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無線LANのアクセス制御

Last updated at Posted at 2024-10-27

有線のアクセス制御は調べたので、無線の方も調べる

無線LANは、CSMA/CA方式によって通信を制御しています。CSMA/CD方式に似ているところが異なりますが、「衝突検出」の部分が「衝突回避」になっているところが異なります。
 無線LANは、物理層媒体として電波を使うため、衝突の検出ができません。そこで、衝突を検出するのではなく、回避しようというのがCSMA/CA方式です。

衝突を回避する

特徴

  • 送信を行うノードは、利用したい周波数帯が使われていないかを確認後、必ずランダムな時間だけ待ってから送信を開始する。この待ち時間をバックオフ制御時間という。
  • 衝突が発生し、フレームが壊れてしまってもそれを検出できないため、データを受け取ったノードはACKを応答することがデータを正常に受け取ったことを検知する。
  • 送信側ノードは、設定時間内にACKを受信できなければ、干渉が発生したと判断して一定時間後に再度送信する。

ACKを受信しない限り再度送信する

ACK(アック)

ACKnowledgementの略。データ通信において`受信側から送信側に送られる、データを正常に受信したことを示す信号`。ACKが届かない場合には送信側は同じデータを再送する。低速回線では遅延の原因にもなる。

RTS/CTS

無線LANでは、通信するノード間の距離が離れすぎていたり、ノード間に障害物がある場合は、お互いに他のノードがデータ送信していることを検知できないため衝突が生じます。これを隠れ端末問題といい、これを回避するための方式にRTS/CTS方式があります。
 無線LANノードは、データを送信する前にRTS(送信リクエスト)をアクセスポイントに送信し、これを受理したアクセスポイントがCTS(送信OK)を返信したらデータ送信を開始します。CTSには、他のノードに対する送信抑制時間が記載されていて、衝突を抑制します。
なお、データ送信を開始する前に、データ送信のネゴシエーションとしてRTS/CTS方式を用いたCSMA/CAをCSMA/CA with RTS/CTSといいます。

感想

疑問が出ていないことがまずいと思う。
どこかでまたつまづくだろう

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