はじめに
インフォマティカが提供する、 CDI(Cloud Data Integration)では、トランスフォーメーション(Tx)と呼ばれる変換部品を使って、ノーコードでデータの変換・連携を行うことができます。
この記事では、「ソーター」と呼ばれる、データの並び替えをするトランスフォーメーションを解説します。
変換部品の概要
ソーター
- 指定されたソート条件に従って昇順または降順にデータを並び替えます
Tips
- 複数のソート条件を指定する場合、 マッピングタスクは各条件をシーケンシャルにソートします。 マッピングタスクは、連続した各ソート条件を前のソート条件の2番目のソートとして扱います。ソート条件の順序は設定が可能です。
図解イメージ
変換部品の詳細
指定されたソート条件に従って昇順または降順にデータをソートするには、ソータートランスフォーメーションを使用します。ソータートランスフォーメーションは、大文字小文字を区別してソートするように設定したり、出力が重複しないように設定したりすることができます。ソータートランスフォーメーションは、パッシブトランスフォーメーションです。
ソータートランスフォーメーションを使用して、他のトランスフォーメーションのパフォーマンスを向上させることができます。例えば、ソート済み受信フィールドを使用するように設定されたルックアップトランスフォーメーションまたはアグリゲータトランスフォーメーションを経由するデータをソートできます。
ソータートランスフォーメーションを作成する場合、フィールドをソート条件として指定し、昇順または降順でソートを行うように各ソートフィールドを設定します。 マッピングタスクを設定する場合、ソート条件のパラメータを使用して、パラメータの値を定義できます。