記事について
前回gitを使う上での基礎知識をまとめたので、今回はgitのコマンドを記事にしました!
コマンド
コマンド ---local編
以下のコマンドはgitをローカルで使用する際に、知っておくべき基礎知識です!
仕組みさえ覚えてしまえば、とても便利なのでぜひ覚えましょう💪
① git init ⑥ git log
② git add ⑦ git rm
③ git commit ⑧ git branch
④ git status ⑨ git checkout
⑤ git diff ⑩ git reset
① git init
git initはローカルリポジトリを新規作成するコマンドです。
自分がバージョン管理したいワークスペースのルートディレクトリで、git initコマンドを使用することでルート直下に.gitディレクトリを作成します。.gitディレクトリによって親ディレクトリとディレクトリ内のソースをgitで管理することができます。
*既に.gitが存在する場合は初期化されてしまうので注意!
② git add
git addは指定したソースをインデックスに登録するコマンドです。
gitでファイル等の変更履歴を保存するためには③git commitコマンドを使用しますが、③のコマンドを使う前にあらかじめ、git addでステージングする(インデックスに登録すること)ことが必要です。
git add <オプション>のようにオプションを指定して使用する。
③ git commit
git commitは②のgit addによってステージングされたソースの変更履歴を保存するコマンドです。
コマンドを使用するとテキストエディタが起動し、変更履歴にメッセージを残せます。
git commit -m"ファイルを変更"のように、引数に-m"メッセージ"を与えるとテキストエディタを開くことなくcommitできます。
④ git status
git statusはバージョン管理の状態を確認できます。以下は具体的な内容です。
・git add されているけどまだ git commit されていないファイルの一覧
・編集・変更・削除されているが、まだ git add されていないファイルの一覧
・Git管理されていない、かつ .gitignore で管理除外対象にもされていないものの一覧
*引用 https://qiita.com/tommy_aka_jps/items/af536a7c20747f99aa42
⑤ git diff
git diffは指定した指定した2点間の変更差分を確認できます。
commit同士、同ファイル、ブランチ間等、指定できるオプションは多岐に渡ります。
⑥ git log
git logは現在までのcommit履歴を確認できます。
commit履歴には、以下の情報が含まれています。
・originのurl
・現在の場所
・コミットID
・作成者
・メッセージ
git logを確認し、コミットIDから過去のバージョンに戻すことができます。
⑦ git rm
git rmとは指定されたファイルを削除し、リポジトリからも削除するコマンドです。一度commitされたファイルをただ削除するだけでは、リポジトリから削除されません。その為、削除され表示されていないファイルがリポジトリ上に残っており、エラーが生じることがあるので気をつけましょう。
⑧ git branch
git branch はブランチを作成することができます。
ブランチ名を与えることなく使用すると、現在存在するブランチを確認することができます。
⑨ git checkout
git checkout <ブランチ名>はブランチを切り替える為のコマンドです。
コミットしていない変更履歴が存在する場合は、エラーが生じるのでコミットかスタッシュ(一時的にデータを保持する)を行ってから切り替えましょう。
git checkout -b <ブランチ名>でブランチの作成と切り替えを同時に行えます。
⑩ git reset
git resetとは、名前の通り現在の状況をリセットすることのできるコマンドです。
git resetのオプションには以下の三種類が存在します。
git reset --soft
git reset --mixed
git reset --hard
git reset --soft
commit履歴をリセットします。
ワークススペースとインデックスは保持されます。
git reset --mixed
commit履歴とインデックを削除します。
ワークスペースは保持されます。
git reset --hard
commit履歴、インデックス、ワークスペースを削除します。(つまり前回のcommit地点に戻る)
以上のようにgit resetはsoft--mix--hardの順に削除範囲が広くなります。
最後に
今回はgitコマンドについてまとめました。私自身もまだ使いこなせてないですが、実際に使用することで少しづつ慣れていきます。次回はgithubについて記事を書きますので、興味があれば参考にしてみてください!