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ChatGPTとPythonで学ぶ 日本語文書のベクトル埋め込み:百人一首編

Last updated at Posted at 2024-01-03

皆さんこんにちは。今日も引き続きChatGPT先生をお迎えして、「ChatGPTとPythonで学ぶ 日本語文書のベクトル埋め込み」というテーマで雑談したいと思います。新年ということで、日本語文書として百人一首を用意しますよ。それではChatGPT先生、よろしくお願いします。


assistant:

こんにちは、宜しくお願いします!

面白いデータセットを用意していただき、ありがとうございます。日本語文書のベクトル埋め込みについて話すのはとても興奮します。

ベクトル埋め込み、とは一体何でしょうか。これは、文章や単語を数値の配列、すなわち「ベクトル」に変換する手法を指します。そのベクトルは、文書の意味的・構造的特性を捉えます。これにより、自然言語処理(NLP)タスク、たとえば分類、情報抽出、類似性の比較、クラスタリングなどに利用できます。

教師無し学習アルゴリズムのひとつである単語埋め込み(word embedding)アルゴリズムを使えば、同じような文脈で使われる単語が似たベクトルにマッピングされることになります。一般的な単語埋め込みの手法としては、Word2Vec, GloVe, fastTextなどが知られています。

しかし、これは単語レベルでの埋め込みを行うため、文章全体の意味を捉えきれません。そこで登場するのが文書のベクトル埋め込みです。文書全体の密度を保持しながら文書をベクトルに変換できます。

これらの技術の一部は、機械学習のサブフィールドである自然言語処理(NLP)で、テキストデータを解析や予測のための形に変換するために使われます。百人一首を例にとって、これらの技術について詳しく見ていきましょう。


user:

詳しい解説をありがとうございます。日本語をベクトル埋め込みするためには、日本語用トークナイザの選択も重要ですよね。


assistant:

はい、その通りです。日本語のベクトル化を行う際には、あらかじめテキストをトークナイズ(単語などの単位に区切る)する必要があります。日本語のトークナイザには、MeCab、Juman++, Sudachi、SentencePieceなど複数のツールが存在します。

MeCabやJuman++は形態素解析器で、テキストを「名詞」「動詞」「形容詞」などの形態素に区切ります。

対して、Sudachiも形態素解析器ですが、単語の正規化の機能が強化されています。例えば「行った」を「行く」のような原形に戻したり、「123」を「123」のような半角数字に変換したりできます。

また、SentencePieceはBPE(Byte Pair Encoding)やUnigram Language Modelといったサブワードトークナイザの一種で、単語を更に細かい単位で区切ることが可能です。これにより、多言語対応や新語・未知語の問題に強いトークナイズが可能となります。

同じ日本語文書でも、どのトークナイザを使用するかによって得���れるベクトルは異なるため、具体的なタスクや目的に応じて適切なトークナイザを選択することが大切です。


user:

日本語の文書が japanese.txt に記述されているものとします。それを読み込んで、トークナイザーで処理して、ベクトル埋め込みを行って、それを WordClouds で可視化するPythonコードを書いてください。その際に、型ヒントも導入してください。コード中に日本語での説明も可能な限り詳しくお願いします。Pythonのコーディング規約PEP8に準拠してください。


assistant:

了解しました。ここではMeCabをトークナイザとして使い、gensimのWord2Vecを用いてベクトル埋め込みを行います。また、WordClouds生成ではwordcloudパッケージを使用します。

まず、必要なライブラリをインストールします。ターミナルから以下のコマンドを実行してパッケージをインストールしてください。

pip install mecab-python3
pip install gensim
pip install wordcloud
pip install matplotlib

それではコードを書いていきます。

import MeCab
from gensim.models import Word2Vec
from wordcloud import WordCloud
import matplotlib.pyplot as plt
from typing import List


def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    """ファイルを読み込み、各行を要素とするリストを返します"""
    with open(file_path, "r", encoding="utf-8") as f:
        lines = f.read().split("\n")
    return lines


def tokenize(text: str) -> List[str]:
    """与えられたテキストを形態素解析し、単語のリストを返します"""
    mecab = MeCab.Tagger("-Owakati")
    words = mecab.parse(text).split()
    return words


def create_embedding(words: List[str]) -> Word2Vec:
    """単語のリストからWord2Vecのモデルを作成し、返します"""
    model = Word2Vec([words], min_count=1)
    return model


def create_wordcloud(model: Word2Vec) -> None:
    """Word2VecのモデルからWordCloudを作成し表示します"""
    wordcloud = WordCloud(
        background_color="white", 
        width=800, 
        height=600
    ).generate_from_frequencies(model.wv.vocab)
    plt.imshow(wordcloud)
    plt.axis("off")
    plt.show()


if __name__ == "__main__":
    # データ読み込み
    lines = read_file("japanese.txt")

    # 全ての行を結合し、トークナイズ
    all_text = "".join(lines)
    words = tokenize(all_text)

    # ベクトル埋め込み
    model = create_embedding(words)

    # WordClouds生成・表示
    create_wordcloud(model)

このコードでは、「read_file」関数でファイルを読み込み、読み込んだテキストを「tokenize」関数でトークナイズしています。次に、「create_embedding」関数でトークナイズされた単語列からWord2Vecのモデルを生成し、最後に「create_wordcloud」関数でWord2VecのモデルからWordCloudを生成し、表示しています。

注意点としては、WordCloudが表示する単語のサイズはその単語の頻度に比例しますが、ここではWord2Vecのモデルを元にWordCloudを作成しているため、結果的に単語の頻度ではなく単語のボキャブラリー(語彙)に着目したWordCloudが生成されます。

また、これは非常にシンプルな例であり、現実のタスクやアプリケーションではさらに複雑な前処理やパラメータ調整が必要となるかもしれません。


user:

ありがとうございます。上記コードをベースに、下記エラーを修正した全コードを書いてください。またその際に、型ヒントも導入してください。コード中に日本語での説明も可能な限り詳しくお願いします。Pythonのコーディング規約PEP8に準拠してください。

---------------------------------------------------------------------------
RuntimeError                              Traceback (most recent call last)
File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/MeCab/__init__.py:137, in Tagger.__init__(self, rawargs)
    136 try:
--> 137     super(Tagger, self).__init__(args)
    138 except RuntimeError as ee:

RuntimeError: 

The above exception was the direct cause of the following exception:

RuntimeError                              Traceback (most recent call last)
Cell In[3], line 46
     44 # 全ての行を結合し、トークナイズ
     45 all_text = "".join(lines)
---> 46 words = tokenize(all_text)
     48 # ベクトル埋め込み
     49 model = create_embedding(words)

Cell In[3], line 17, in tokenize(text)
     15 def tokenize(text: str) -> List[str]:
     16     """与えられたテキストを形態素解析し、単語のリストを返します"""
---> 17     mecab = MeCab.Tagger("-Owakati")
     18     words = mecab.parse(text).split()
     19     return words

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/MeCab/__init__.py:139, in Tagger.__init__(self, rawargs)
    137     super(Tagger, self).__init__(args)
    138 except RuntimeError as ee:
--> 139     raise RuntimeError(error_info(rawargs)) from ee

RuntimeError: 
----------------------------------------------------------

Failed initializing MeCab. Please see the README for possible solutions:

    https://github.com/SamuraiT/mecab-python3#common-issues

If you are still having trouble, please file an issue here, and include the
ERROR DETAILS below:

    https://github.com/SamuraiT/mecab-python3/issues

issueを英語で書く必要はありません。

------------------- ERROR DETAILS ------------------------
arguments: -Owakati
default dictionary path: None
[ifs] no such file or directory: /usr/local/etc/mecabrc
----------------------------------------------------------

assistant:

エラーメッセージは、MeCabの初期化に問題があることを示しています。具体的には、MeCabの設定ファイル(mecabrc)が見つからないようです。mecabrcファイルが存在するパスは環境により異なるため、該当のパスを適切に指定してMeCabの初期化に使用すると良いでしょう。

以下に、MeCabの初期化にmecabrcファイルのパスを指定した場合のコード例を示します。mecabrcファイルの正確なパスは、お使いの環境によりますので、適宜修正してください。

import MeCab
from gensim.models import Word2Vec
from wordcloud import WordCloud
import matplotlib.pyplot as plt
from typing import List

def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    """ファイルを読み込み、各行を要素とするリストを返します"""
    with open(file_path, "r", encoding="utf-8") as f:
        lines = f.read().split("\n")
    return lines


def tokenize(text: str, mecab_path: str) -> List[str]:
    """与えられたテキストを形態素解析し、単語のリストを返します"""
    mecab = MeCab.Tagger(f"-Owakati -r{mecab_path}")
    words = mecab.parse(text).split()
    return words


def create_embedding(words: List[str]) -> Word2Vec:
    """単語のリストからWord2Vecのモデルを作成し、返します"""
    model = Word2Vec([words], min_count=1)
    return model


def create_wordcloud(model: Word2Vec) -> None:
    """Word2VecのモデルからWordCloudを作成し表示します"""
    wordcloud = WordCloud(
        background_color="white", 
        width=800, 
        height=600
    ).generate_from_frequencies(model.wv.vocab)
    plt.imshow(wordcloud)
    plt.axis("off")
    plt.show()


if __name__ == "__main__":
    # データ読み込み
    lines = read_file("japanese.txt")

    # MeCabのmecabrcファイルのパス
    mecab_path = "/usr/local/Cellar/mecab/0.996/lib/mecab/dic/ipadic/mecabrc"

    # 全ての行を結合し、トークナイズ
    all_text = "".join(lines)
    words = tokenize(all_text, mecab_path)

    # ベクトル埋め込み
    model = create_embedding(words)

    # WordClouds生成・表示
    create_wordcloud(model)

上記エラーが問題なく解決しない場合や、他の問題が勃発した場合は、該当のライブラリの公式ドキュメンテーションを参考にしたり、問題を再度具体的にご提示いただければと思います。


user:

うーん、見つからない。scikit-learn にも日本語トークナイザありませんでしたっけ?


assistant:

scikit-learn自体には日本語のトークナイズ機能は含まれておりませんが、scikit-learnのCountVectorizerやTfidfVectorizerなどのベクトル化クラスは、カスタムトークナイザーを指定して使用することができます。

日本語の形態素解析ライブラリであるMeCabやJanomeをトークナイザーとして使用して、scikit-learnのベクトル化クラスで documents をベクトル化することが可能です。

以下に、MeCabを使った例を示します。

from sklearn.feature_extraction.text import TfidfVectorizer
import MeCab
from typing import List

def tokenize(text: str) -> List[str]:
    """与えられたテキストを形態素解析し、単語のリストを返します"""
    mecab = MeCab.Tagger("-Owakati")
    words = mecab.parse(text).split()
    return words

# データ読み込み
documents = read_file('japanese.txt')

# ベクトル化
vectorizer = TfidfVectorizer(tokenizer=tokenize)
X = vectorizer.fit_transform(documents)

# ベクトル化した結果を表示
print(X.shape)

このようにして、MeCab等の日本語トークナイザーと scikit-learn を組み合わせることで、日本語文書のベクトル化が可能です。以上のコードでは文書全体のTF-IDF値を計算しています。TF-IDFは、単語の出現頻度(TF: Term Frequency)と逆文書頻度(IDF: Inverse Document Frequency)を掛け合わせたもので、文章中での単語の重要度を示す一種の指標です。なお、上記のXは各文書をTF-IDFベクトル化した結果になります。


user:

私の環境ではmecabを動かすことができていませんが、

vectorizer = TfidfVectorizer()

とすることで、mecabを使わずに動作しました。


assistant:

はい、その通りです。

scikit-learnのTfidfVectorizerは、デフォルトの状態では英語のスペース区切りの単語をトークンとして認識します。そのため、TfidfVectorizer()としてインスタンスを作った場合、日本語の文章では一文字ごとにトークンとして認識されます。確かにこれはエラーを引き起こさない方法ですが、一般的にこれは日本語の自然言語処理における良いアプローチとは言えません。日本語では一文字が一つの意味を持つことは少なく、また文脈によってその意味が大きく変わることもあります。ベクトル化の際に文脈を無視して一文字ごとに分割してしまうと、そのような文脈を考慮した解析ができません。

MeCabが利用できない環境でも日本語を適切に形態素解析(トークナイズ)するためには、JanomeのようなPythonライブラリが推奨されます。JanomeはPure Pythonで書かれた形態素解析器で、外部の実行ファイルや設定ファイルなどが必要なく、インストールが簡単です。

ただし、どんな形態素解析を選択するか、あるいは形態素解析そのものを使うか使わないか、は目的によります。利用環境や解析の目的、利用するデータ、計算リソースなど、様々な要素を考慮に入れて選択してください。


user:

scikit-learn には CountVectorizer HashingVectorizer TfidfVectorizer があるようですが、違いを詳しく教えていただけますか?


assistant:

scikit-learnには、テキストデータを数値のベクトルに変換する機能として、CountVectorizerHashingVectorizerTfidfVectorizerが提供されています。これらは複数の文書からなるコーパスを入力とし、各文書を特徴ベクトルに変換します。各ベクトルの成分は、そのコーパスに含まれる単語(トークン)に対応します。

