- 歪度とは何か
統計学の学習:歪度とは何か
今回は歪度とは何かについて考えてみたいと思います。
所要時間は20分ほどとなっています。
それでは、さっそく始めていきましょう!
歪度とは
歪度 (Skewness) とは、確率分布の非対称性を示す統計量です。分布が左右対称であれば歪度は0に近く、一方に偏っていると正または負の値をとります。
グラフで視覚化しながら、正規分布、正の歪度を持つ分布、負の歪度を持つ分布の3つのケースを見ていきましょう。
歪度についてのまとめ
これらの例からわかるように、歪度は分布の「傾き」や「偏り」を示す重要な指標です。
歪度 ≒ 0: 左右対称に近い分布(例: 正規分布)。平均値、中央値、最頻値がほぼ一致します。
歪度 > 0 (正の歪度): 分布の尾が右に長く伸びている(右に偏っている)形。データが小さい値に集中しています。平均値 > 中央値 となる傾向があります。
歪度 < 0 (負の歪度): 分布の尾が左に長く伸びている(左に偏っている)形。データが大きい値に集中しています。平均値 < 中央値 となる傾向があります。
歪度を理解することは、データの中心傾向を把握する上で、平均値だけでなく中央値や最頻値も考慮する必要があることを示唆しています。また、統計モデルを選択する際や、仮説検定の前提条件を確認する上でも重要です。


