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おい!タイトルバグってんぞ! と思われた皆様。安心してください。バグっておりません。

電気回路を嗜んだ方なら、何かあったときについ口ずさんでしまう復活の呪文(まぁ色んな意味で記憶を呼び起こす呪文なので嘘は言っていない)... じゃなくて、カラーコードの覚え方について簡単に書いておこうと思います。
最近回路修理していたときにqiitaで探してみたところ発見できなかったため、ニーズがあるかどうかはわからないものの一応書いておこう。。

後述するカラーコード表の色略称(色の読み方の1文字目)を上から順に読むことでタイトルの「くちあだきみあむはしきぎ」という呪文になるわけです。

カラーコード表

色略称 第一バンド 第二バンド 第三バンド 乗数 抵抗値許容差 その他
0 0 0 1(=10^0) -
1 1 1 10^1 ±1%
2 2 2 10^2 ±2%
3 3 3 10^3 ±0.05%
4 4 4 10^4 ±0.02%
5 5 5 10^5 ±0.5%
6 6 6 10^6 ±0.25%
7 7 7 10^7 ±0.1%
8 8 8 10^8 ±0.01%
9 9 9 10^9 -
- - - 0.1 ±5%
- - - 0.01 ±10%

※「橙色」=「とうしょく」から「と」と略されるケースもある。「だいだいいろ」と読むケースもあり「だ」と略されることが多め。

利用方法・利用例

抵抗に記載されている線の本数によって利用方法にバリエーションがあります。 と書いたものの、3線表示・4線表示・5線表示・6線表示がありますが、よく見かけるものは4線表示と5線表示ですので、この2つを例としてピックアップします。

4線表示

左から、第一バンド、第二バンド、乗数、抵抗値許容差を当てはめていくことで抵抗値を計算できます。

茶黒橙金の場合、
10×10^3±5% → 10kΩの抵抗誤差±5%の抵抗

5線表示

左から、第一バンド、第二バンド、第三バンド、乗数、抵抗値許容差を当てはめていくことで抵抗値を計算できます。

茶黒黒橙茶の場合、
100×10^3±1% → 100kΩの抵抗誤差±1%の抵抗

おわりに

一度覚えてしまうと忘れないものの、覚えるまでは「こんなの覚えられるか」と思っていた自分を思い出しました。
復活の呪文は意味不明な文字になりがちですからね。
ドラクエのぺぺぺぺ...とか。

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