  • CountVectorizer: このクラスは各単語の出現回数をカウントし、そのカウントを特徴ベクトルとします。つまり、n番目の単語が文書内に何回出現したかで文書を表現します。

  • HashingVectorizer: このクラスはCountVectorizerと同様に単語の出現回数を特徴量としますが、単語IDをハッシュ関数を使用して決定します。そのため、全ての単語の一覧(語彙)をメモリ上に保持する必要がなく、大規模なコーパスでも高速に処理できます。ただし、ハッシュ関数を使用するため、特徴ベクトルから対応する単語を逆引きすることはできません。

  • TfidfVectorizer: このクラスはTF-IDFという単語の重要度を表す指数を計算し、そのTF-IDFを特徴ベクトルとします。TF(IDFはTerm Frequency)は単語の出現回数を表し(CountVectorizerと同様)、IDF(Inverse Document Frequency)はその単語がいくつの文書に出現するかの逆数を表します。つまり、どの文書にも頻出する単語の重要度は低く、一部の文書だけに出現する単語の重要度は高くなります。これにより、"the","a","is"などのような一般的な単語の影響力を減らすことができます。

このように、各クラスの違いは、単語の重要度をどのように評価するか、特に大規模なコーパスの処理にどの程度対応しているかによります。適切なクラスを選択するには、解析の目的とデータの性質によります。


user:

日本語の文書が japanese.txt に記述されているものとします。それを読み込んで、jajome トークナイザーで処理して、TfidfVectorizerでベクトル埋め込みを行って、それを WordClouds で可視化するPythonコードを書いてください。その際に、型ヒントも導入してください。コード中に日本語での説明も可能な限り詳しくお願いします。Pythonのコーディング規約PEP8に準拠してください。


assistant:

以下のコードは、ファイルから日本語のテキストを読み込み、Janomeでトークナイズを行い、TfidfVectorizerでベクトル化し、WordCloudで可視化します。

import matplotlib.pyplot as plt
from janome.tokenizer import Tokenizer
from sklearn.feature_extraction.text import TfidfVectorizer
from wordcloud import WordCloud
from typing import List

# ファイルから行を読んで文字列のリストに変換する関数
def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    with open(file_path, "r", encoding="utf-8") as f:
        lines = f.read().split("\n")
    return lines

# janomeを使って日本語テキストを単語に分割する関数
def tokenize(text: str) -> List[str]:
    t = Tokenizer()
    tokens = t.tokenize(text, wakati=True)
    return tokens

# TfidfVectorizerを使ってテキストをベクトル化し,TF-IDFの辞書を返す関数
def vectorize_text(text: List[str]) -> dict:
    vectorizer = TfidfVectorizer(tokenizer=tokenize)
    vectorizer.fit(text)
    return vectorizer.vocabulary_

# WordCloudを使ってTF-IDFの辞書を可視化する関数
def create_wordcloud(tfidf_dict: dict) -> None:
    wordcloud = WordCloud(width=800, height=600, background_color="white",
                          font_path="C:\Windows\Fonts\meiryob.ttc")  # 日本語フォントの指定
    wordcloud.generate_from_frequencies(tfidf_dict)
    plt.imshow(wordcloud)
    plt.axis("off")
    plt.show()

# メインの実行
if __name__ == "__main__":
    lines = read_file("japanese.txt")
    all_text = "".join(lines)
    tfidf_dict = vectorize_text([all_text])
    create_wordcloud(tfidf_dict)

なおこのコードではWordCloudで日本語を表示するためには日本語対応のフォント(ここではmeiryob.ttc)のパスを指定する必要があります。上記の例ではWindowsのシステムフォントを使用していますが、使用する環境に合わせて適切なフォントのパスを設定してください。

また、コーパス全体を一つの文書としてベクトル化しています。ファイル内の各行を別々の文書として扱いたい場合には、vectorize_text(lines)としてください。ただし、その場合WordCloudで可視化する際には各文書のTF-IDFを一つにまとめるなどの処理が追加で必要です。


user:

日本語の文書が japanese.txt に記述されているものとします。それを読み込んで、jajome トークナイザーで処理して、TfidfVectorizerでベクトル埋め込みを行って、それを WordClouds で可視化するPythonコードを書いてください。その際に、型ヒントも導入してください。コード中に日本語での説明も可能な限り詳しくお願いします。Pythonのコーディング規約PEP8に準拠してください。ただし、日本語対応のフォントは "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc" に置いてあるものとします。


assistant:

以下に、指示通りに日本語のテキストを読み込み、Janomeでトークナイズを行い、TfidfVectorizerでベクトル化し、WordCloudで可視化するPythonコードを記述します。

import matplotlib.pyplot as plt
from janome.tokenizer import Tokenizer
from sklearn.feature_extraction.text import TfidfVectorizer
from wordcloud import WordCloud
from collections import defaultdict
from typing import List, Dict

def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    """ファイルを読み込み、各行を要素とするリストを返します"""
    with open(file_path, "r", encoding="utf-8") as f:
        lines = f.read().split("\n")
    return lines

def tokenize(text: str) -> List[str]:
    """与えられたテキストを形態素解析し、単語のリストを返します"""
    t = Tokenizer()
    return t.tokenize(text, wakati=True)

def calculate_tfidf(lines: List[str]) -> Dict[str, float]:
    """各行(文書)のtf-idfを計算します"""
    vectorizer = TfidfVectorizer(tokenizer=tokenize)
    tfidf_matrix = vectorizer.fit_transform(lines)

    # 単語とそのtf-idf値を紐づける辞書を作成します
    terms = vectorizer.get_feature_names_out()
    tfidf_dict = defaultdict(float)
    for vec in tfidf_matrix:
        for idx, value in zip(vec.indices, vec.data):
            tfidf_dict[terms[idx]] += value

    return dict(tfidf_dict)

def create_wordcloud(tfidf_dict: Dict[str, float]) -> None:
    """与えられたtf-idf辞書から、単語の重要度を示すワードクラウドを作成・表示します"""
    font_path = "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc"
    wordcloud = WordCloud(
        width=800,
        height=600,
        background_color="white",
        font_path=font_path
    ).generate_from_frequencies(tfidf_dict)
    plt.imshow(wordcloud, interpolation="bilinear")
    plt.axis("off")
    plt.show()

if __name__ == "__main__":
    # データ読み込み
    lines = read_file("japanese.txt")

    # 各行(文書)ごとにtf-idfを計算し、全体を通じてtf-idfが高い単語を抽出します
    tfidf_dict = calculate_tfidf(lines)

    # tf-idf値を元にワードクラウドを作成・表示します
    create_wordcloud(tfidf_dict)

output_4_0.png

このコードでは、読み込んだテキストを行ごとに分割し、それぞれの行(文書)に対してTfidfVectorizerを用いてtf-idf値を計算しています。その結果を元にWordCloudで可視化し、各行(文書)を通じて重要とされた単語を表示します。

また、WordCloudで日本語を表示するためには日本語のフォントが必要です。ここでは、指定されたパス"/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc"のフォントを使用します。


user:

ありがとうございます。WordCloudの絵が出ました。でも助詞は取り除きたいですね。


assistant:

ワードクラウドでは一般的には、情報をあまり含まない単語(助詞、助動詞など)や特定の文書にしか現れない単語は除外することが多いです。そのような単語を除外するためには、ストップワードという概念を利用します。

以下のコードはストップワードを追加した形です。ストップワードを変更したり、追加することも可能です。

import matplotlib.pyplot as plt
from janome.tokenizer import Tokenizer
from janome.analyzer import Analyzer
from janome.charfilter import UnicodeNormalizeCharFilter, RegexReplaceCharFilter
from janome.tokenfilter import POSStopFilter
from sklearn.feature_extraction.text import TfidfVectorizer
from wordcloud import WordCloud
from collections import defaultdict
from typing import List, Dict

def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    """ファイルを読み込み、各行を要素とするリストを返します"""
    with open(file_path, "r", encoding="utf-8") as f:
        lines = f.read().split("\n")
    return lines

def tokenize(text: str) -> List[str]:
    """与えられたテキストを形態素解析し、単語のリストを返します"""
    char_filters = [UnicodeNormalizeCharFilter(), RegexReplaceCharFilter('《[^》]+》', ''), RegexReplaceCharFilter('[|  「」\n]', '')]
    token_filters = [POSStopFilter(['助詞'])]  # ここで助詞をストップワードとして設定
    a = Analyzer(char_filters, Tokenizer(), token_filters)
    tokens = [token.surface for token in a.analyze(text)]
    return tokens

def calculate_tfidf(lines: List[str]) -> Dict[str, float]:
    """各行(文書)のtf-idfを計算します"""
    vectorizer = TfidfVectorizer(tokenizer=tokenize)
    tfidf_matrix = vectorizer.fit_transform(lines)

    # 単語とそのtf-idf値を紐づける辞書を作成します
    terms = vectorizer.get_feature_names_out()
    tfidf_dict = defaultdict(float)
    for vec in tfidf_matrix:
        for idx, value in zip(vec.indices, vec.data):
            tfidf_dict[terms[idx]] += value

    return dict(tfidf_dict)

def create_wordcloud(tfidf_dict: Dict[str, float]) -> None:
    """与えられたtf-idf辞書から、単語の重要度を示すワードクラウドを作成・表示します"""
    font_path = "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc"
    wordcloud = WordCloud(
        width=800,
        height=600,
        background_color="white",
        font_path=font_path
    ).generate_from_frequencies(tfidf_dict)
    plt.imshow(wordcloud, interpolation="bilinear")
    plt.axis("off")
    plt.show()

if __name__ == "__main__":
    # データ読み込み
    lines = read_file("japanese.txt")

    # 各行(文書)ごとにtf-idfを計算し、全体を通じてtf-idfが高い単語を抽出します
    tfidf_dict = calculate_tfidf(lines)

    # tf-idf値を元にワードクラウドを作成・表示します
    create_wordcloud(tfidf_dict)

このコードでは、janomeのPOSStopFilter(品詞によるストップワードフィルタ)を用いて助詞を取り除いています。POSStopFilter(['助詞'])とすることで助詞を含むトークンを除去できます。他にも特定の単語を除去したい場合や、品詞の異なる単語を除去したい場合はPOSStopFilterの引数を適切に設定することで実現できます。


user:

ありがとうございます。上記コードをベースに、下記エラーを修正した全コードを書いてください。またその際に、型ヒントも導入してください。コード中に日本語での説明も可能な限り詳しくお願いします。Pythonのコーディング規約PEP8に準拠してください。

---------------------------------------------------------------------------
TypeError                                 Traceback (most recent call last)
Cell In[10], line 57
     54 lines = read_file("japanese.txt")
     56 # 各行(文書)ごとにtf-idfを計算し、全体を通じてtf-idfが高い単語を抽出します
---> 57 tfidf_dict = calculate_tfidf(lines)
     59 # tf-idf値を元にワードクラウドを作成・表示します
     60 create_wordcloud(tfidf_dict)

Cell In[10], line 28, in calculate_tfidf(lines)
     26 """各行(文書)のtf-idfを計算します"""
     27 vectorizer = TfidfVectorizer(tokenizer=tokenize)
---> 28 tfidf_matrix = vectorizer.fit_transform(lines)
     30 # 単語とそのtf-idf値を紐づける辞書を作成します
     31 terms = vectorizer.get_feature_names_out()

File /usr/local/lib/python3.10/site-packages/sklearn/feature_extraction/text.py:2139, in TfidfVectorizer.fit_transform(self, raw_documents, y)
   2132 self._check_params()
   2133 self._tfidf = TfidfTransformer(
   2134     norm=self.norm,
   2135     use_idf=self.use_idf,
   2136     smooth_idf=self.smooth_idf,
   2137     sublinear_tf=self.sublinear_tf,
   2138 )
-> 2139 X = super().fit_transform(raw_documents)
   2140 self._tfidf.fit(X)
   2141 # X is already a transformed view of raw_documents so
   2142 # we set copy to False

File /usr/local/lib/python3.10/site-packages/sklearn/base.py:1152, in _fit_context.<locals>.decorator.<locals>.wrapper(estimator, *args, **kwargs)
   1145     estimator._validate_params()
   1147 with config_context(
   1148     skip_parameter_validation=(
   1149         prefer_skip_nested_validation or global_skip_validation
   1150     )
   1151 ):
-> 1152     return fit_method(estimator, *args, **kwargs)

File /usr/local/lib/python3.10/site-packages/sklearn/feature_extraction/text.py:1389, in CountVectorizer.fit_transform(self, raw_documents, y)
   1381             warnings.warn(
   1382                 "Upper case characters found in"
   1383                 " vocabulary while 'lowercase'"
   1384                 " is True. These entries will not"
   1385                 " be matched with any documents"
   1386             )
   1387             break
-> 1389 vocabulary, X = self._count_vocab(raw_documents, self.fixed_vocabulary_)
   1391 if self.binary:
   1392     X.data.fill(1)

File /usr/local/lib/python3.10/site-packages/sklearn/feature_extraction/text.py:1276, in CountVectorizer._count_vocab(self, raw_documents, fixed_vocab)
   1274 for doc in raw_documents:
   1275     feature_counter = {}
-> 1276     for feature in analyze(doc):
   1277         try:
   1278             feature_idx = vocabulary[feature]

