はじめに
AWSが開催するワークショップの「AWS JumpStart 2023 設計編 」に参加してきました。
AWSビギナーのエンジニアの方々を対象とした実践的な研修プログラムで、講義やハンズオンを通してAWSのサービスの理解を深めていく内容になっています。
※注:スライドや資料の掲載許可はいただいております。
参加日
2023年8/8(火) - 8/9 (水)の二日間参加しました。
定期的に行われているようで、今回が4回目の開催の様です。
スケジュール
下記のタイムスケジュールで進んで行きました。
各パートの詳細については後ほど記載していきます。
使用ツール
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Zoom
オンライン開催なので、Zoomに参加して受講しました。
基本的に研修中は繋ぎっぱなしで、講義パートやアーキテクチャ解説時には画面共有して資料を映しながら進めました。 -
Slack
講義内容に対する質問やハンズオンのトラブルシューティングは主にSlackで行いました。 -
Miro
二日目の構成図を書くときに使用しました。
講師の方がAWSのアイコンや構成図のサンプルなどを事前に用意してくださったのでスムーズに取り組めました。
事前学習動画
開催日までに下記2つの動画を事前に視聴しておく様にとの事でした。
AWSの基本的なサービスについての解説動画です。
AWS Certified Solutions Architect - Associate試験に向けての講義動画になっていました。
はじめてのアーキテクティング (60分)
AWS入門 (3時間)
プログラム
1日目
講義パート(アーキテクティングのコツ)
事前学習動画で学習した内容の振り返りや、規模やフェーズに合わせてたアーキテクチャのパターンを解説していただきました。構成を考える時に意識しないといけない箇所を学ぶ事ができました。
EC2ハンズオン
ハンズオンでAWSマネジメントコンソールから、VPCとサブネットを作成して、その中にEC2インスタンスを作成しました。(AWS側で講義用アカウントを用意してくれてました)
その後、立てたEC2インスタンスへSession Managerを使用してログインするところまで行いました。
上記の構成でALB+ECS+RDSハンズオンを行いました。
ALBやRDSは業務でも使用したことがあったのですが、ECSは使った事がなかったので学びが多かったです。
RDSのフェイルオーバーの挙動確認や、ECSのタスクを一つ落とした場合の挙動なども確かめました。
2日目
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クイズ
2日目の最初は振り返りも兼ねてクイズ形式で数個問題を解きました。
基礎的な物から悩む物まであったので良い振り返りの機会になりました。 -
個人でのアーキテクチャ検討
とあるシステム会社の新規システムを作るという体裁でインフラの構成図を作ってみよう!と言う課題でした。
システムの規模、要件、機能などの説明があり、それらを満たせるような構成を考えるワークでした。
まずは個人で考えて、Miroで構成図を書きました。 -
グループでのアーキテクチャ検討
個人で考えた後は、少人数のグループ(自分のグループは3人でした)に分かれて一緒に構成図を考えるグループワークを行いました。
各自考えた構成を説明してお互いの良いところを取り入れてグループで一つの構成図を作成していきました。 -
公開中間レビュー
途中で希望者はAWSの方に構成図の中間レビューをしてもらうことが出来ました。
自分たちのグループも立候補したのですが、抽選で外れてしましました。
3グループくらいのレビューを見て、後ほど自分たちの構成図にも良いところや考慮が漏れていたところを追加しました。 -
成果発表
最後に自分たちの作成した構成図の成果発表がありました。
抽選で選ばれた3グループくらいのチームメンバーが発表する形式でした。
グループによって構成図が少しずつ違ったり、自分が知らないサービスを組み込んでいたりしたので勉強になりました。
ふりかえり
AWS公式のイベントには初めて参加しましたがとても学びが多かったです。
以前から疑問に思っていたことを、Slackの質問チャンネルで質問できたので、悩みを解消できました。
また、アカウントを提供してくださったので、料金などを気にせずハンズオンで学ぶことが出来ました。(自分のアカウントでやると結構料金かかるので...)
講師の方も研修中飽きないように工夫を凝らしてくれていましたので、楽しく受講できました。