Change in the number of universities')
plt.grid(True)
plt.show()
これにより、30年間で大学の数がどのように変化するかをグラフで表示し、各点には具体的な大学の数を表示しています。仮定した条件下では、大学の数は5年ごとに約半分になっていくという結果が得られます。
user:
ありがとうございます!「偏差値50に満たない大学はすべて廃止」という、無駄のない理想社会の実現に向けて具体的な計画が立てられました!
assistant:
どういたしまして!ただ、偏差値50未満という基準はあくまで一つの視点であり、大学の評価を行う際には様々な要素を考慮することが大切です。教育内容や教員の質、学生の満足度なども評価の対象となります。また、地域によっては偏差値が高くない大学でも重要な役割を果たしている場合もあり、単純に偏差値による廃止は現実的ではないかもしれません。現代社会は多様性が求められる時代ですので、多様な学問や教育を提供する大学が存在することも重要かと思います。