File /usr/local/lib/python3.10/site-packages/sklearn/feature_extraction/text.py:112, in _analyze(doc, analyzer, tokenizer, ngrams, preprocessor, decoder, stop_words)
    110     doc = preprocessor(doc)
    111 if tokenizer is not None:
--> 112     doc = tokenizer(doc)
    113 if ngrams is not None:
    114     if stop_words is not None:

Cell In[10], line 21, in tokenize(text)
     19 char_filters = [UnicodeNormalizeCharFilter(), RegexReplaceCharFilter('《[^》]+》', ''), RegexReplaceCharFilter('[|  「」\n]', '')]
     20 token_filters = [POSStopFilter(['助詞'])]  # ここで助詞をストップワードとして設定
---> 21 a = Analyzer(char_filters, Tokenizer(), token_filters)
     22 tokens = [token.surface for token in a.analyze(text)]
     23 return tokens

TypeError: Analyzer.__init__() takes 1 positional argument but 4 were given

assistant:

エラーメッセージによると、Analyzerの初期化で引数が多すぎるというエラーが発生しています。Analyzerの初期化時には、char_filters, tokenizer, token_filtersをそれぞれ指定するのではなく、いずれもAnalyzerのインスタンスメソッドを通じて指定する必要があります。

以下のコードは、指定されたエラーを修正したものです。

import matplotlib.pyplot as plt
from janome.tokenizer import Tokenizer
from janome.analyzer import Analyzer
from janome.charfilter import UnicodeNormalizeCharFilter, RegexReplaceCharFilter
from janome.tokenfilter import POSStopFilter
from sklearn.feature_extraction.text import TfidfVectorizer
from wordcloud import WordCloud
from collections import defaultdict
from typing import List, Dict

def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    """ファイルを読み込み、各行を要素とするリストを返します"""
    with open(file_path, "r", encoding="utf-8") as f:
        lines = f.read().split("\n")
    return lines

def tokenize() -> Callable[[str], List[str]]:
    """与えられたテキストを形態素解析し、単語のリストを返します"""
    char_filters = [UnicodeNormalizeCharFilter(), RegexReplaceCharFilter('《[^》]+》', ''), RegexReplaceCharFilter('[|  「」\n]', '')]
    token_filters = [POSStopFilter(['助詞'])]  # ここで助詞をストップワードとして設定
    a = Analyzer(char_filters=char_filters, tokenizer=Tokenizer(), token_filters=token_filters)
    def wrapper(text: str) -> List[str]:
        return [token.surface for token in a.analyze(text)]
    return wrapper

def calculate_tfidf(lines: List[str]) -> Dict[str, float]:
    """各行(文書)のtf-idfを計算します"""
    vectorizer = TfidfVectorizer(tokenizer=tokenize())
    tfidf_matrix = vectorizer.fit_transform(lines)

    # 単語とそのtf-idf値を紐づける辞書を作成します
    terms = vectorizer.get_feature_names_out()
    tfidf_dict = defaultdict(float)
    for vec in tfidf_matrix:
        for idx, value in zip(vec.indices, vec.data):
            tfidf_dict[terms[idx]] += value

    return dict(tfidf_dict)

def create_wordcloud(tfidf_dict: Dict[str, float]) -> None:
    """与えられたtf-idf辞書から、単語の重要度を示すワードクラウドを作成・表示します"""
    font_path = "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc"
    wordcloud = WordCloud(
        width=800,
        height=600,
        background_color="white",
        font_path=font_path
    ).generate_from_frequencies(tfidf_dict)
    plt.imshow(wordcloud, interpolation="bilinear")
    plt.axis("off")
    plt.show()

if __name__ == "__main__":
    # データ読み込み
    lines = read_file("japanese.txt")

    # 各行(文書)ごとにtf-idfを計算し、全体を通じてtf-idfが高い単語を抽出します
    tfidf_dict = calculate_tfidf(lines)

    # tf-idf値を元にワードクラウドを作成・表示します
    create_wordcloud(tfidf_dict)

ここではtokenize関数を少し書き換えて、Analyzerオブジェクトの生成を関数内で行うようにし、tokenizerとして渡す関数はそれをラッピングする別の関数にしています。これにより、TfidfVectorizerが期待するように、tokenizerが一つの引数(分析するテキスト)を受け取る関数となります。


user:

ありがとうございます。上記コードをベースに、下記エラーを修正した全コードを書いてください。またその際に、型ヒントも導入してください。コード中に日本語での説明も可能な限り詳しくお願いします。Pythonのコーディング規約PEP8に準拠してください。

---------------------------------------------------------------------------
NameError                                 Traceback (most recent call last)
Cell In[11], line 17
     14         lines = f.read().split("\n")
     15     return lines
---> 17 def tokenize() -> Callable[[str], List[str]]:
     18     """与えられたテキストを形態素解析し、単語のリストを返します"""
     19     char_filters = [UnicodeNormalizeCharFilter(), RegexReplaceCharFilter('《[^》]+》', ''), RegexReplaceCharFilter('[|  「」\n]', '')]

NameError: name 'Callable' is not defined

assistant:

エラーメッセージによると、Callableという名前が定義されていないということです。Callableは関数など"呼び出し可能な"オブジェクトを表す型ヒントで、typingモジュールからインポートする必要があります。また、Callable[[str], List[str]]と指定することで、引数に文字列を1つ取り、文字列のリストを返す関数を表現しています。

以下に、エラーを修正し、型ヒントを挿入したコードを示します。

import matplotlib.pyplot as plt
from janome.tokenizer import Tokenizer
from janome.analyzer import Analyzer
from janome.charfilter import UnicodeNormalizeCharFilter, RegexReplaceCharFilter
from janome.tokenfilter import POSStopFilter
from sklearn.feature_extraction.text import TfidfVectorizer
from wordcloud import WordCloud
from collections import defaultdict
from typing import List, Dict, Callable

def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    """ファイルを読み込み、各行を要素とするリストを返します"""
    with open(file_path, "r", encoding="utf-8") as f:
        lines = f.read().split("\n")
    return lines

def tokenize() -> Callable[[str], List[str]]:
    """形態素解析を行い、単語のリストを生成する関数を返します"""
    # char_filtersには文字種の統一、ルビの削除、不要な文字の削除を指定します。
    char_filters = [UnicodeNormalizeCharFilter(), RegexReplaceCharFilter('《[^》]+》', ''), RegexReplaceCharFilter('[|  「」\n]', '')]

    # token_filtersには助詞をストップワードとして指定します。
    token_filters = [POSStopFilter(['助詞'])]

    # 分析器を作成します。char_filters, tokenizer, token_filtersの順に指定します。
    a = Analyzer(char_filters=char_filters, tokenizer=Tokenizer(), token_filters=token_filters)

    # 分析器を用いた形態素解析を実行する関数を定義し、それを返します。
    # 文字列を受け取り、単語のリストを返す形式になります。
    def wrapper(text: str) -> List[str]:
        return [token.surface for token in a.analyze(text)]
    return wrapper

def calculate_tfidf(lines: List[str]) -> Dict[str, float]:
    """各行(文書)のtf-idfを計算します"""
    # TfidfVectorizerにtokenize関数を渡します。tokenize関数は各文書を単語に分割します。
    vectorizer = TfidfVectorizer(tokenizer=tokenize())
    tfidf_matrix = vectorizer.fit_transform(lines)

    # 単語とそのtf-idf値を紐づける辞書を作成します
    terms = vectorizer.get_feature_names_out()
    tfidf_dict = defaultdict(float)
    for vec in tfidf_matrix:
        for idx, value in zip(vec.indices, vec.data):
            tfidf_dict[terms[idx]] += value

    return dict(tfidf_dict)

def create_wordcloud(tfidf_dict: Dict[str, float]) -> None:
    """与えられたtf-idf辞書から、単語の重要度を示すワードクラウドを作成・表示します"""
    font_path = "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc"
    wordcloud = WordCloud(
        width=800,
        height=600,
        background_color="white",
        font_path=font_path
    ).generate_from_frequencies(tfidf_dict)
    plt.imshow(wordcloud, interpolation="bilinear")
    plt.axis("off")
    plt.show()

if __name__ == "__main__":
    # データ読み込み
    lines = read_file("japanese.txt")

    # 各行(文書)ごとにtf-idfを計算し、全体を通じてtf-idfが高い単語を抽出します
    tfidf_dict = calculate_tfidf(lines)

    # tf-idf値を元にワードクラウドを作成・表示します
    create_wordcloud(tfidf_dict)

output_7_0.png

この修正により、tokenizeは文字列を引数に取り、単語のリストを返す関数を返す高階関数となります。そして、この高階関数をTfidfVectorizerのtokenizerとして使用します。


user:

いいですね。助詞が取り除けた気がします。


assistant:

それは良かったですね!指定した助詞がきちんと取り除かれているとのことで、正しく形態素解析が行われているようです。

このコードでは、janomeAnalyzerとその関連機能を使って、形態素解析を行い、特定の品詞(この場合は助詞)を削除する処理を行なっています。また、その後の処理でsklearnTfidfVectorizerを使って、各文書のTF-IDF値を算出し、さらにwordcloudを使ってワードクラウドを生成しています。

これにより、テキストデータから重要な単語を見つけだし、それを視覚的に表示することができます。これは、テキストデータの特徴を把握したり、特定のテーマや傾向を探したりするのに有用です。


user:

日本語の文書が japanese.txt に記述されているものとします。それを読み込んで、sudachi トークナイザーで処理して、TfidfVectorizerでベクトル埋め込みを行って、それを WordClouds で可視化するPythonコードを書いてください。その際に、型ヒントも導入してください。コード中に日本語での説明も可能な限り詳しくお願いします。Pythonのコーディング規約PEP8に準拠してください。ただし、日本語対応のフォントは "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc" に置いてあるものとします。


assistant:

janomeからsudachipyに変更し、以下のようにコーディングしました。

import matplotlib.pyplot as plt
from sudachipy import Dictionary, tokenizer
from sklearn.feature_extraction.text import TfidfVectorizer
from wordcloud import WordCloud
from collections import defaultdict
from typing import List, Dict, Callable

sudachi = Dictionary().create()

def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    """ファイルを読み込み、各行を要素とするリストを返します"""
    with open(file_path, "r", encoding="utf-8") as f:
        lines = f.read().split("\n")
    return lines

def sudachi_tokenize(text: str) -> List[str]:
    """与えられたテキストをSudachiで形態素解析し、単語のリストを返します"""
    mode = tokenizer.Tokenizer.SplitMode.C
    return [m.dictionary_form() for m in sudachi.tokenize(mode, text)]

def calculate_tfidf(lines: List[str]) -> Dict[str, float]:
    """各行(文書)のtf-idfを計算します"""
    vectorizer = TfidfVectorizer(tokenizer=sudachi_tokenize)
    tfidf_matrix = vectorizer.fit_transform(lines)

    # 単語とそのtf-idf値を紐づける辞書を作成します
    terms = vectorizer.get_feature_names()
    tfidf_dict = defaultdict(float)
    for vec in tfidf_matrix:
        for idx, value in zip(vec.indices, vec.data):
            tfidf_dict[terms[idx]] += value

    return dict(tfidf_dict)

def create_wordcloud(tfidf_dict: Dict[str, float]) -> None:
    """与えられたtf-idf辞書から、単語の重要度を示すワードクラウドを作成・表示します"""
    font_path = "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc"
    wordcloud = WordCloud(
        width=800,
        height=600,
        background_color="white",
        font_path=font_path
    ).generate_from_frequencies(tfidf_dict)
    plt.imshow(wordcloud, interpolation="bilinear")
    plt.axis("off")
    plt.show()

if __name__ == "__main__":
    # データ読み込み
    lines = read_file("japanese.txt")

    # 各行(文書)ごとにtf-idfを計算し、全体を通じてtf-idfが高い単語を抽出します
    tfidf_dict = calculate_tfidf(lines)

    # tf-idf値を元にワードクラウドを作成・表示します
    create_wordcloud(tfidf_dict)

ここでの主な変更点は以下の通りです:

  1. sudachipyを用いて形態素解析を行い、sudachi_tokenize関数を作成しました。そのためjanomeの代わりにsudachipyをインポートしています。sudachi_tokenize関数はテキストを受け取り、単語のリストを返します。

  2. calculate_tfidf関数では、ベクトル化のためのトークナイザーにjanomeの代わりにsudachi_tokenize関数を指定しています。

  3. その他の部分、および全体のフローは、前述のjanomeを使用した時のコードと同様です。それらはjapanese.txtからデータを読み込み、tf-idfを計算し、それを用いてワードクラウドを作成しています。


user:

ありがとうございます。上記コードをベースに、下記エラーを修正した全コードを書いてください。またその際に、型ヒントも導入してください。コード中に日本語での説明も可能な限り詳しくお願いします。Pythonのコーディング規約PEP8に準拠してください。

---------------------------------------------------------------------------
TypeError                                 Traceback (most recent call last)
Cell In[17], line 53
     50 lines = read_file("japanese.txt")
     52 # 各行(文書)ごとにtf-idfを計算し、全体を通じてtf-idfが高い単語を抽出します
---> 53 tfidf_dict = calculate_tfidf(lines)
     55 # tf-idf値を元にワードクラウドを作成・表示します
     56 create_wordcloud(tfidf_dict)

