UX に関してズブの素人なのでお気づきの点ありましたらビシバシご指摘ください。
方法論
User Story Mapping
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AgileUCD の第一人者であるJeff Patton が推奨する手法
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Scrum とHuman Centered Design の協調のため、User Story をBig Picture にMapping するための手法・考え方
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ストーリーマッピングは、ストーリーの山を作ったとき、とかく見失われがちな全体像を提供するためのテクニックである。 - ユーザーストーリーマッピング
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Activity
- Steps
- Details
- Steps
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詳細は本を読んだほうがよさそう
- ユーザーストーリーマッピング http://www.oreilly.co.jp/books/9784873117324/
- Sample(英語): http://cdn.oreillystatic.com/oreilly/booksamplers/9781491904909_sampler.pdf
- 追記: 読んでよかった。というかむしろこの概念無しにスクラムを導入してはいけないのでは。。というレベル。
Customer Journey Map
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Adaptive Path のChris Risdon という人が提唱?した手法。
- Experience Mapping
- Service Blueprint (Inside-out)
- Customer Journey Map (Outside-in)
- Experience Mapping
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2つの観点:Inside-out (事業者視点) と Outside-in (顧客視点)
- Service Blueprint はInside-out と親和性が高い
- Customer Journey Map はOutside-in と親和性が高い
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サービスデザイン方法論2014 第2回:カスタマージャーニーマップ レポート - UX INSPIRATION!
- http://uxxinspiration.com/2014/06/customer-journey-map/
- CJMの活用:AS-IS と TO-BE
- カスタマージャーニーマップやサービスブループリントを作成するときは、このマトリクスのどの部分についてモデリングしているのかを意識することが大事
- ペルソナごとに作る
- それぞれ感情が異なるので。
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IA Summit 2012: Mapping the Experience - Chris Risdon
構造化シナリオ法
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エクスペリエンスビジョン というフレームワークに出てくる手法。
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主に下記を定義するフレームワーク
- バリュー: 価値 (Why)
- アクティビティ: 活動 (What)
- インタラクション: 操作 (How)
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この中のアクティビティシナリオの成果物の1つとして、カスタマージャーニーマップを作成してもよい
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インセプションデッキとの関係性
- 「インセプションデッキでやっていることをすげー細かくやるとこういうアプローチになるような気がする。」
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Agile, Lean との関係性
Q. Experience Visionはウォーターフォールに近い印象。AgileやLean Startupとの比較は?
- リリースはしないが、Quickにものをつくるという点でAgileやLean Startupに似ている
- 評価を繰り返して本質に近づいて行く
- むしろリリースしなくても評価できる方がQuickである
方法論の比較
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ユーザーストーリーとDtoD、シナリオとカスタマージャーニーなんかのまとめ(&偏見) - ウィリアムのいたずらの開発日記
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User Story Mapping は、スクラムにおけるユーザーストーリーを、時系列かつ優先度を考慮して並べる手法
- 所感: To-Be の定義に用いるのがよさそう
- Agile を意識している
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カスタマージャーニーマップは、Outside-in (顧客視点) でアクティビティフローを可視化する手法
- 所感: As-Is の分析に用いるのがよさそう
- 感情にも観点を置く
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構造化シナリオ法
- 所感: 全体的な成果物の整理によさそう
- Agile を意識していない
所感
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エクスペリエンスビジョン とUser Story Mapping が、レイヤが異なるがそれぞれ妥当性がありそう
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エクスペリエンスビジョン は、ソフトウェア開発における全体的なフレームワーク
- 但し、Agile, Scrum との関係を定義していない (無視している)
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User Story Mapping
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エクスペリエンスビジョン の構造化シナリオ法が考えやすそうだが、成果物がスクラムのものと被るっぽい
- アクティビティシナリオ、インタラクションシナリオ
- User Story, デモ手順
- アクティビティシナリオ、インタラクションシナリオ
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ビジネスゴールの定義やペルソナの定義はスクラムで出てこないので、その部分は利用してもいいかもしれない
- インセプションデッキとの関係性が気になる
- インセプションデッキを詳細にやるとエクスペリエンスビジョンになる、との噂もある
- インセプションデッキはペルソナが1人しか定義できないので、PO からすると抽象的なものしか書けないのかもしれない
- => インセプションデッキを最上位概念とおいて、ブレークダウンとしてエクスペリエンスビジョンのバリュー記述にてペルソナの定義をするとよいかも
- インセプションデッキとの関係性が気になる
方針(案)
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開発に1スプリント先行して、PO とデザイナでUX 定義を済ませる?
