iOS開発では、プロジェクトで指定されたSimulatorをそのまま使うことが多いと思います。
自分も普段は指定された端末を使っていますが、次の点が気になりました。
- 最新端末だけで問題ないのか
- 小型・大型端末でも確認すべきか
- 過去のデバイスでテストする必要はあるのか
結論
すべてのiPhoneでテストする必要はありません。
画面サイズや性能の特徴が異なる端末を、代表として選ぶのが現実的です。
| 目的 | 端末例 |
|---|---|
| 普段の開発 | iPhone 17 |
| 小さい画面の確認 | iPhone SE(第3世代)またはiPhone 13 mini |
| 大きい画面の確認 | iPhone 17 Pro Max |
| 古い端末での性能確認 | iPhone 11などの実機 |
普段の開発は標準サイズ
日常的な実装や動作確認では、iPhone 17のような標準サイズの端末を使います。
大きすぎず小さすぎないため、基本的なレイアウトを確認しやすく、開発時の基準端末として扱います。
小型・大型端末でも確認する
小さい画面では、次のような問題が起こりやすくなります。
- ボタンやテキストが収まらない
- キーボード表示時に入力欄が隠れる
- 画面下部のボタンが押しにくくなる
ホームボタン付き端末も対象ならiPhone SE、全画面型の小型端末を確認したい場合はiPhone 13 miniが適しています。
一方、iPhone 17 Pro Maxのような大画面端末では、余白が広すぎる、画像が大きくなりすぎるといった問題を確認できます。
過去のデバイスは必要か
アプリのサポート対象に含まれているなら、過去端末での確認も必要です。
ただし、iPhone 11、12、13、14をすべて試す必要はありません。画面サイズや特徴が似ている端末は、代表する1台に絞れます。
過去端末のSimulatorでは、主に次の項目を確認します。
- 画面サイズ
- セーフエリア
- ノッチやホームボタンの違い
- レイアウト崩れ
一方、処理速度やメモリ不足、スクロールの重さなどはSimulatorでは正確に確認できません。
画像や動画、地図、長いリストなどを扱うアプリでは、iPhone 11など、サポート対象内で比較的古い実機でも確認した方が安全です。
まとめ
普段は標準サイズの端末を使い、画面実装後に小型・大型端末でレイアウトを確認します。
さらに、リリース前には古い実機で性能面も確認します。
すべてのiPhoneを試すのではなく、次の4種類に分けて考えると整理しやすくなります。
- 標準サイズ
- 小型端末
- 大型端末
- サポート対象内の古い実機
指定されたSimulatorを基準にしつつ、端末ごとの特徴を代表する数台を追加するのが、現実的なテスト方法です。