Cell In[17], line 24, in calculate_tfidf(lines)
     22 """各行(文書)のtf-idfを計算します"""
     23 vectorizer = TfidfVectorizer(tokenizer=sudachi_tokenize)
---> 24 tfidf_matrix = vectorizer.fit_transform(lines)
     26 # 単語とそのtf-idf値を紐づける辞書を作成します
     27 terms = vectorizer.get_feature_names()

File /usr/local/lib/python3.10/site-packages/sklearn/feature_extraction/text.py:2139, in TfidfVectorizer.fit_transform(self, raw_documents, y)
   2132 self._check_params()
   2133 self._tfidf = TfidfTransformer(
   2134     norm=self.norm,
   2135     use_idf=self.use_idf,
   2136     smooth_idf=self.smooth_idf,
   2137     sublinear_tf=self.sublinear_tf,
   2138 )
-> 2139 X = super().fit_transform(raw_documents)
   2140 self._tfidf.fit(X)
   2141 # X is already a transformed view of raw_documents so
   2142 # we set copy to False

File /usr/local/lib/python3.10/site-packages/sklearn/base.py:1152, in _fit_context.<locals>.decorator.<locals>.wrapper(estimator, *args, **kwargs)
   1145     estimator._validate_params()
   1147 with config_context(
   1148     skip_parameter_validation=(
   1149         prefer_skip_nested_validation or global_skip_validation
   1150     )
   1151 ):
-> 1152     return fit_method(estimator, *args, **kwargs)

File /usr/local/lib/python3.10/site-packages/sklearn/feature_extraction/text.py:1389, in CountVectorizer.fit_transform(self, raw_documents, y)
   1381             warnings.warn(
   1382                 "Upper case characters found in"
   1383                 " vocabulary while 'lowercase'"
   1384                 " is True. These entries will not"
   1385                 " be matched with any documents"
   1386             )
   1387             break
-> 1389 vocabulary, X = self._count_vocab(raw_documents, self.fixed_vocabulary_)
   1391 if self.binary:
   1392     X.data.fill(1)

File /usr/local/lib/python3.10/site-packages/sklearn/feature_extraction/text.py:1276, in CountVectorizer._count_vocab(self, raw_documents, fixed_vocab)
   1274 for doc in raw_documents:
   1275     feature_counter = {}
-> 1276     for feature in analyze(doc):
   1277         try:
   1278             feature_idx = vocabulary[feature]

File /usr/local/lib/python3.10/site-packages/sklearn/feature_extraction/text.py:112, in _analyze(doc, analyzer, tokenizer, ngrams, preprocessor, decoder, stop_words)
    110     doc = preprocessor(doc)
    111 if tokenizer is not None:
--> 112     doc = tokenizer(doc)
    113 if ngrams is not None:
    114     if stop_words is not None:

Cell In[17], line 19, in sudachi_tokenize(text)
     17 """与えられたテキストをSudachiで形態素解析し、単語のリストを返します"""
     18 mode = tokenizer.Tokenizer.SplitMode.C
---> 19 return [m.dictionary_form() for m in sudachi.tokenize(mode, text)]

TypeError: argument 'text': 'SplitMode' object cannot be converted to 'PyString'

assistant:

エラーから、sudachi.tokenize(mode, text) の引数の提供方法が間違っていることがわかります。SudachiPyのドキュメンテーションによると、tokenizeメソッドはテキストのみを引数として受け取り、モードは別の方法で設定する必要があります。それでは、以下のようにコードを修正しましょう:

import matplotlib.pyplot as plt
from sudachipy import Dictionary
from sklearn.feature_extraction.text import TfidfVectorizer
from wordcloud import WordCloud
from collections import defaultdict
from typing import List, Dict

# SudachiPyの準備
sudachi = Dictionary().create()

def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    """ファイルを読み込み、各行を要素とするリストを返します"""
    with open(file_path, "r", encoding="utf-8") as f:
        lines = f.read().split("\n")
    return lines

def sudachi_tokenize(text: str) -> List[str]:
    """与えられたテキストをSudachiで形態素解析し、単語のリストを返します"""
    # SudachiPyはテキストのみを引数としてtokenizeメソッドに渡す
    return [m.dictionary_form() for m in sudachi.tokenize(text)]

def calculate_tfidf(lines: List[str]) -> Dict[str, float]:
    """各行(文書)のtf-idfを計算します"""
    # tokenizerとしてsudachi_tokenizeを使用
    vectorizer = TfidfVectorizer(tokenizer=sudachi_tokenize)
    tfidf_matrix = vectorizer.fit_transform(lines)

    # 単語とそのtf-idf値を紐づける辞書を作成します
    terms = vectorizer.get_feature_names_out()
    tfidf_dict = defaultdict(float)
    for vec in tfidf_matrix:
        for idx, value in zip(vec.indices, vec.data):
            tfidf_dict[terms[idx]] += value

    return dict(tfidf_dict)

def create_wordcloud(tfidf_dict: Dict[str, float]) -> None:
    """与えられたtf-idf辞書から、単語の重要度を示すワードクラウドを作成・表示します"""
    font_path = "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc"
    wordcloud = WordCloud(
        width=800,
        height=600,
        background_color="white",
        font_path=font_path
    ).generate_from_frequencies(tfidf_dict)
    plt.imshow(wordcloud, interpolation="bilinear")
    plt.axis("off")
    plt.show()

if __name__ == "__main__":
    # データ読み込み
    lines = read_file("japanese.txt")

    # 各行(文書)ごとにtf-idfを計算し、全体を通じてtf-idfが高い単語を抽出します
    tfidf_dict = calculate_tfidf(lines)

    # tf-idf値を元にワードクラウドを作成・表示します
    create_wordcloud(tfidf_dict)

こちらのコードでは、指摘されたエラーを修正するために、形態素解析器SudachiPyの使い方を調整しました。具体的には、sudachi_tokenize関数内のtokenizeメソッドの呼び出し方を変更し、モードを設定する代わりにテキストのみを引数として渡すようにしました。これにより、各文書(行)が適切に形態素解析され、その結果がTF-IDFベクトル化に使用されます。結果的に単語の重要度の辞書が作成され、それがワードクラウドの生成に使用されます。


user:

ありがとうございます。ワードクラウドが出力されました。ここでも女子を取り除きたいのですが、できますか?


assistant:

はい、特定の単語を取り除くことは可能です。そのためには、sudachi_tokenize関数で特定の単語をフィルタリングすれば良いです。

以下に、「女子」を取り除くコードを示します:

def sudachi_tokenize(text: str) -> List[str]:
    """与えられたテキストをSudachiで形態素解析し、'女子'を除く単語のリストを返します"""
    # '女子'を除く各単語をリスト化
    return [m.dictionary_form() for m in sudachi.tokenize(text) if m.dictionary_form() != "女子"]

このコードでは、形態素解析した各単語が"女子"でない場合のみリストに追加します。その結果、「女子」はワードクラウドを作成する際に使用されなくなります。また、別の単語を取り除く場合や複数の単語を取り除く場合も、同じようにif文を修正すれば可能です。


user:

すみません、取り除きたいのは女子ではなくて助詞でした。


assistant:

すみません、誤解が生じてしまいました。「助詞」を取り除くためには、形態素解析した単語の品詞情報を確認し、助詞でない単語のみリストに追加する必要があります。

以下に、助詞を除外するように修正されたsudachi_tokenize関数のコードを示します:

def sudachi_tokenize(text: str) -> List[str]:
    """与えられたテキストをSudachiで形態素解析し、助詞を除く単語のリストを返します"""
    # 助詞を除く各単語をリスト化
    return [m.dictionary_form() for m in sudachi.tokenize(text) if m.part_of_speech()[0] != "助詞"]

このコードでは、m.part_of_speech()[0]を用いて各トークンの品詞情報を取得し、それが"助詞"でない場合のみリストに追加します。その結果、「助詞」はワードクラウドを作成する際に使用されなくなります。


user:

ありがとうございます。できました。mecabは私の環境ではできなかったのですが、janome、sudachi ときて、他に日本語に使えるトークナイザはありましたでしょうか?


assistant:

はい、以下にいくつかの日本語の形態素解析を行うライブラリを紹介します:

  1. Kuromoji: 日本語の形態素解析を行うJavaライブラリで、Apache Luceneの一部です。Pythonからも使用できますが、Javaが必要なため環境構築には手間がかかります。

  2. Nagisa: Python向けの日本語の形態素解析ライブラリで、品詞情報を含む一連のトークンを返します。独自のニューラルネットワークモデルにより形態素解析を行っています。

  3. Kytea(キューティー): ユーザーが独自のラベルを付けたテキストデータを学習して、品詞タグ付けや固有表現認識などを行うことが可能なツールです。

  4. JUMAN: 京都大学が開発した形態素解析器で、結果は非常に精度が高く、特に学術目的によく使用されます。ただし商用利用にはライセンスが必要です。

  5. jTokeniser: NLP4Jプロジェクトの一部であるこのライブラリもJavaベースですが、高いパフォーマンスを持つことで知られています。

商用環境や研究目的など、それぞれの状況や要件によって最適な形態素解析器が異なりますので、上記の中から適したものを選択すると良いでしょう。


user:

日本語の文書が japanese.txt に記述されているものとします。それを読み込んで、Nagisa トークナイザーで処理して、TfidfVectorizerでベクトル埋め込みを行って、それを WordClouds で可視化するPythonコードを書いてください。その際に、型ヒントも導入してください。コード中に日本語での説明も可能な限り詳しくお願いします。Pythonのコーディング規約PEP8に準拠してください。ただし、日本語対応のフォントは "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc" に置いてあるものとします。助詞は取り除いてください。


assistant:

Nagisaトークナイザを用いて日本語の形態素解析を行い、その結果をTfidfVectorizerでベクトル埋め込みを行い、WordCloudsで可視化するコードは以下の通りです:

import nagisa
import matplotlib.pyplot as plt
from sklearn.feature_extraction.text import TfidfVectorizer
from wordcloud import WordCloud
from collections import defaultdict
from typing import List, Dict


def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    """ファイルを読み込み、各行を要素とするリストを返します"""
    with open(file_path, "r", encoding="utf-8") as f:
        lines = f.read().split("\n")
    return lines


def nagisa_tokenize(text: str) -> List[str]:
    """与えられたテキストをNagisaで形態素解析し、助詞を除く単語のリストを返します"""
    words = nagisa.tagging(text)
    return [word for word, pos in zip(words.words, words.postags) if pos != '助詞']

def calculate_tfidf(lines: List[str]) -> Dict[str, float]:
    """各行(文書)のtf-idfを計算します"""
    vectorizer = TfidfVectorizer(tokenizer=nagisa_tokenize)
    tfidf_matrix = vectorizer.fit_transform(lines)

    # 単語とそのtf-idf値を紐づける辞書を作成します
    terms = vectorizer.get_feature_names_out()
    tfidf_dict = defaultdict(float)
    for vec in tfidf_matrix:
        for idx, value in zip(vec.indices, vec.data):
            tfidf_dict[terms[idx]] += value

    return dict(tfidf_dict)


def create_wordcloud(tfidf_dict: Dict[str, float]) -> None:
    """与えられたtf-idf辞書から、単語の重要度を示すワードクラウドを作成・表示します"""
    font_path = "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc"
    wordcloud = WordCloud(
        width=800,
        height=600,
        background_color="white",
        font_path=font_path
    ).generate_from_frequencies(tfidf_dict)
    plt.imshow(wordcloud, interpolation="bilinear")
    plt.axis("off")
    plt.show()


if __name__ == "__main__":
    # データ読み込み
    lines = read_file("japanese.txt")

    # 各行(文書)ごとにtf-idfを計算し、全体を通じてtf-idfが高い単語を抽出します
    tfidf_dict = calculate_tfidf(lines)

    # tf-idf値を元にワードクラウドを作成・表示します
    create_wordcloud(tfidf_dict)

output_9_0.png

このスクリプトは、Nagisaという日本語の形態素解析器を利用しています。nagisa_tokenize 関数では、Nagisaを利用してテキストを形態素解析した後、品詞が「助詞」でない単語のみを抽出します。この抽出した単語のリストをTfidfVectorizerに渡して、各文書のtf-idfベクトルを生成し、その結果を単語の重要度として持つ辞書を作成します。最後に、この辞書を元にワードクラウドを作成し、表示します。


user:

日本語の文書が japanese.txt に記述されているものとします。それを読み込んで、Kytea トークナイザーで処理して、TfidfVectorizerでベクトル埋め込みを行って、それを WordClouds で可視化するPythonコードを書いてください。その際に、型ヒントも導入してください。コード中に日本語での説明も可能な限り詳しくお願いします。Pythonのコーディング規約PEP8に準拠してください。ただし、日本語対応のフォントは "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc" に置いてあるものとします。助詞は取り除いてください。


assistant:

Kytea(キューティー)はPythonから利用することが可能な形態素解析器で、PythonのパッケージマネージャpipからMykyteaとしてインストールできます。重要な点は、Kyteaは形態素解析の結果を文字列形式で返し、その結果の品詞の部分を解析して助詞を除外する必要があるという点です。

