はじめに
インフォマティカが提供する、 CDGC(データガバナンス&カタログ)を使って、PostgreSQLからメタデータを取得(スキャン)するためのガイドです。
※2024/12時点の情報を元にしています。
事前準備
CDGCがセットアップ済みであり、メタデータコマンドセンターのメニューにアクセスできるライセンス、およびユーザロール、ユーザである事を確認して下さい。こちらのナレッジベースより手順をご確認下さい。
CDGCをこれからセットアップされる方は、下記の記事を参考にしてください。
前提
このセクションでは、PostgreSQL接続を構成するための権限について説明します。
以下の操作を実行できる権限を付与します。
- select on pg_catalog.PG_ATTRIBUTE
- select on pg_catalog.PG_CLASS
- select on pg_catalog.PG_CONSTRAINT
- select on pg_catalog.PG_DATABASE
- select on pg_catalog.PG_DESCRIPTION
- select on pg_catalog.PG_LANGUAGE
- select on pg_catalog.PG_NAMESPACE
- select on pg_catalog.PG_PROC
- select on pg_catalog.PG_TYPE
- select on pg_catalog.PG_VIEWS
- select on information_schema.COLUMNS
- select on information_schema.TABLES
- select on pg_catalog.PG_TABLES
- select on pg_catalog.PG_MATVIEWS
スキャン対象
PostgreSQLから下記のメタデータを取得可能です。
- データベース
- スキーマ
- テーブル
- ビュー
- マテリアライズド・ビュー
マテリアライズド・ビュー・タイプのオブジェクトは、ビューとして表示されます。
接続設定
CDGCのスキャンに限らず、IDMCプラットフォームとしては、各種DBやファイルシステムへアクセスするために接続(Connection)を作成する必要があります。ナレッジベース(KB)の手順もご確認下さい
- 管理メニュー → 接続からPostgreSQLへアクセスするための情報を入力
- タイプは「PostgreSQL」を選択して下さい。
スキャン設定
詳細のステップは、マニュアル、How to Libraryも合わせて参照して下さい。
1. メニューから「メタデータコマンドセンター」を選択
4. PostgreSQLへの接続情報を選択し「次へ」をクリック
必要に応じて、「テスト接続」にて、正常に接続できることを確認して下さい
5. ランタイム接続から利用するSecure Agentを選択、必要に応じてフィルタによる絞り込みを実施し、「保存」をクリック
- フィルタを適用して、PostgreSQLのスキーマ、テーブルからメタデータを包含または除外できます。
必要に応じて、任意のパラメータ設定を実施します。ランタイム接続の選択とパラメータを設定し、保存をクリック
6.「関連付け」「スケジュール」は必要に応じて設定しますが、今回はすぐにスキャンを実施したいため、「保存」後に、「実行」をクリックし、実行スコープを確認して、実行を開始
7. ジョブ監視画面に自動で遷移するので、しばらく待ってステータスが完了した事を確認