- ペルソナの決定、ユーザーストーリーの定義、デモ手順の定義
- User Story Mapping に従う
- どこが最も価値があるか?などの問いを適切に定義
- UX 定義のアウトプットとして、ワイヤーフレームとデモ手順が作られる
- 後続のスプリントで、開発側はそのデモ手順を満たすための実装を行う
- User Story Mapping に従う
- => どうやらあまり良くないらしい
- ペルソナの決定、ユーザーストーリーの定義、デモ手順の定義
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UX 定義のためのインプット
- ペルソナ
- 状況
- ゴール
- etc... (User Story Mapping を確認する)
その他: 参考
UX について
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5つのS がうまい
- Surface
- Skelton
- Structure
- Scope
- Strategy
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UX トレジャーマップ
- 成果物のリスト
- 中には微妙なものも混じってる?
HCD (Human centered Design)
HCD に関する日本での取り組み
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構造化シナリオ法がわかりやすそうだが。。
- 海外では普及していない?
- スクラムにはどう組み込む? => あまり情報が無い
- インタラクションフローが、ユーザーストーリーと被ってる?
- => ユーザーストーリーの、デモ手順と被ってるっぽい。
- インタラクションフローが、ユーザーストーリーと被ってる?
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20100323 Agile Ucd - 川口 恭伸
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http://www.slideshare.net/kawaguti/20100323-agile-ucd
- 第6回HCD-Netサロン|ソフトウェア開発とHCD にて紹介されている
- スクラムは「どうやって作るか?」
- HCD は「どうやって役立つか?」
- AgileUCD において、Jeff Patton が第一人者だとのこと
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http://www.slideshare.net/kawaguti/20100323-agile-ucd
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日本のHCD, 人間中心設計推進機構 を見る限りでは、スクラムとの協業にそこまで力を入れているようには見えない
海外、またはスクラムとの関係について
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User Story Mapping
- Jeff Patton が認定プロダクトオーナー研修で推奨
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Lean UX
User Onboarding
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ユーザーが最初にサービスに訪れた時に いかにそのサービスの最初の体験をさせ ユーザーを優良顧客にしていくかのプロセス
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CSS Nite LP33フォローアップ(6) - 土屋 尚史さん(グッドパッチ)
参考(になりそうな) 書籍
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User Story Mapping - Jeff Patton
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エクスペリエンス・ビジョン: ユーザーを見つめてうれしい体験を企画するビジョン提案型デザイン手法 - 山崎 和彦
- http://www.amazon.co.jp/dp/4621085654
- 以前ワンダーラストでも使ったフレームワーク
- ワークショップの記事: http://uxxinspiration.com/2014/11/structured-scenario/
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一人から始めるユーザーエクスペリエンス - 長谷川 敦士
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Lean UX ―リーン思考によるユーザエクスペリエンス・デザイン (THE LEAN SERIES) - ジェフ・ゴーセルフ
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Running Lean ―実践リーンスタートアップ (THE LEAN SERIES) - アッシュ・マウリャ
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Lean Analytics ―スタートアップのためのデータ解析と活用法 (THE LEAN SERIES) - アリステア・クロール
参考アカウント
- Hiroki Hosaka さん