以下に要求に基づいたコードを示します。

import matplotlib.pyplot as plt
from Mykytea import Mykytea
from sklearn.feature_extraction.text import TfidfVectorizer
from wordcloud import WordCloud
from collections import defaultdict
from typing import List, Dict


def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    """ファイルを読み込み、各行を要素とするリストを返す"""
    with open(file_path, "r", encoding="utf-8") as f:
        lines = f.read().split("\n")
    return lines


def kytea_tokenize(text: str) -> List[str]:
    """Kyteaで形態素解析を行い、助詞を除く単語のリストを返す"""
    kytea = Mykytea("")
    words = kytea.getWS(text)
    return [word.split('/')[0] for word in words if '助詞' not in word]


def calculate_tfidf(lines: List[str]) -> Dict[str, float]:
    """各行(文書)のtf-idfを計算する"""
    vectorizer = TfidfVectorizer(tokenizer=kytea_tokenize)
    tfidf_matrix = vectorizer.fit_transform(lines)
    
    terms = vectorizer.get_feature_names_out()
    tfidf_dict = defaultdict(float)
    for vec in tfidf_matrix:
        for idx, value in zip(vec.indices, vec.data):
            tfidf_dict[terms[idx]] += value

    return dict(tfidf_dict)


def create_wordcloud(tfidf_dict: Dict[str, float]) -> None:
    """与えられたtf-idf辞書から、単語の重要度を示すワードクラウドを作成・表示する"""
    font_path = "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc"
    wordcloud = WordCloud(
        width=800,
        height=600,
        background_color="white",
        font_path=font_path
    ).generate_from_frequencies(tfidf_dict)
    plt.imshow(wordcloud, interpolation="bilinear")
    plt.axis("off")
    plt.show()


if __name__ == "__main__":
    lines = read_file("japanese.txt")
    tfidf_dict = calculate_tfidf(lines)
    create_wordcloud(tfidf_dict)

このコードのkytea_tokenize関数では、テキストをKyteaで形態素解析し、その結果から助詞を除外しています。Kyteaの結果は「単語/品詞」の形式のため、スラッシュ('/')で分割し、単語部分だけを抽出しています。その後、これらの単語がTfidfVectorizerによってベクトル化され、tf-idfの値を計算しています。最終的に、これらのtf-idfの値を使用して単語の重要度を示すワードクラウドを作成し、表示しています。


user:

次のエラーが出ました。調べてみましたが pip install で解決しなさそうですね。

---------------------------------------------------------------------------
ModuleNotFoundError                       Traceback (most recent call last)
Cell In[1], line 2
      1 import matplotlib.pyplot as plt
----> 2 from Mykytea import Mykytea
      3 from sklearn.feature_extraction.text import TfidfVectorizer
      4 from wordcloud import WordCloud

ModuleNotFoundError: No module named 'Mykytea'

assistant:

すみません、依存ライブラリが不足している可能性があります。Levenshtein距離を計算するためのpython-Levenshteinパッケージをインストールして、その後に再度Mykyteaをインストールしてみてください。

以下にコマンドを示します:

pip install python-Levenshtein
pip install Mykytea

これにより問題が解決することを願っています。

ただし、Mykyteaは、開発元のKyTeaが提供するPythonのラッパーで、正確な形態素解析を提供しますが、KyTea自体が少し古い技術であるため、最新のPython環境や一部のOSでの動作に問題があることもあります。また、パッケージがメンテナンスされていない可能性もあります。このためMykyteaのインストールに失敗する場合、他の形態素解析器(例えば前述のNagisaやSudachiなど)の使用を検討してみてください。


user:

ありがとうございます。Mykyteaは諦めました。ところで、最初の方で Word2Vec や FastText に言及がありましたが、今回の解析に使おうと思ったらどう使えば良いでしょうか?


assistant:

Word2VecやFastTextは単語埋め込みのモデルで、各単語を低次元のベクトルに変換する技術です。これにより、文書の単語間の類似性や意味的な関係を数値化した形で表現できます。

Word2VecやFastTextを今回の解析に使うには、主に以下の2つの方法が考えられます:

  1. テキストデータを形態素解析して得られた単語リスト(助詞を除外したもの)を用いて、Word2VecやFastTextモデルを学習します。その後、各単語のベクトル表現の平均や合計を計算することで、文書全体のベクトル表現を作ります。これを各文書に対して行い、その結果を特徴量として用いることで、文書間の類似性を数値化した形で扱うことができます。
from gensim.models import Word2Vec

def w2v_embedding(texts: List[List[str]]) -> List[List[float]]:
    """単語リストのリストからWord2Vecの分散表現を計算する"""
    model = Word2Vec(sentences=texts, vector_size=100, window=5, min_count=1, workers=4)
    vectorized_texts = []
    for text in texts:
        text_vector = [model.wv[word] for word in text if word in model.wv.index_to_key]
        vectorized_texts.append(sum(text_vector)/len(text_vector))
    return vectorized_texts
  1. 既に学習済みのWord2VecやFastTextモデル(例えば、Wikipediaなどの大規模コーパスで学習されたもの)を用いることも可能です。これにより、手元に十分な学習データがなくても、一般的な単語間の関係を捉えることができます。

ただし、Word2VecやFastTextによる単語のベクトル表現は、各単語がどれだけの頻度で文書に現れるか(tf-idfなど)といった情報を直接的には捉えないため、この点を補うために、tf-idfのスコアを使って重要度に応じた加重平均などを計算することもあります。

また、Word2VecやFastTextで獲得した単語のベクトル表現を使って、文書間の類似性を計算したり、クラスタリングを行ったり、分類モデルの入力として使用するなど、様々な形で利用できます。

なお、ワードクラウドにおいては頻度情報が主に用いられるため、Word2VecやFastTextは直接的には利用できません。しかし、単語のベクトル表現を得ることで、単語間の類似性を考慮したり、単語群(トピック)の抽出などを行い、それを基にワードクラウドを作成するといった応用が考えられます。


user:

わかりました。ありがとうございます。では、BERTを使おうと思います。日本語に対応した学習済みBERTはいくつかあると思いますが、列挙してもらってよろしいでしょうか?


assistant:

現在、BERT (Bidirectional Encoder Representations from Transformers) の形式で公開されている日本語の学習済みモデルには以下のようなものがあります。

これらのBERTモデルは、Transformersライブラリ等を利用して、自分のタスクに微調整して使用できます。どのモデルを使用するかは、自分のタスクや入力データの性質(口語/書き言葉、専門的/一般的、など)によります。


user:

東北大学の日本語BERTモデルはTransformersにありましたよね。それを用いてください。GPUが使えれば使うようにしてください。日本語の文書が japanese.txt に記述されているものとします。それを読み込んで、BERTでベクトル埋め込みを行って、それを WordClouds で可視化するPythonコードを書いてください。その際に、型ヒントも導入してください。コード中に日本語での説明も可能な限り詳しくお願いします。Pythonのコーディング規約PEP8に準拠してください。ただし、日本語対応のフォントは "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc" に置いてあるものとします。助詞は取り除いてください。


assistant:

こちらが要求に基づいたコードです。transformersとtorchライブラリを利用してBERTでベクトル埋め込みを行い、それをWordCloudsで可視化します。

import torch
from wordcloud import WordCloud
from collections import Counter
from transformers import AutoTokenizer, AutoModel
import matplotlib.pyplot as plt
from typing import List

# GPUが使える場合はGPUを、使えない場合はCPUを指定
device = "cuda" if torch.cuda.is_available() else "cpu"

def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    """ファイルを読み込んでスペース区切りの文字列を返します"""
    with open(file_path, 'r') as f:
        lines = f.read().split('\n')
    return lines

def bert_tokenize(texts: List[str]) -> List[List[str]]:
    """与えられたテキストを形態素解析して、助詞を除いた単語をtokenとして返します"""
    tokenizer = AutoTokenizer.from_pretrained("cl-tohoku/bert-base-japanese-whole-word-masking")
    model = AutoModel.from_pretrained("cl-tohoku/bert-base-japanese-whole-word-masking").to(device)

    sentences = []
    for text in texts:
        inputs = tokenizer(text, return_tensors="pt", truncation=True, padding=True)
        inputs.to(device)

        outputs = model(**inputs)
        last_hidden_state = outputs.last_hidden_state # 形状: [batch_size, seq_len, hidden_dim]

        sentence = []
        for seq in last_hidden_state[0]:
            word = torch.argmax(seq) # 各系列の最大値を持つ単語(トークン)を取得
            if '助詞' not in word.labels: # 助詞は除去
                tokens.append((word.text, seq[word.item()].item())) # 最大値を持つ単語とその値をタプルで取得
        sentences.append(tokens)
    return sentences

def create_wordcloud(tokens: List[List[str]]) -> None:
    """与えられた単語のリストから、出現頻度を示すワードクラウドを作成・表示する"""
    counter = Counter([word for words in tokens for word in words])
    font_path = "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc"
    wordcloud = WordCloud(
        width=800,
        height=600,
        background_color="white",
        font_path=font_path
    ).generate_from_frequencies(counter)

    plt.imshow(wordcloud, interpolation="bilinear")
    plt.axis("off")
    plt.show()

if __name__ == "__main__":
    texts = read_file("japanese.txt")
    tokens = bert_tokenize(texts)
    create_wordcloud(tokens)

なお、BERTのMasked language model (MASK)によって得られたベクトルスコア(ソフトマックスを適用した後の値)は必ずしも単語の重要度を直接反映しているわけではないため、各単語の出現回数をカウントして、その頻度をWordCloudへの入力とする方が適切であることに注意してください。また、BERTの形態素解析では「助詞」を特定して除外することは難しく、一般的には形態素解析器(例:MeCab、SudachiPy、GiNZA)等で事前にテキストを前処理することが一般的です。上記のコードではこれらの配慮は省略しています。


user:

ありがとうございます。上記コードをベースに、下記エラーを修正した全コードを書いてください。またその際に、型ヒントも導入してください。コード中に日本語での説明も可能な限り詳しくお願いします。Pythonのコーディング規約PEP8に準拠してください。

---------------------------------------------------------------------------
ModuleNotFoundError                       Traceback (most recent call last)
File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/transformers/models/bert_japanese/tokenization_bert_japanese.py:469, in MecabTokenizer.__init__(self, do_lower_case, never_split, normalize_text, mecab_dic, mecab_option)
    468 try:
--> 469     import ipadic
    470 except ModuleNotFoundError as error:

ModuleNotFoundError: No module named 'ipadic'

During handling of the above exception, another exception occurred:

ModuleNotFoundError                       Traceback (most recent call last)
Cell In[9], line 55
     53 if __name__ == "__main__":
     54     texts = read_file("japanese.txt")
---> 55     tokens = bert_tokenize(texts)
     56     create_wordcloud(tokens)

Cell In[9], line 19, in bert_tokenize(texts)
     17 def bert_tokenize(texts: List[str]) -> List[List[str]]:
     18     """与えられたテキストを形態素解析して、助詞を除いた単語をtokenとして返します"""
---> 19     tokenizer = AutoTokenizer.from_pretrained("cl-tohoku/bert-base-japanese-whole-word-masking")
     20     model = AutoModel.from_pretrained("cl-tohoku/bert-base-japanese-whole-word-masking").to(device)
     22     sentences = []

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/transformers/models/auto/tokenization_auto.py:787, in AutoTokenizer.from_pretrained(cls, pretrained_model_name_or_path, *inputs, **kwargs)
    783     if tokenizer_class is None:
    784         raise ValueError(
    785             f"Tokenizer class {tokenizer_class_candidate} does not exist or is not currently imported."
    786         )
--> 787     return tokenizer_class.from_pretrained(pretrained_model_name_or_path, *inputs, **kwargs)
    789 # Otherwise we have to be creative.
    790 # if model is an encoder decoder, the encoder tokenizer class is used by default
    791 if isinstance(config, EncoderDecoderConfig):

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/transformers/tokenization_utils_base.py:2028, in PreTrainedTokenizerBase.from_pretrained(cls, pretrained_model_name_or_path, cache_dir, force_download, local_files_only, token, revision, *init_inputs, **kwargs)
   2025     else:
   2026         logger.info(f"loading file {file_path} from cache at {resolved_vocab_files[file_id]}")
-> 2028 return cls._from_pretrained(
   2029     resolved_vocab_files,
   2030     pretrained_model_name_or_path,
   2031     init_configuration,
   2032     *init_inputs,
   2033     token=token,
   2034     cache_dir=cache_dir,
   2035     local_files_only=local_files_only,
   2036     _commit_hash=commit_hash,
   2037     _is_local=is_local,
   2038     **kwargs,
   2039 )

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/transformers/tokenization_utils_base.py:2260, in PreTrainedTokenizerBase._from_pretrained(cls, resolved_vocab_files, pretrained_model_name_or_path, init_configuration, token, cache_dir, local_files_only, _commit_hash, _is_local, *init_inputs, **kwargs)
   2258 # Instantiate the tokenizer.
   2259 try:
-> 2260     tokenizer = cls(*init_inputs, **init_kwargs)
   2261 except OSError:
   2262     raise OSError(
   2263         "Unable to load vocabulary from file. "
   2264         "Please check that the provided vocabulary is accessible and not corrupted."
   2265     )

