Dataclips とは
Heroku Postgres にリクエストするクエリーを保存し、CSV,JSON,xlsファイルにエクスポートする機能。
利用用途
リレーショナルデータベース(Heroku Postgres)に保存されている(最新)情報を、特別なツール無しに、SQL 構文をしらない非開発者でも収集できるようにする Heroku の機能。
利用までの流れ
- 開発者がデータを収集するための SQL 文(クエリー)を作成、Dataclips として保存
- Dataclips の URL を、情報入手したいユーザーに共有
- 入手したURLに .csv , .json , .xls を追加することで、各形式のファイルを https (https://dataclips.heroku.com ではじまるURL)でダウンロード可能
注意点
- 1分以上データが古くなった場合、クエリーが再実行される
- 10分以上かかるクエリーは実行されず、キャンセルされる
- Heroku Postgres の場合、Standard 以上であれば、参照可能なユーザーを データベースにアクセス可能な、Heroku アカウント保持者に制限可能(元々のURLは推測しにくい文字列なので、URLが漏洩しない限り、Standard 以下でも安全に運用可能)
- 戻り値としての最大レコード数は 10万行
その他利用方法
利用ツール(クライアント)が Google Spreadsheet の場合、IMPORTDATA 関数でデータを埋め込む事が可能。
その場合、Google Spreadsheet のデータ更新頻度が1時間毎なので、Postgres 上のデータを更新してもすぐに Google Spreadsheet に反映されない場合あり。