はじめに
インフォマティカが提供する、 CDI(Cloud Data Integration)では、トランスフォーメーション(Tx)と呼ばれる変換部品を使って、ノーコードでデータの変換・連携を行うことができます。
この記事では、「式」と呼ばれる、1行内で値を計算するトランスフォーメーションを解説します。
変換部品の概要
式
- 個々のデータ行に対して計算を実行します
図解イメージ
変換部品の詳細
式トランスフォーメーションは1行内で値を計算します。式トランスフォーメーションを使用して、非集計計算を実行します。
例えば、賞与の割合の調整や名と姓の連結などの処理を式トランスフォーメーションを使用して実行できます。
式トランスフォーメーションを設定する際には、データフローで使用する各計算の出力について式フィールドを作成します。トランスフォーメーション内で使用する計算の変数フィールドを作成します。
Tips
- ウィンドウ関数
ウィンドウ関数を使用してステートフルな計算を簡潔に表現できます。ウィンドウ関数は、大規模なデータセットから小さいサブセットを取得して、処理と分析を行います。詳細は下記のマニュアルをご覧下さい。