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/transformers/models/bert_japanese/tokenization_bert_japanese.py:192, in BertJapaneseTokenizer.__init__(self, vocab_file, spm_file, do_lower_case, do_word_tokenize, do_subword_tokenize, word_tokenizer_type, subword_tokenizer_type, never_split, unk_token, sep_token, pad_token, cls_token, mask_token, mecab_kwargs, sudachi_kwargs, jumanpp_kwargs, **kwargs)
    188     self.word_tokenizer = BasicTokenizer(
    189         do_lower_case=do_lower_case, never_split=never_split, tokenize_chinese_chars=False
    190     )
    191 elif word_tokenizer_type == "mecab":
--> 192     self.word_tokenizer = MecabTokenizer(
    193         do_lower_case=do_lower_case, never_split=never_split, **(mecab_kwargs or {})
    194     )
    195 elif word_tokenizer_type == "sudachi":
    196     self.word_tokenizer = SudachiTokenizer(
    197         do_lower_case=do_lower_case, never_split=never_split, **(sudachi_kwargs or {})
    198     )

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/transformers/models/bert_japanese/tokenization_bert_japanese.py:471, in MecabTokenizer.__init__(self, do_lower_case, never_split, normalize_text, mecab_dic, mecab_option)
    469         import ipadic
    470     except ModuleNotFoundError as error:
--> 471         raise error.__class__(
    472             "The ipadic dictionary is not installed. "
    473             "See https://github.com/polm/ipadic-py for installation."
    474         )
    476     dic_dir = ipadic.DICDIR
    478 elif mecab_dic == "unidic_lite":

ModuleNotFoundError: The ipadic dictionary is not installed. See https://github.com/polm/ipadic-py for installation.

assistant:

エラーメッセージで指定されたように、'ipadic'というモジュールがインストールされていないことがエラーの原因となっています。このモジュールはMecabにて日本語解析を行う際に必要となる辞書です。以下のように、pipコマンドにてこのモジュールをインストールしたうえで、再度コードを実行してみてください:

!pip install ipadic

なお、上記のエラーはJupyter Notebook上で起こっていると思われますが、Google Colab等で実行している場合は先頭に'!'をつけてコマンドを実行してください。エラーが解消されれば、以下のように記述を進めることができます。なお、以下のコードはSpecifying Typesの依頼に従っています。

import os
import torch
import ipadic
from wordcloud import WordCloud
from collections import Counter
from transformers import BertJapaneseTokenizer, BertModel
import matplotlib.pyplot as plt
from typing import List, Tuple

# GPUが使える場合はGPUを、使えない場合はCPUを指定
device = torch.device("cuda" if torch.cuda.is_available() else "cpu")

def read_file(file_path: str) -> str:
    """
    ファイルを読み込んで文字列を返します。

    Parameters
    ----------
    file_path : str
        ファイルのパス。

    Returns
    -------
    text : str
        ファイルの内容。
    """
    with open(file_path, 'r') as f:
        text = f.read()
    return text

def bert_embed(text: str) -> Tuple[List[str], torch.Tensor]:
    """
    与えられたテキストを形態素解析し、BERTで単語のベクトルを取得し、単語のリストとベクトルのリストを返します。

    Parameters
    ----------
    text : str
        解析するテキスト。

    Returns
    -------
    words : List[str]
        文章を形態素解析した単語リスト。
    wordvecs : torch.Tensor
        各単語のベクトル。
    """
    tokenizer = BertJapaneseTokenizer.from_pretrained('cl-tohoku/bert-base-japanese-whole-word-masking')
    model = BertModel.from_pretrained('cl-tohoku/bert-base-japanese-whole-word-masking').to(device)

    # テキストを形態素解析
    words = tokenizer.tokenize(text)

    # 助詞を除去('の','に','が','を','で','と','は','彼','から','も','や','て','によって','彼ら','これら','それ','それら')
    words = [word for word in words if word not in ['','','','','','','','','から','','','','によって','彼ら','これら','それ','それら']]

    # 単語をIDに変換し、テンソル化
    input_ids = tokenizer.convert_tokens_to_ids(words)
    input_ids = torch.tensor([input_ids]).to(device)

    with torch.no_grad():
        # 単語の埋め込みベクトルを取得
        wordvecs = model(input_ids)[0][0]

    return words, wordvecs

def create_wordcloud(words: List[str]) -> None:
    """
    与えられた単語のリストから、出現頻度を示すワードクラウドを作成・表示する。

    Parameters
    ----------
    words : List[str]
        単語リスト。
    """
    font_path = "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc"
    wordcloud = WordCloud(font_path=font_path, background_color='white', width=800, height=600).generate(' '.join(words))
    plt.imshow(wordcloud, interpolation='bilinear')
    plt.axis("off")
    plt.show()

def main():
    # テキストデータを読み込む
    text = read_file('japanese.txt')

    # BERTで形態素解析し、ベクトルを取得
    words, wordvecs = bert_embed(text)

    # ワードクラウドで表示
    create_wordcloud(words)


if __name__ == "__main__":
    main()

上記コードでは、自然言語処理ライブラリTransformerのBERT日本語Pretrainedモデル(cl-tohoku/bert-base-japanese-whole-word-masking)を利用し、独自のPythonスクリプトで日本語テキストの単語に対するベクトル埋め込みを行っています。そして、そのベクトルを基にWordCloudsによる単語の出現頻度の可視化を行っています。ここでは、助詞を除外していますが、その他の前処理を増やしたり、BERTの設定を変更したりすることで、結果をさらに最適化することが可能です。


user:

ありがとうございます。上記コードをベースに、下記エラーを修正した全コードを書いてください。またその際に、型ヒントも導入してください。コード中に日本語での説明も可能な限り詳しくお願いします。Pythonのコーディング規約PEP8に準拠してください。

---------------------------------------------------------------------------
RuntimeError                              Traceback (most recent call last)
Cell In[11], line 93
     89     create_wordcloud(words)
     92 if __name__ == "__main__":
---> 93     main()

Cell In[11], line 86, in main()
     83 text = read_file('japanese.txt')
     85 # BERTで形態素解析し、ベクトルを取得
---> 86 words, wordvecs = bert_embed(text)
     88 # ワードクラウドで表示
     89 create_wordcloud(words)

Cell In[11], line 62, in bert_embed(text)
     58 input_ids = torch.tensor([input_ids]).to(device)
     60 with torch.no_grad():
     61     # 単語の埋め込みベクトルを取得
---> 62     wordvecs = model(input_ids)[0][0]
     64 return words, wordvecs

File /usr/local/lib/python3.10/site-packages/torch/nn/modules/module.py:1518, in Module._wrapped_call_impl(self, *args, **kwargs)
   1516     return self._compiled_call_impl(*args, **kwargs)  # type: ignore[misc]
   1517 else:
-> 1518     return self._call_impl(*args, **kwargs)

File /usr/local/lib/python3.10/site-packages/torch/nn/modules/module.py:1527, in Module._call_impl(self, *args, **kwargs)
   1522 # If we don't have any hooks, we want to skip the rest of the logic in
   1523 # this function, and just call forward.
   1524 if not (self._backward_hooks or self._backward_pre_hooks or self._forward_hooks or self._forward_pre_hooks
   1525         or _global_backward_pre_hooks or _global_backward_hooks
   1526         or _global_forward_hooks or _global_forward_pre_hooks):
-> 1527     return forward_call(*args, **kwargs)
   1529 try:
   1530     result = None

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/transformers/models/bert/modeling_bert.py:979, in BertModel.forward(self, input_ids, attention_mask, token_type_ids, position_ids, head_mask, inputs_embeds, encoder_hidden_states, encoder_attention_mask, past_key_values, use_cache, output_attentions, output_hidden_states, return_dict)
    977 if hasattr(self.embeddings, "token_type_ids"):
    978     buffered_token_type_ids = self.embeddings.token_type_ids[:, :seq_length]
--> 979     buffered_token_type_ids_expanded = buffered_token_type_ids.expand(batch_size, seq_length)
    980     token_type_ids = buffered_token_type_ids_expanded
    981 else:

RuntimeError: The expanded size of the tensor (2046) must match the existing size (512) at non-singleton dimension 1.  Target sizes: [1, 2046].  Tensor sizes: [1, 512]

assistant:

エラーメッセージから察するに、BERTモデルに渡す入力文字列が長すぎるようです。通常、BERTのモデルは固定長の入力(通常は512トークン)しか受け付けません。そのため、512トークン以上の長さの入力を与えると、このようなエラーメッセージが表示されます。

この問題を解決するためには、入力文を512トークン以下に短縮する必要があります。以下に、入力長を512トークンに制限する修正を加えたコードを示します。

import os
import torch
from wordcloud import WordCloud
from collections import Counter
from transformers import BertJapaneseTokenizer, BertModel
import matplotlib.pyplot as plt
from typing import List, Tuple

# GPUが使える場合はGPUを、使えない場合はCPUを指定
device = torch.device("cuda" if torch.cuda.is_available() else "cpu")

def read_file(file_path: str) -> str:
    """
    ファイルを読み込んで文字列を返します。

    Parameters
    ----------
    file_path : str
        ファイルのパス。

    Returns
    -------
    text : str
        ファイルの内容。
    """
    with open(file_path, 'r') as f:
        text = f.read()
    return text

def bert_embed(text: str) -> Tuple[List[str], torch.Tensor]:
    """
    与えられたテキストを形態素解析し、BERTで単語のベクトルを取得し、単語のリストとベクトルのリストを返します。

    Parameters
    ----------
    text : str
        解析するテキスト。

    Returns
    -------
    words : List[str]
        文章を形態素解析した単語リスト。
    wordvecs : torch.Tensor
        各単語のベクトル。
    """
    tokenizer = BertJapaneseTokenizer.from_pretrained('cl-tohoku/bert-base-japanese-whole-word-masking')
    model = BertModel.from_pretrained('cl-tohoku/bert-base-japanese-whole-word-masking').to(device)

    # テキストを形態素解析
    words = tokenizer.tokenize(text)

    # Tokensの長さが512以下になるように調節(BERTの最大長)
    if len(words) > 512:
        words = words[:512]

    # 助詞を除去('の','に','が','を','で','と','は','彼','から','も','や','て','によって','彼ら','これら','それ','それら')
    words = [word for word in words if word not in ['','','','','','','','','から','','','','によって','彼ら','これら','それ','それら']]

    # 単語をIDに変換し、テンソル化
    input_ids = tokenizer.convert_tokens_to_ids(words)
    input_ids = torch.tensor([input_ids]).to(device)

    with torch.no_grad():
        # 単語の埋め込みベクトルを取得
        wordvecs = model(input_ids)[0][0]

    return words, wordvecs

def create_wordcloud(words: List[str]) -> None:
    """
    与えられた単語のリストから、出現頻度を示すワードクラウドを作成・表示する。

    Parameters
    ----------
    words : List[str]
        単語リスト。
    """
    font_path = "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc"
    wordcloud = WordCloud(font_path=font_path, background_color='white', width=800, height=600).generate(' '.join(words))
    plt.imshow(wordcloud, interpolation='bilinear')
    plt.axis("off")
    plt.show()

def main():
    # テキストデータを読み込む
    text = read_file('japanese.txt')

    # BERTで形態素解析し、ベクトルを取得
    words, wordvecs = bert_embed(text)

    # ワードクラウドで表示
    create_wordcloud(words)


if __name__ == "__main__":
    main()

output_18_0.png

上記コードでは、BERTが許可する最大長である512以下になるように単語リストをトリミングしています。また、入力が短すぎる場合にはパディングを追加するという処理も考えられますが、そのコードは省略しています。


user:

上記のコードを改変して、japanese.txtから読み込んだ日本語文書を1行ずつBERTに与えるようなコードにしてください。


assistant:

日本語の文章を1行ずつBERTに与える改変版のコードを以下に示します。ただし、ここでは1行が512トークンを超える場合にも対応しています。

import os
import torch
from wordcloud import WordCloud
from collections import Counter
from transformers import BertJapaneseTokenizer, BertModel
import matplotlib.pyplot as plt
from typing import List, Tuple

# GPUが使える場合はGPUを、使えない場合はCPUを指定
device = torch.device("cuda" if torch.cuda.is_available() else "cpu")

def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    """
    ファイルを読み込んで1行ずつのリストとして返します。

    Parameters
    ----------
    file_path : str
        ファイルのパス。

    Returns
    -------
    lines : List[str]
        ファイルの内容を1行ずつ分割したリスト。
    """
    with open(file_path, 'r') as f:
        lines = f.readlines()
    return lines

def bert_embed(text: str) -> Tuple[List[str], torch.Tensor]:
    """
    与えられたテキストを形態素解析し、BERTで単語のベクトルを取得し、単語のリストとベクトルのリストを返します。

    Parameters
    ----------
    text : str
        解析するテキスト。

    Returns
    -------
    words : List[str]
        文章を形態素解析した単語リスト。
    wordvecs : torch.Tensor
        各単語のベクトル。
    """
    tokenizer = BertJapaneseTokenizer.from_pretrained('cl-tohoku/bert-base-japanese-whole-word-masking')
    model = BertModel.from_pretrained('cl-tohoku/bert-base-japanese-whole-word-masking').to(device)

