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sambaの『NT_STATUS_ACCESS_DENIED』で苦しんだ記録(Ubuntu 18.04)

Last updated at Posted at 2018-11-15

前提

私はエンジニアではなく、基本的に趣味でしかLinuxを使っていない万年初心者です。
ふだんはあまり投稿しませんが、10時間近く苦しんで倒れかけたので、同じ苦労をする人を少しでも減らしたいと考え、思い切って共有することにしました。

やろうとしたこと

Ubuntuで新しくマウントしたハードディスクのルート配下をsambaの共有ドライブにする

ユーザー名もパスワードも正しいのにアクセスできない!

Windowsから共有ドライブを開くと、パスワード入力画面が出ました。正しいパスワードを入れても開きません。smb.conf を何時間もいじり倒したのですが解決せず。

原因はフォルダのパーミッション設定にあった

Ubuntuでは、『ディスク』でハードディスクをマウントすると、デフォルトで**/media/配下となります。
ところが、通常
/media/**配下のパーミッションは制限がかかっています。これが原因でした。そこで

sudo chmod 777 /media/
sudo chmod 777 /media/user/

を実行したところ

user@server:/media/user$ pwd
/media/user

user@server:/media/user$ ls -al
drwxrwxrwx+ 4 root root 4096 11月 15 03:26 .
drwxrwxrwx 3 root root 4096 11月 12 11:53 ..
drwxrwxrwx 4 samba sambashare 4096 11月 15 12:12 hdd1

となり、Windowsからも無事アクセスできるようになりました。
考えてみれば至って単純な話なのですが、sambaでトラブルがあるとsmb.confに原因を求めがちで、盲点となっていました。
/media/のような浅いフォルダに権限をつけてしまうのは気持ち悪いのですが、とりあえずこれで……。

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