- AIでデータ分析-定常性の判定:白色雑音定常データの統計的判定
- 用いるデータの紹介
- AIの活用:単位根検定とKPSS検定で定常性の判定を行う
- まとめ
AIでデータ分析-定常性の判定:白色雑音定常データの統計的判定
このノートは、データ分析においてAIを使って何ができて何ができないかを検証するために、実際に試した結果をまとめたノートです。
今回はAIを用いて統計的に定常性の判定をしてみたいと思います。
AIを用いることでいかに効率化できるのか、体験していただければと思います。
所要時間は10分ほどとなっています。
それでは、さっそく始めていきましょう!
データの紹介
今回検証で得られたデータはsynthetic_time_series_for_stationarityです。
サンプルデータはこちらからダウンロードできます。
1行が1日の値を示すデータになっています。
(白色雑音定常データを取り扱っているため分散がほぼ1で変わらず推移しています)
AIの活用:単位根検定とKPSS検定で定常性の判定を行う
結果を確認します。
単位根検定の結果
p値 2.0*e^(-30) < 0.05 で検定結果は定常と出ています。
KPSS検定
p値 0.1 > 0.05 で検定結果は定常と出ています。
白色雑音定常データに対し、統計的にも正しく定常と判定することができました。
まとめ
今回はAIを用いて定常性の判定を統計的にも正しく行えるか試しました。
結果は白色雑音定常データに対し単位根検定とKPSS検定を適切に実行し、統計的にも定常データと正しく判定結果を得られることを確認することができました。
AIでできることとできないことを把握し、うまく活用することで、データ分析もかなり効率化できそうですね!
AIでデータ分析-定常性の判定:白色雑音定常データの統計的判定 は以上となります!




