MojoliciousでWindowsのShift-JISを扱う #Windows

PerlのWeb Application FrameworkであるMojoliciousは、既定のエンコーディングがUTF-8です。

ただ、諸事情によりどうしてもWindowsのShift-JISを扱わないといけないときもあります（外部Web APIがShift-JIS前提とか……）。そんな時に、どうやってやればよいかという話です。

やること

before_dispatchフックでリクエストの文字コードを'cp932'にする
before_renderフックで
- html、json、txtそれぞれのフォーマットのキャラセットに'Shift-JIS'を指定する
- 描画する際の文字コードを'cp932'にする

コード

#!/usr/bin/perl

use Mojolicious::Lite;

hook before_dispatch => sub {
  my $c = shift;

  # リクエストの既定の文字コードを指定
  $c->req->default_charset('cp932');
};

hook before_render => sub {
  # 必要に応じて、各フォーマット毎にcharsetを指定する
  app->types->type(html => "text/html; charset=Shift-JIS");
  app->types->type(json => "application/json; charset=Shift-JIS");
  app->types->type(txt  => "text/plain; charset=Shift-JIS");

  # 描画する際の文字コードを指定
  app->renderer->encoding('cp932');
};

post '/' => sub {
  ...
};

謝辞

Twitterで困ったと呟いたらアドバイスいただいた@hayajoさんに感謝！

Mojoliciousでcp932