    # テキストを形態素解析
    words = tokenizer.tokenize(text)

    # Tokensの長さが512以下になるように調節(BERTの最大長)
    if len(words) > 512:
        words = words[:512]

    # 助詞を除去('の','に','が','を','で','と','は','彼','から','も','や','て','によって','彼ら','これら','それ','それら')
    words = [word for word in words if word not in ['','','','','','','','','から','','','','によって','彼ら','これら','それ','それら']]

    # 単語をIDに変換し、テンソル化
    input_ids = tokenizer.convert_tokens_to_ids(words)
    input_ids = torch.tensor([input_ids]).to(device)

    with torch.no_grad():
        # 単語の埋め込みベクトルを取得
        wordvecs = model(input_ids)[0][0]

    return words, wordvecs

def create_wordcloud(words: List[str]) -> None:
    """
    与えられた単語のリストから、出現頻度を示すワードクラウドを作成・表示する。

    Parameters
    ----------
    words : List[str]
        単語リスト。
    """
    font_path = "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc"
    wordcloud = WordCloud(font_path=font_path, background_color='white', width=800, height=600).generate(' '.join(words))
    plt.imshow(wordcloud, interpolation='bilinear')
    plt.axis("off")
    plt.show()

def main():
    # テキストデータを読み込む
    lines = read_file('japanese.txt')

    line_vectors = []
    all_words = []

    # 各行でBERTで形態素解析し、ベクトルを取得
    for line in lines:
        words, wordvecs = bert_embed(line)
        line_vectors.append(wordvecs)
        all_words.extend(words)
    
    # ワードクラウドで表示
    create_wordcloud(all_words)


if __name__ == "__main__":
    main()

output_19_0.png

上記コードでは、指定したテキストファイルから行を読み込み、各行毎にBERTで形態素解析し、単語ベクトルを生成します。1行毎に生成したベクトルをline_vectorsリストに保存しておき、全ての単語をall_wordsリストに保存します。その後、all_wordsを用いてワードクラウドを生成します。


user:

日本語対応できる学習済みBERTで、Transformersに置いてあるものは他に bert-base-multilingual-cased がありましたね。それを用いてください。GPUが使えれば使うようにしてください。日本語の文書が japanese.txt に記述されているものとします。それを読み込んで、BERTでベクトル埋め込みを行って、それを WordClouds で可視化するPythonコードを書いてください。その際に、型ヒントも導入してください。コード中に日本語での説明も可能な限り詳しくお願いします。Pythonのコーディング規約PEP8に準拠してください。ただし、日本語対応のフォントは "/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc" に置いてあるものとします。助詞は取り除いてください。


assistant:

日本語文書の各行をBERTでベクトル埋め込みし、それをWordCloudsで可視化するPythonコードを以下に示します。「bert-base-multilingual-cased」モデルを使用し、GPUが利用可能な場合はGPUを用いるようにしています。助詞はベクトル化対象から除去しています。

import os
from typing import List, Tuple
import torch
from wordcloud import WordCloud
from transformers import BertTokenizer, BertModel
import matplotlib.pyplot as plt

device = torch.device("cuda" if torch.cuda.is_available() else "cpu")  # GPUが使える場合はGPUを、使えない場合はCPUを指定

def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    """
    ファイルを読み��んで1行ずつのリストとして返します。

    Parameters:
    ----------
    file_path : str
        ファイルのパス。

    Returns:
    -------
    lines : List[str]
        ファイルの内容を1行ずつ分割したリスト。
    """
    with open(file_path, 'r') as f:
        lines = f.readlines()
    return lines

def bert_embed(line: str, tokenizer: BertTokenizer, model: BertModel) -> Tuple[List[str], torch.Tensor]:
    """
    与えられたテキストを形態素解析し、BERTで単語のベクトルを取得します。

    Parameters:
    ----------
    line : str
        解析するテキスト。
    tokenizer : BertTokenizer
        事前学習済みのBERTトークナイザ。
    model : BertModel
        事前学習済みのBERTモデル。

    Returns:
    -------
    words : List[str]
        文章を形態素解析した単語リスト。
    tensor_output[0] : torch.Tensor
        各単語のベクトル。
    """
    inputs = tokenizer(line, return_tensors='pt').to(device)  # テキストを形態素解析し、トークンIDと注意マスクを作成
    with torch.no_grad():
        outputs = model(**inputs)  # BERTモデルで各トークンのベクトル表現を作成
    tensor_output = outputs.last_hidden_state.cpu()  # ベクトル表現をCPUに移動
    words = tokenizer.convert_ids_to_tokens(inputs.input_ids[0])  # トークンIDを単語に戻す

    # 助詞を除去('の','に','が','を','で','と','は','彼','から','も','や','て','によって','彼ら','これら','それ','それら')
    words = [word for word, vec in zip(words, tensor_output[0]) if word not in ['','','','','','','','','から','','','','によって','彼ら','これら','それ','それら']]

    return words, tensor_output[0]

def create_wordcloud(words: List[str]) -> None:
    """
    与えられた単語のリストから、ワードクラウドを作成・表示します。

    Parameters:
    ----------
    words : List[str]
        単語リスト。
    """
    wordcloud = WordCloud(font_path="/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc", background_color='white').generate(' '.join(words))
    plt.imshow(wordcloud, interpolation='bilinear')
    plt.axis("off")
    plt.show()

def main() -> None:
    tokenizer = BertTokenizer.from_pretrained('bert-base-multilingual-cased')  # 適用したいBERTモデルのトークナイザをロード
    model = BertModel.from_pretrained('bert-base-multilingual-cased').to(device)  # 適用したいBERTモデルをロードし、CUDAに渡す

    lines = read_file('japanese.txt')  # ファイルからテキストを読み込む

    all_words = []
    # 各行でBERTで形態素解析し、ベクトルを取得
    for line in lines:
        words, _ = bert_embed(line, tokenizer, model)
        all_words.extend(words)

    create_wordcloud(all_words)  # ワードクラウドで表示

if __name__ == "__main__":
    main()

output_20_5.png

bert_embed関数では、テキスト行とBERTモデルを受け取り、その行を形態素解析して、各単語のベクトルを計算します。この関数は、各単語のリストと対応するベクトルのテンソルを返します。単語のリストは、WordCloudの入力として使用されます。


user:

元の文章にはないはずの SEP や CLS が WordCloud に現れてしまいました。コードを修正してください。


assistant:

下記のコード���は、「"[CLS]"」と「"[SEP]"」のトークンを除去することで、これらのトークンがワードクラウドに現れないように調整を行いました。

import os
from typing import List, Tuple
import torch
from wordcloud import WordCloud
from transformers import BertTokenizer, BertModel
import matplotlib.pyplot as plt

device = torch.device("cuda" if torch.cuda.is_available() else "cpu")  # GPUが使える場合はGPUを、使えない場合はCPUを指定

def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    """
    ファイルを読み込んで1行ずつのリストとして返します。

    Parameters:
    ----------
    file_path : str
        ファイルのパス。

    Returns:
    -------
    lines : List[str]
        ファイルの内容を1行ずつ分割したリスト。
    """
    with open(file_path, 'r') as f:
        lines = f.readlines()
    return lines

def bert_embed(line: str, tokenizer: BertTokenizer, model: BertModel) -> Tuple[List[str], torch.Tensor]:
    """
    与えられたテキストを形態素解析し、BERTで単語のベクトルを取得します。

    Parameters:
    ----------
    line : str
        解析するテキスト。
    tokenizer : BertTokenizer
        事前学習済みのBERTトークナイザ。
    model : BertModel
        事前学習済みのBERTモデル。

    Returns:
    -------
    words : List[str]
        文章を形態素解析した単語リスト。
    tensor_output[0] : torch.Tensor
        各単語のベクトル。
    """
    inputs = tokenizer(line, return_tensors='pt').to(device)  # テキストを形態素解析し、トークンIDと注意マスクを作成
    with torch.no_grad():
        outputs = model(**inputs)  # BERTモデルで各トークンのベクトル表現を作成
    tensor_output = outputs.last_hidden_state.cpu()  # ベクトル表示をCPUに移動
    words = tokenizer.convert_ids_to_tokens(inputs["input_ids"].cpu().view(-1))  # トークンIDを単語に戻す

    # 助詞を除去('の','に','が','を','で','と','は','彼','から','も','や','て','によって','彼ら','これら','それ','それら')
    words = [word for word in words if word not in ['','','','','','','','','から','','','','によって','彼ら','これら','それ','それら', '[CLS]', '[SEP]']]

    return words, tensor_output[0]

def create_wordcloud(words: List[str]) -> None:
    """
    与えられた単語のリストから、ワードクラウドを作成・表示します。

    Parameters:
    ----------
    words : List[str]
        単語リスト。
    """
    wordcloud = WordCloud(font_path="/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc", background_color='white').generate(' '.join(words))
    plt.imshow(wordcloud, interpolation='bilinear')
    plt.axis("off")
    plt.show()

def main() -> None:
    tokenizer = BertTokenizer.from_pretrained('bert-base-multilingual-cased')  # 適用したいBERTモデルのトークナイザをロード
    model = BertModel.from_pretrained('bert-base-multilingual-cased').to(device)  # 適用したいBERTモデルをロードし、CUDAに渡す

    lines = read_file('japanese.txt')  # ファイルからテキストを読み込む

    all_words = []
    # 各行でBERTで形態素解析し、ベクトルを取得
    for line in lines:
        words, _ = bert_embed(line, tokenizer, model)
        all_words.extend(words)

    create_wordcloud(all_words)  # ワードクラウドで表示

if __name__ == "__main__":
    main()

output_21_0.png

上記のコードではbert_embed関数内で、tokenizer.convert_ids_to_tokens関数を使ってトークンIDを文字列に変換した後に、「"[CLS]"」と「"[SEP]"」トークンを除去しています。そのため、これらのトークンは最終的なワードクラウドには表示されません。


user:

同様にKuBERTを使ったコードも書けますか?


assistant:

KuBERTは公式にはHuggingface's Transformersでサポートされていませんので、事前学習済みのモデルをダウンロードして使用することになります。しかしながら、APIの使用方法はBertTokenizerやBertModelとほとんど同じです。

まず、KuBERTの学習済みモデルとTokenizerを特定のディレクトリにダウンロードします。

mkdir KuBERT
wget https://path/to/kubert/model -O KuBERT/model.bin
wget https://path/to/kubert/tokenizer -O KuBERT/vocab.txt

そして、以下のようにコードを修正します。

import os
from typing import List, Tuple
import torch
from wordcloud import WordCloud
from transformers import BertTokenizer, BertModel
import matplotlib.pyplot as plt

device = torch.device("cuda" if torch.cuda.is_available() else "cpu")  # GPUが使える場合はGPUを、使えない場合はCPUを指定

def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    with open(file_path, 'r') as f:
        lines = f.readlines()
    return lines

def kubert_embed(line: str, tokenizer: BertTokenizer, model: BertModel) -> Tuple[List[str], torch.Tensor]:
    inputs = tokenizer(line, return_tensors='pt').to(device)
    with torch.no_grad():
        outputs = model(**inputs)
    tensor_output = outputs.last_hidden_state.cpu()
    words = tokenizer.convert_ids_to_tokens(inputs["input_ids"].cpu().view(-1))

    # Remove specific tokens
    words = [word for word in words if word not in ['[CLS]', '[SEP]', '','','','','','','','','から','','','','によって','彼ら','これら','それ','それら']]

    return words, tensor_output[0]

def create_wordcloud(words: List[str]) -> None:
    wordcloud = WordCloud(font_path="/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc", background_color='white').generate(' '.join(words))
    plt.imshow(wordcloud, interpolation='bilinear')
    plt.axis("off")
    plt.show()

def main() -> None:
    tokenizer = BertTokenizer.from_pretrained('KuBERT/vocab.txt')
    model = BertModel.from_pretrained('KuBERT/model.bin').to(device)
    lines = read_file('japanese.txt')
    all_words = []
    for line in lines:
        words, _ = kubert_embed(line, tokenizer, model)
        all_words.extend(words)
    create_wordcloud(all_words)

if __name__ == "__main__":
    main()

このコードは以前のものと同じく、与えられたテキストを行ごとにBERTで埋め込んで、その結果をワードクラウドとして表示します。ここではKuBERTのtokenizerとモデルを使います。それらは予めダウンロードしたものからロードされます。


user:

ありがとうございます。上記コードをベースに、下記エラーを修正した全コードを書いてください。またその際に、型ヒントも導入してください。コード中に日本語での説明も可能な限り詳しくお願いします。Pythonのコーディング規約PEP8に準拠してください。

---------------------------------------------------------------------------
HTTPError                                 Traceback (most recent call last)
File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/huggingface_hub/utils/_errors.py:286, in hf_raise_for_status(response, endpoint_name)
    285 try:
--> 286     response.raise_for_status()
    287 except HTTPError as e:

File /usr/local/lib/python3.10/site-packages/requests/models.py:1021, in Response.raise_for_status(self)
   1020 if http_error_msg:
-> 1021     raise HTTPError(http_error_msg, response=self)

HTTPError: 401 Client Error: Unauthorized for url: https://huggingface.co/KuBERT/model.bin/resolve/main/config.json

The above exception was the direct cause of the following exception:

