出典
このサイトから勉強になった箇所を抜き出しています。図も揃っていてわかりやすいです
多くのコンピュータと接続するとケーブルが多くなってしまう
このようなネットワークでは 2 つのコンピューターという制限はありません。好きなだけ多くのコンピューターに接続することができます。しかしすぐに複雑になります。例えば 10 台のコンピューターに接続しようとした場合、 45 本のケーブルとそれぞれのコンピューターに 9 つの端子が必要になります。
ルーターによってケーブルと端子の数が激減する
この問題を解決するために、それぞれのコンピューターがルーターと呼ばれる特別な小さなコンピューターにつなぎます。このルーターの仕事は一つだけです。
電車の信号機のように、特定のコンピューターから送信されたメッセージが正しい宛先コンピューターに到着することを確認します。コンピューター B に メッセージを送信するには、コンピューター A がメッセージをルーターに送信し、メッセージをコンピューター B に転送し、コンピューター C にメッセージが配信されないようにする必要があります。
多くのコンピュータと繋げるためのルーターの端子の数が必要
一度ルーターをシステムに追加すると、ネットワークに繋がる 10 個のコンピューターは 10 個のケーブルが必要です。またそれぞれのコンピューターに一つの端子が必要でルーターには 10 個の端子が必要です。
ルータ同士を接続することでより多くのコンピュータを繋げることができる
何百、何千、何十億ものコンピューターを接続する場合はどうですか?もちろん、1台のルーターではそれほど規模を拡大することはできませんが、注意深く読んだ場合、ルーターは他のコンピューターと同じようにコンピューターと呼ばれており、2台のルーターを接続するのに問題はないのでしょうか?何も問題はありません。では、繋いでみましょう。
アナログ信号/光信号からデジタル信号に変換する機器があることで全世界へのインフラが開通する
モデムは「ネット回線の信号をデジタル信号に変換する装置」です。
名前の由来は「modulator(変調器)+ demodulator(復調器)」。
モデムは電話回線・一部のケーブルテレビ回線のアナログ信号を、パソコンなどのデバイスが理解できるデジタル信号に置き換える役割を持っています。
アナログ信号......波線グラフで表されるような、連続する信号
デジタル信号......「0と1」のように表される、とびとびの信号
ONU(光回線終端装置)とは、「光回線の信号をデジタル信号に変換する装置」です。
光回線では光ファイバーケーブルの中を、光が明滅する光信号が通ることでデータを送受信します。
ただアナログ信号と同様、光信号のデータをパソコンやスマホは理解できません。そこでONUが光信号とデジタル回線を相互に変換してくれるのです。
ONUと光コンセント(外のネットワーク、光回線につながる部分)は光ケーブル、ONUとデバイスをLANケーブルで繋げば、デバイスが光回線を通じてインターネットにアクセスできるようになります。
ISPネットワークを通さなければ宛先に運ぶことができない
私たちのネットワークから接続できるネットワークにメッセージを送信することです。そのために、ネットワークをインターネットサービスプロバイダー (Internet Service Provider、以下 ISP) に接続します。 ISP は、すべてをリンクする特別なルーターを管理する会社で、他の ISP のルーターにもアクセスできます。 したがって、私たちのネットワークからのメッセージは、ISP ネットワークのネットワークを通して宛先のネットワークに運ばれます。インターネットは、このネットワーク全体のインフラで構成されています。
IPアドレス/ドメイン名で特定する
コンピューターにメッセージを送りたい場合、どれかを特定する必要があります。 したがって、ネットワークにリンクしたコンピューターは、自身を識別するための固有のアドレスがあり、これは「IP アドレス」(IP はインターネットプロトコルを意味します) と呼ばれます。これは、ドットで区切られた一連の 4 つの数字からなるアドレスです (例 : 192.0.2.172)。
それはコンピューターにとって完璧ですが、このようなアドレスを人間が覚えることは難しいです。そこで簡単にするために、ドメイン名と呼ばれる人間がわかりやすい名前で IP アドレスを置き換えることができます。例えば、 google.com はトップの IP アドレス 142.250.190.78 で使用されるドメイン名です。ドメイン名を使用することは、インターネット経由でコンピューターにアクセスする最も簡単な方法です。
インターネットはインフラ、ウェブはインターネットの上のサービス
ご存知のとおり、ウェブブラウザーでウェブを閲覧する場合、通常はドメイン名を使用してウェブサイトにアクセスします。これはインターネットとウェブが同じであることを意味するのでしょうか?実はそれほど単純な話ではありません。私たちが見てきたように、インターネットは何十億ものコンピューターをすべて接続できる技術インフラです。これらのコンピューターの中には、一部のコンピューター (ウェブサーバーと呼ばれる) がウェブブラウザーに分かりやすいメッセージを送信することができます。インターネットはインフラですが、ウェブはインフラの上に構築されたサービスです。 電子メールや IRC など、インターネット上に構築されたいくつかのサービスがあります。
イントラネット 特定のメンバーに限定されたプライベートなネットワーク
イントラネットは、特定の組織のメンバーに限定されたプライベートなネットワークです。 一般的には、メンバーが共有リソースに安全にアクセスし、コラボレーションやコミュニケーションを行うためのポータルを提供するために使用されます。 例えば、ある組織のイントラネットでは、部門やチームの情報を共有するためのウェブページ、重要文書やファイルを管理するための共有ドライブ、ビジネス管理タスクを実行するためのポータル、Wiki、ディスカッションボード、メッセージングシステムなどのコラボレーションツールをホストする場合があります
エクストラネット 少し解放されたプライベートネットワーク
エクストラネットはイントラネットとよく似ていますが、プライベートネットワークの全部または一部を開放して、他の組織との共有やコラボレーションを可能にするものです。 これは、通常、ビジネスと密接に協力している顧客や関係者と安全かつセキュアに情報を共有するために使用されます。 多くの場合、イントラネットと同様の機能(情報やファイルの共有、コラボレーションツール、ディスカッションボードなど)を提供します。