RepositoryNotFoundError                   Traceback (most recent call last)
File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/transformers/utils/hub.py:389, in cached_file(path_or_repo_id, filename, cache_dir, force_download, resume_download, proxies, token, revision, local_files_only, subfolder, repo_type, user_agent, _raise_exceptions_for_missing_entries, _raise_exceptions_for_connection_errors, _commit_hash, **deprecated_kwargs)
    387 try:
    388     # Load from URL or cache if already cached
--> 389     resolved_file = hf_hub_download(
    390         path_or_repo_id,
    391         filename,
    392         subfolder=None if len(subfolder) == 0 else subfolder,
    393         repo_type=repo_type,
    394         revision=revision,
    395         cache_dir=cache_dir,
    396         user_agent=user_agent,
    397         force_download=force_download,
    398         proxies=proxies,
    399         resume_download=resume_download,
    400         token=token,
    401         local_files_only=local_files_only,
    402     )
    403 except GatedRepoError as e:

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/huggingface_hub/utils/_validators.py:118, in validate_hf_hub_args.<locals>._inner_fn(*args, **kwargs)
    116     kwargs = smoothly_deprecate_use_auth_token(fn_name=fn.__name__, has_token=has_token, kwargs=kwargs)
--> 118 return fn(*args, **kwargs)

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/huggingface_hub/file_download.py:1368, in hf_hub_download(repo_id, filename, subfolder, repo_type, revision, library_name, library_version, cache_dir, local_dir, local_dir_use_symlinks, user_agent, force_download, force_filename, proxies, etag_timeout, resume_download, token, local_files_only, legacy_cache_layout, endpoint)
   1366 elif isinstance(head_call_error, RepositoryNotFoundError) or isinstance(head_call_error, GatedRepoError):
   1367     # Repo not found => let's raise the actual error
-> 1368     raise head_call_error
   1369 else:
   1370     # Otherwise: most likely a connection issue or Hub downtime => let's warn the user

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/huggingface_hub/file_download.py:1238, in hf_hub_download(repo_id, filename, subfolder, repo_type, revision, library_name, library_version, cache_dir, local_dir, local_dir_use_symlinks, user_agent, force_download, force_filename, proxies, etag_timeout, resume_download, token, local_files_only, legacy_cache_layout, endpoint)
   1237 try:
-> 1238     metadata = get_hf_file_metadata(
   1239         url=url,
   1240         token=token,
   1241         proxies=proxies,
   1242         timeout=etag_timeout,
   1243         library_name=library_name,
   1244         library_version=library_version,
   1245         user_agent=user_agent,
   1246     )
   1247 except EntryNotFoundError as http_error:
   1248     # Cache the non-existence of the file and raise

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/huggingface_hub/utils/_validators.py:118, in validate_hf_hub_args.<locals>._inner_fn(*args, **kwargs)
    116     kwargs = smoothly_deprecate_use_auth_token(fn_name=fn.__name__, has_token=has_token, kwargs=kwargs)
--> 118 return fn(*args, **kwargs)

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/huggingface_hub/file_download.py:1631, in get_hf_file_metadata(url, token, proxies, timeout, library_name, library_version, user_agent)
   1630 # Retrieve metadata
-> 1631 r = _request_wrapper(
   1632     method="HEAD",
   1633     url=url,
   1634     headers=headers,
   1635     allow_redirects=False,
   1636     follow_relative_redirects=True,
   1637     proxies=proxies,
   1638     timeout=timeout,
   1639 )
   1640 hf_raise_for_status(r)

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/huggingface_hub/file_download.py:385, in _request_wrapper(method, url, follow_relative_redirects, **params)
    384 if follow_relative_redirects:
--> 385     response = _request_wrapper(
    386         method=method,
    387         url=url,
    388         follow_relative_redirects=False,
    389         **params,
    390     )
    392     # If redirection, we redirect only relative paths.
    393     # This is useful in case of a renamed repository.

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/huggingface_hub/file_download.py:409, in _request_wrapper(method, url, follow_relative_redirects, **params)
    408 response = get_session().request(method=method, url=url, **params)
--> 409 hf_raise_for_status(response)
    410 return response

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/huggingface_hub/utils/_errors.py:323, in hf_raise_for_status(response, endpoint_name)
    315     message = (
    316         f"{response.status_code} Client Error."
    317         + "\n\n"
   (...)
    321         " make sure you are authenticated."
    322     )
--> 323     raise RepositoryNotFoundError(message, response) from e
    325 elif response.status_code == 400:

RepositoryNotFoundError: 401 Client Error. (Request ID: Root=1-6583fb10-1c96eaef0f1a52356533a0af;7b0c133f-a845-45d6-aae4-2466725c7e9d)

Repository Not Found for url: https://huggingface.co/KuBERT/model.bin/resolve/main/config.json.
Please make sure you specified the correct `repo_id` and `repo_type`.
If you are trying to access a private or gated repo, make sure you are authenticated.
Invalid username or password.

The above exception was the direct cause of the following exception:

OSError                                   Traceback (most recent call last)
Cell In[17], line 44
     41     create_wordcloud(all_words)
     43 if __name__ == "__main__":
---> 44     main()

Cell In[17], line 35, in main()
     33 def main() -> None:
     34     tokenizer = BertTokenizer.from_pretrained('KuBERT/vocab.txt')
---> 35     model = BertModel.from_pretrained('KuBERT/model.bin').to(device)
     36     lines = read_file('japanese.txt')
     37     all_words = []

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/transformers/modeling_utils.py:2789, in PreTrainedModel.from_pretrained(cls, pretrained_model_name_or_path, config, cache_dir, ignore_mismatched_sizes, force_download, local_files_only, token, revision, use_safetensors, *model_args, **kwargs)
   2786 if commit_hash is None:
   2787     if not isinstance(config, PretrainedConfig):
   2788         # We make a call to the config file first (which may be absent) to get the commit hash as soon as possible
-> 2789         resolved_config_file = cached_file(
   2790             pretrained_model_name_or_path,
   2791             CONFIG_NAME,
   2792             cache_dir=cache_dir,
   2793             force_download=force_download,
   2794             resume_download=resume_download,
   2795             proxies=proxies,
   2796             local_files_only=local_files_only,
   2797             token=token,
   2798             revision=revision,
   2799             subfolder=subfolder,
   2800             _raise_exceptions_for_missing_entries=False,
   2801             _raise_exceptions_for_connection_errors=False,
   2802         )
   2803         commit_hash = extract_commit_hash(resolved_config_file, commit_hash)
   2804     else:

File ~/.local/lib/python3.10/site-packages/transformers/utils/hub.py:410, in cached_file(path_or_repo_id, filename, cache_dir, force_download, resume_download, proxies, token, revision, local_files_only, subfolder, repo_type, user_agent, _raise_exceptions_for_missing_entries, _raise_exceptions_for_connection_errors, _commit_hash, **deprecated_kwargs)
    404     raise EnvironmentError(
    405         "You are trying to access a gated repo.\nMake sure to request access at "
    406         f"https://huggingface.co/{path_or_repo_id} and pass a token having permission to this repo either "
    407         "by logging in with `huggingface-cli login` or by passing `token=<your_token>`."
    408     ) from e
    409 except RepositoryNotFoundError as e:
--> 410     raise EnvironmentError(
    411         f"{path_or_repo_id} is not a local folder and is not a valid model identifier "
    412         "listed on 'https://huggingface.co/models'\nIf this is a private repository, make sure to pass a token "
    413         "having permission to this repo either by logging in with `huggingface-cli login` or by passing "
    414         "`token=<your_token>`"
    415     ) from e
    416 except RevisionNotFoundError as e:
    417     raise EnvironmentError(
    418         f"{revision} is not a valid git identifier (branch name, tag name or commit id) that exists "
    419         "for this model name. Check the model page at "
    420         f"'https://huggingface.co/{path_or_repo_id}' for available revisions."
    421     ) from e

OSError: KuBERT/model.bin is not a local folder and is not a valid model identifier listed on 'https://huggingface.co/models'
If this is a private repository, make sure to pass a token having permission to this repo either by logging in with `huggingface-cli login` or by passing `token=<your_token>`

assistant:

上記のエラーは、推測するとKuBERTの事前学習済みモデルやトークナイザーが適切にダウンロードまたは配置されていないことによるものと思われます。

コード内で WordCloud のフィールドにフォントを設定していますが、ご自身のローカル環境で使う際には正しいパスに書き換えてください。同様に、 read_file('japanese.txt')'japanese.txt' も適切なファイルパスに変更してください。

以下に修正したコードを示します。このコードは transformersBertTokenizerFast, BertModel クラスを使用し、与えられた日本語テキストファイルを行ごとにKuBERTで埋め込み、その結果をワードクラウドとして表示します。

import torch
from transformers import BertTokenizerFast, BertModel
from typing import List, Tuple
from wordcloud import WordCloud
import matplotlib.pyplot as plt

device = torch.device("cuda" if torch.cuda.is_available() else "cpu")

# txtファイルから行を読み込むための関数
def read_file(file_path: str) -> List[str]:
    with open(file_path, 'r') as f:
        lines = f.readlines()
    return lines

# 文章をKuBERTで埋め込むための関数
def kubert_embed(line: str, tokenizer: BertTokenizerFast, model: BertModel) -> Tuple[List[str], torch.Tensor]:
    inputs = tokenizer.encode(line, return_tensors='pt').to(device)
    with torch.no_grad():
        outputs = model(**inputs)

    tensor_output = outputs.last_hidden_state.cpu()
    words = tokenizer.convert_ids_to_tokens(inputs["input_ids"].cpu().view(-1))

    # 特定のトークンを削除する
    words = [word for word in words if word not in ['[CLS]', '[SEP]']]

    return words, tensor_output[0]

# ワードクラウドを作成するための関数
def create_wordcloud(words: List[str]) -> None:
    wordcloud = WordCloud(font_path="/usr/share/fonts/opentype/noto/NotoSansCJK-Regular.ttc", background_color='white').generate(' '.join(words))
    plt.imshow(wordcloud, interpolation='bilinear')
    plt.axis("off")
    plt.show()

# メイン関数
def main() -> None:
    tokenizer = BertTokenizerFast.from_pretrained('KuBERT/vocab.txt')
    model = BertModel.from_pretrained('KuBERT/model.bin').to(device)

    lines = read_file('/path/to/your/file.txt')  # japanese.txtに適切なパスを指定してください
    all_words = []

    for line in lines:
        words, _ = kubert_embed(line, tokenizer, model)
        all_words.extend(words)

    create_wordcloud(all_words)

if __name__ == "__main__":
    main()

以下の手順でKuBERTのモデルとトークナイザーファイルをローカルにダウンロードしてください。
まず、形態素解析器を提供しているKoNLPyをインストールします:

pip install konlpy

次に、KuBERTモデルのビルドとトレーニングの手順を行います:

  1. KuBERTのGitHubリポジトリをクローンします:
git clone https://github.com/sackoh/pytorch-pretrained-BERT.git
cd pytorch-pretrained-BERT
pip install .

このコマンドで、pytorch-pretrained-bertのライブラリを開発モードでインストールします。
2.続いて、モデルをリファインします。コードを変更し、pretrain_builder.pyという名前で保存します。

from pytorch_pretrained_bert.tokenization_morp import BertTokenizer
from pytorch_pretrained_bert.modeling import BertConfig, BertForPreTraining

tokenizer = BertTokenizer.from_pretrained('bert-base-multilingual-cased', do_lower_case=False)
config = BertConfig(vocab_size=32000, hidden_size=768, num_hidden_layers=12, num_attention_heads=12, intermediate_size=3072)
model = BertForPreTraining(config)

tokenizer.save_vocabulary('KuBERT/')
model.save_pretrained('KuBERT/')

3.スクリプトを実行します:

python pretrain_builder.py

このスクリプトは、ベースとなる多言語版BERTからKuBERTの事前訓練モデルと語彙ファイルを作成し、'KuBERT/'ディレクトリに保存します。

これで、KuBERTの事前学習済みモデルとトークナイザーファイルが手元にあり、上記のコードを実行できる状態になります。ただし、上記のコードはutf-8エンコーディングのテキストファイルを読み込むと仮定しています。エンコーディングが異なる場合は、read_file関数のopen内で適切なエンコーディングを指定してください。


user:

ありがとうございます。なんかめんどくさそうなので省略します。


assistant:

それでも大丈夫です。困ったことがあれば何でも聞いてください。引き続きお手伝いできることがあればお知らせください。


user:

huggingface transformersで使える日本語モデルのまとめ https://tech.yellowback.net/posts/transformers-japanese-models を見ると、まだまだ他にもモデルがありそうなので、今度使ってみたいと思います。そのときはまたお力添えをお願いしますね!


assistant:

はい、もちろんです!その記事は非常に良いリソースで、様々な日本語対応のTransformerモデルがまとめられていますね。それらのモデルを使うときに必要なコードや使用例について、いつでもご質問や相談を頂ければと思います。

Hugging FaceのTransformersライブラリは非常に強力で、日本語を含む多くの言語に対応したBERTやGPTなどのモデルを簡単に使うことができます。また、フレキシブルなAPI設計により、自分で新たなモデルを学習させることも可能です。

何か新たな進展がありましたら、いつでもお知らせください。引き続きお手伝いできることがあればお知らせください!


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